神奈川工科大学ではキャリア就職課を中心に、教職員で学生の就職活動の支援をしています。特に就活が本格化する3年生の前期から就活セミナーという形で様々な支援がなされています。
この大学全体のセミナーに加えて、本年度は、5月のこの時期に学科独自の就活セミナーを開催しました。本年度からインターンシップ制度の見直しがあったことを学生に周知するとともに、インターンシップが本格化する前に、情報工学科の学生に特化した就活のポイントを伝えることを目的とした開催です。
セミナーでは、キャリア就職課の根岸課長代理から、まず、大学の支援体制やインターンシップの活用方法の紹介がなされました。
就活セミナー模様 |
そのあと、既に内定を獲得した4年生から、インターンシップの活用方法を含めた、就活体験談の紹介をしてもらいました。体験談の紹介は質疑応答形式で行ったのですが、質問としては、
- インターンシップはいつくらいから準備して何社くらい行ったのか
- 企業はどのように探したのか
- 学業と就活はどのように両立したのか
- もう一度就活をするとしたらどんなところを直したいか
- 就活で悩んだ時にどのように解決をしたのか
- 後輩へのエール
といった、まさに学生が知りたい内容をお題として答えてもらました。就活セミナーに協力してくれた、塩野研究室所属の宮下君、松本・鈴木研究室所属の小林君からは、丁寧に、かつ、具体的に回答をしてもらいました。
4年生の就活体験談 |
教員として聞いていて、印象的で、学生の皆さんにとっても役立ちそうな回答としては、
- 自己分析の手段として1日の会社訪問(オープン・カンパニー)を活用した
- 何社かのオープン・カンパニーに参加することで就職したい企業についての評価軸ができた
- 大学に来ている求人、インターンシップ先の情報はもっと早くから活用すべきだった
- 情報関係でない資格でも目的をもって取得したものは就活でも役に立った
といったものがありました。
学部の3年生、修士の1年生にとっては、これから約1年間の就職活動が始まります。納得できる就職先が決まるように、学生の皆さんには、計画的に就活を進めてほしいと思っています。教職員一同で、しっかりとサポートをしていきたいと思っています。
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