何とか会場につきました。会場は沖縄工業高等専門学校です。暖かいと思っていましたが、沖縄のテレビのニュースにもあったとおり、寒い日でした。丘の上に立つ校舎で、このあたりは名護市辺野古と言われる地域です。この高専は全寮制で、名護の街からは離れています。勉学に集中するという経験は人生の一時期必要だと思います。
発表中の屋良君(修士1年)
発表タイトル:超音波測位システムにおけるセンサ取付誤差に関する考察と検討リハーサルどおりにできたでしょうか?自分で納得のいく発表と質問対応ができたでしょうか?彼の自己評価を聞きたいです。普段どおりできることは、意外と難しいものです。確かに彼の担当領域は広いです。他大学の先生や企業の研究者の方から多くの質問があったことは喜ばしいことです。
会場の沖縄高専は、去年10周年を迎えたようです。まだ、新しさが残っていて綺麗な教室でした。左のブルーのワイシャツは、今回の彼の発表を指導したIO先生です。先生のほうが、ドキドキしている場合大ありです。質疑応答を含め、このときの先生の胸中はいかがだったでしょうか?
こちらの発表は富上君(学部4年)。
発表タイトル:気圧情報を利用した在階推定方法の提案と評価実験初めての学会発表はどうでしたでしょうか? 相変わらず、研究室と同様に淡々?としていたように見えましたが。彼曰く、「緊張しているどころではなかった」
見学した一同。左は今回の研究会に同行した岩崎君(学部3年)。7月の学会発表が予定されており、今回は聴講ということで、学会そのものを勉強に来ています。たしかに、一度は行かないと雰囲気が分かりませんね。
3月の学会は各大学の修士の発表が多い季節です。他の大学の発表内容やスライドの作り方などを見て、彼らはどのように感じたでしょうか? 他大学のよいところを積極的に吸収するとともに、後輩にも伝えていってほしいと思います。教員も刺激を受けるところ大です。
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追記:舞台裏というか付録
学会発表と言う表舞台、綺麗どころだけでは、当然あり得ません。ここでは、補足情報として舞台裏のもようを特別付録として、追記します。
発表練習をホテルの中でも行いました。そんなこと、研究室でやっておけ、というご指摘は正しいです。でも、止むにやまれぬ理由があるときもあるのです。
発表練習中の屋良君。本来原稿提出のときにまとまっているはずなのですが、その後いろいろあって、発表目前で落とし前がつきました。来年度からは、最終学年とも言える修士2年なので、そのようなドタバタは今後は許されませんよ。キビシーーー。(アップしているわけではないです。部屋が狭いので、接写になっています)
同じく発表練習中の富上君(トミーで本ブログでもおなじみ)。実家(茨城)で練習やっていたの?という質問に対して、「忙しかったので、・・・」との回答。いけません。忙しい、という抽象的、漠然とした言い訳は全く理由にはなりませんよ。キビシーーー。
■その他
到着日の夜、屋良君とトミーと夕食に行ったとき、清原先生と清原研の学生と遭遇。我々も隣の席で食事をしました。メインディッシュとともにお代わり自由のサラダバー(ご飯やカレーもあり)から食べました。清原先生から、「○○先生(私のこと)、よく食べますね」との発言。キビシーーー。確かに、ご指摘は甘んじて受けます。本学科では、「自分のことを棚にあげておかないと、学生の指導はできない(TT先生談)」という共通認識というか合意形成があります(本当か?)。
初日は開始が午後からだったため、午前中にホテルの近くの海岸を歩きました。私の心の記憶の海は「北の海(湖もある)」なのですが、やはり沖縄の海は格別ですね。
さきほどの地点から100mも離れていないと思います。雰囲気が大きく変わって写っています。何だかおとぎ話の世界の風景のようです。たくさんの幼児が保育師さんに連れられて散歩していました。幼児が幸せな国は将来も明るいと思います。
何とか、発表を終えました。明日は、帰着日です。那覇空港に行く途中でカーナビが暴走しなければいいのですが・・・
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