2016年2月6日土曜日

神奈川工科大学厚木市子ども科学館さんを訪問しました

 まず、名前に驚きますね。これは、本学が厚木市子ども科学館さんとネーミングライツ・パートナー契約を結んでいるからです。味の素スタジアム、京セラドーム、楽天Koboスタジアムなどは、その例ですね。

 今日は、エビちゃんが、この神奈川工科大学厚木市子ども科学館さん(リンク)を訪問しました。何のためにって? Good Questionです。エビちゃん開発の“創生電力マネージメントシステム”に関しては、1年ほど前に学会から受賞したこともあり(リンク)、本ブログにも記事を書いてきたところですが(リンク)、(テレビにも出ました(リンクリンク))今回はその件に関する相談でした。

 “創生電力マネージメントシステム”は、現在、学内のECO推進組織である“チーム みどり”(リンク)によって運営されていますが、定常運用するにつれてシステムの様々な問題点!!!が露呈してきました。

 その一つに発電するエアロバイクの保守性や利用時の騒音があります。そこで、発電自転車を自作されておられる同科学館の菅原さんを訪問させていただきました。なお、その他の問題点はエビちゃんが解決中です。2月の学会の研究会で発表予定です(リンク)。


まず、自分の開発システムの概要を研究室のホームページにアップしている動画(リンク先の動画を見つけてください)を見ていただき、そして現在取り組んでいるスマホで実現しているVirtual Realityのデモを実演しました。そのうち、ホームページにその動画をアップします。インパクトがあります。ご期待ください。

発電自転車を見学する前に、菅原さんが設計、製作された手回し発電機による電球点灯システムを試しているエビちゃん。点灯させる電球の数によって必要な電力が異なり、そのための力が大きく変わることを体感したようです。このように、子どもたちが実際に体験できる装置を自作されているようです。素晴らしい取り組みですね。


発電自転車を実際に使わせてもらいました。手でペダルを回せる軽さでした。それでも、扇風機やパトライトを動作させることができました。当方が所有している発電エアロバイクに比べて、動作時の騒音が小さく、また、保守性も高いものでした。


 菅原さんは、常に改良を考えておられるようです。頭が下がります。今日、見学させていただいた発電自転車システムは、以前菅原さんが設計、製作されたもの(リンク)とは、ちょっと異なりました。現在も発電電力の向上や保守性の向上を目指した開発を計画中とのことでした。スマホから新たな発電自転車の概念図を読み出し、説明してくれました。いいタイミングで、我々は訪問しました。これも、我々の嗅覚の鋭さです(^_^)。

 情報システムは使われてナンボのもの、と常々言っています。エビちゃんのシステムは現在学内で使われていますが、彼が卒業後も利用されるためには、保守性の改善は必須です。その意味でも今日の訪問は大きなステップになったと思います。今後が楽しみです。
 

 

 


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