2016年9月12日月曜日

ラトビアで発表してきました

9月といえば,学会シーズンです.国内,国外での発表の報告が多数あるのではないでしょうか. そこで,2名の4年生がラトビアで開かれた学会で発表してきたのでレポートしましょう.
学会は,International Workshop on Informatics です.ラトビアの首都リーガのAvalon hotel で 8/29-31の日程で開催されました.

教員は関西出身ということもあり,費用を安くすることを考えます.この学会,H科からも先生が参加されましたが,その航空運賃の半額で行ってきました.その分,時間もかかります. カタール航空で 8/26 の夜 成田を出発し,朝の3時ごろカタールの首都ドーハに到着します.3時間程度の乗り換え時間で,引き続きストックホルムまで飛び,12時ごろに到着します.

そこで,地図を見るとわかりますが,ドーハからストックホルムって,まっすぐに
飛ぶと,撃ち落とされることがわかります.以下ような飛び方になります.


そうです. シリアとかイラクとか,ウクライナとか問題地点をすり抜けて行きますので時間もかかります. 真夏の日本28度から 最高気温43度のドーハへ行き,すぐに最高気温15度のストックホルムです.さて,ストックホルムからはバルト海対岸のリーガまであとワンフライト. 今度はボンバルディアのプロペラ機になります.

1時間ほどのプロペラ機でのフライト. リーガに無事到着しますが,日本を出てから24時間以上たってました.
 リーガの空港のバッゲージクレームでは同じく日本から来た学生たちが呆然としています.本学のD科の大学院後期過程の学生もいました.どうやら呆然とする人たちに共通なんは,フィンエアーで関空からヘルシンキ経由で来た人です. とりあえず,奈良先端の学生も含めて,荷物は待ってもでないから,窓口にクレームタグを持って行って確認しろ と言って,我々はさっさと会場ホテルに向かいました. 私はリガは2度目なので迷うことなく移動しますので,静岡大学の先生が私についてきて,バスチケットの購入やバス乗り場を確認して,呆然とする学生の世話に戻っていきました.本学のD科の学生も世話になりましたね. (荷物は1日遅れでホテルに届いたようです.40ユーロももらえたようです)

さて,初日はレセプションのみ出席して終了です. さて,翌日は朝から学会です.



リガ工科大の先生の挨拶で始まります.この先生,半導体の先生で,本学との共同研究などできないかと打診されたのですが,受け先がなく,断念した先生です.

さて,I科の4年生2名とも初日朝および午後のセッションでした.実は最初のセッションは教員が座長でしたのでこの日頑張れば教員,学生ともに今回のミッションの大半が終了することになります.



2人とも発表は無事終えましたが,質疑がなかなか大変でした.質問の内容がまずわからない,わかっても英語が出てこない. あとから聞くと,英語をもっと勉強する必要性を感じたとのこと. 実際に経験して,感じてくれて,今後勉強してくれれば,この経験は生きると思います.

ほっとしたら,あとはバンケットと市内散策ぐらいでしょうか.







今回は,食事中に欧州限定ポケモンをゲットするなど別の楽しみもあったようです. ちなみに欧州限定ポケモンとは,以下です.




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