2015年12月3日木曜日

ドコモ 企画部門の方の講演 - i-Androidの会 番外編 -

 第一線のビジネスの分野で働いている方のお話をお聞きすることは、学生とともに教員にとっても有益、刺激的なものがあります。昨日2日に、NTTドコモの移動機開発部のシステム企画担当の方に、本学にご足労いただき、講演してもらいました。

■講演タイトル
生活を便利にするデバイス連携プラットフォーム: Linking

Linkingについては、
ドコモの報道発表
https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2015/11/25_00.html
プロジェクトのサイト
https://www.makuake.com/project/tomoru/
をご確認ください。

 講演の内容
IoTの普及を目的としたドコモの取り組み(Linkingプラットフォーム)の展開とLinking規定IFの紹介

 本学の学生さんに連携サービスを検討いただき、アプリ作成もしてほしい、ということで来訪してくれました。期待されるってゆーことは、ありがたいことですね。


IoTを技術開発という観点ではなく、誰もが簡単にそのサービスを実現、享受することができるプラットフォームとすることをコンセプトとしています(と、解釈しました)。確かに、今はIoTという言葉が先行し、実際への浸透はこれからという状況ですね。現段階の主なシーンは、ビジネスの場面で、これまで人手がやっていたことの置き換えという要素も強いように思えます。


はじめにドコモさんの現状の紹介もありました。結構、ガンガン話をしてくれました。***億円赤字を出して****。SNSに出さなければ・・・という声も聞こえました(空耳か?新聞にも出ているはずです)。グループ企業に多数の学生が入っているので、親近感もあるのだと思います。付加価値共創企業ということで、さまざまな業種との連携による新たな価値を模索しているようです。その中に、我々もいる、ということですね。自惚れか?そうじゃないです。


大学院講義室で開催しました。学生諸君からも活発な質問がありました。よい質問というか、行儀のよい質問ばかりでしたね(日頃の指導のおかげ?)。ワタシ的には、返答に困るような質問もしてほしかったです(笑)。講演された石川さんは役員秘書の経験もあるので・・・。門外不出の役員会の資料は、石川さんが作っていたと思われます。
 

 というわけで、プラットフォームについては、改めてデバイスを入手した段階で試用して、卒論のテーマ、グループワークの教材としての利用を考えたいと思っています。技術の話もありますが、学生がビジネス最先端の方のオーラをどこまで感じてくれたか、というところが大いに気になるところです。実際、彼の下で働くことになる可能性の学生もいるので、彼の感想はぜひとも聞きたいと思っています。

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