2017年12月24日日曜日

クリスマスツリーと人力発電

 クリスマスツリーと人力発電、いったいどーゆー関係があるのかって? まぁ、確かに無関係そうですが・・・。でも、ツリーにはイルミネーションはつきものですね。そーゆーことです。

発電と運用を担当してくれているECO推進室のメンバーの学生諸君です。実際のメンバーはもっとたくさんいるのですが、大賀君が訪ねていったときは、こちらのメンバーということです。外が明るいので、ちょっと見えづらいのですが、イルミネーションが点灯しています。
 
 


こちらの写真の方が、イルミネーションが分かります。ECO推進室は、学内外の環境改善、維持活動に取り組んでいる大学学科間に跨る横断組織であり(リンク)、人力発電で充電した再利用型の電池(エネループ(リンク))の学内配備と回収も行っています。



これによって、身近で小電力のものは、我々が汗を流して(^_^)作れることが分かります。ありがとうございます!!! 多くの学生がそのようなことを体験し、ECOや節電、循環型社会への理解や意識を向上してもらいたいと思います(いけません。上から目線ですね)。まぁ、私は必要以上に飲んだり、食べたりする習性?が直らず、ECO的な人間ではないので、説得力がないです。



これが人力発電による発生電力を充電したバッテリーです。容量は220Whです。要するに、220Wの電力を1時間使用できるエネルギーを貯蔵できるものです。100Wのものであれば、2時間ちょっと使用できることになります。

 
家電の必要電力は以下のページで一覧できます。ポータブルのものは、こんなに小さいの?って感じではないでしょうか?
 
私は、今の発電自転車で100Wちょっとがいっぱい、60Wはまぁまぁ、
40Wは楽勝です。2時間くらい出来そうです。その場合は、80Whとなりますね。実際は1日でそんなに漕いだことはほとんどありません。


こちらが、システム開発と運用を担当している情報工学科4年の大賀君です。今は、KAITアリーナのトレーニングルームに設置する発電システムを開発しています。卒論に間に合うのでしょうか? 今度のものは、漕ぐときの姿勢を最適化し(姿勢と筋力の関係をテーマにしている人もいるようです)、より大きな発電電力を生み出す予定です。

 発電量は以下のサイトで確認できます。発電作業そのものは、ちょっとした苦行です。また、必ずしも減量にはつながりません。その後の食が進みます。何が楽しくて/嬉しくて人力で発電をするのか?というのは、大きなテーマであるように思えます。でも、意義はあると信じていますので、そのうち、大きな風が吹くことを期待しています。
 
人力発電電力量ランキング
http://kait-humanpowergeneration.appspot.com/

2 件のコメント:

  1. とても大学らしく、教職員と学生を和ませる、好感の持てる記事です。
    ・学んだことを忘れてしまった後に残るものこそが教育である。(Einstein)
    ・好感を持って使われているものの基盤こそが真の技術である。(自作)

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  2. コメント、ありがとうございます。

    一部の学生の力でも、学内5000人のパワーは大きいと思います。
    メンバーや彼ら/彼女たちの周辺の友人たちとともに、大学全体として、よりECO活動や省エネ、循環型社会に対する意識を高めたいと思います。5000人は、私の出身地である北海道では、(一つの大きな)町になる人数です。その力は大きいはずです。

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