2014年5月21日水曜日

オーストラリア大陸縦断チャレンジWSC2013 砂漠編6

10月9日(17日目)

日の出前から、修復したアッパーカウルがうまく機能するかテストの準備です。強い日差しを完全に捕らえれば、100Vで10Aくらいのエネルギーを生み出すので慎重な扱いが要求されます。

晴天!発電しまくりです

どうやら順調にバッテリーを充電しはじめたので、私は川口先生と残りの日程に向けてスーパーマーケットに買出しです。

ここまで一緒に来てくれたダンカン親子とはここでお別れです。ここから先はトレーラーの運転は塙くん一人です。ミッチェル君に、大きくなったら日本に来いと言ったら、「んー、いいよ」だって。

アリススプリングからは飛行機で引き返す

ダンカン親子に見送られながら走り出したSPIRIT、スタートから100mくらいでドライバーの真庭くんから無線が入りました。

「煙が出ています」

こんなシーンを見るのは、いったい何度目だ・・・

幸い、軽微なトラブルだったようでその後は快走、巡航速度75km/h で450キロを走破しました。

これがSPIRIT号の本来の性能です。初っ端からこの状態だったら、きっと総合順位でもいいところまで行けたに違いないと、メンバーみんな思ったはずです。
(ちなみにチャレンジャークラス[4輪]のトップチームは翌日の午前にはゴールしてしまうのでした)

カルゲラでコントロールストップ(30分)
ここでドライバーチェンジとサポートカーに給油

この日は結局カルゲラ(Kulgera)を通過してドライバーを山田くんに交代、マーラ(Marla)まで到達することができました。
「よく直ったな・・・」オブザーバもびっくりです

傾く夕日で充電しながら配線の補修

つづく

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