2008年10月16日木曜日

教員が執筆・翻訳した本

本学の本学科の教員が執筆した本の紹介です。 本学他学科の先生との共著も多いです。著者名に以下の印を付けさせていただきます
本学科に所属したことのある先生 下線
現在も本学科に所属している先生
現在、他学科に所属している先生
現在、他大学に所属している先生
あるいは退官なさった先生

文章や画像はamazon.co.jpから引用させていただいております。
掲載順は、発売日が新しい順です。

よく分かるワイヤレス通信 田中博 風間宏志
東京電機大学出版局 (2009/03) ISBN-13: 978-4-501-32690-6


ワイヤレス通信工学に関して、わかりやすく、平易に解説。数学や電気電子工学の知識を前提とせずに学習できる。

リレーショナルデータベースの実践的基礎 速水治夫
コロナ社 (2008/12) ISBN-13: 978-4339024357

データベースの入門書。一貫した具体例を通し(説明のための例題は極力排除して)、データベースの必要性を理解し,リレーショナルデータベースを実践的に使用できる内容になっている。そのため詳しい理論などよりは,実践的な内容の説明に重きを置いている。

グループウェア - Web時代の協調作業支援システム 速水治夫五百蔵重典、古井陽之助(*1)服部哲(著), 速水治夫(編集)
森北出版 (2007/9/27) ISBN-13: 978-4627847415

今後重要となる非リアルタイム・分散型グループウェアを中心に,グループウェアの基本的な事項から応用事例までをわかりやすく解説した.

(*1)古井陽之助先生は、執筆当時、本学情報メディア学科に所属なされ、現在は他大学に所属しています。

人工知能 (IT Text) 松本一教、永井保夫、宮原哲浩、本位田真一
オーム社 (2005/07) ISBN-13: 978-4274201066

人工的に作られた知性「人工知能(AI)」。本書はAIを「現時点ではシステムを賢くする技術」と位置付ける。理想よりは限界の記述に重きを置いた教科書だ。AI研究の第一線に立ち続ける執筆陣が実体験に基づいて関連技術を解説する内容は,コンピュータ・サイエンスの肝を理解するための実用書としても読める。探索や記号論理学といった情報処理に関する基礎技術の解説だけでなく,UMLやXMLを利用してAIが解釈できるデータを記述する,知識のモデリングに章を割いているのは興味深い。
(日経バイト 2005/10/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)

モデリング言語UML、XML、セマンティックWeb等、人工知能の基礎から最新技術まで、事例を通して適用法と効果を体系的に解説する。

体系的に学ぶコンピュータ言語 古賀直樹、五百蔵重典
日経BPソフトプレス (2004/12) ISBN-13: 978-4891004262

数千種類を超えるとも言われるプログラミング言語。中でも代表的な50種類ほどにフォーカスを当て,動作モデルや設計概念といった複数の軸で分類している。ガベージ・コレクションやコンパイラの最適化の仕組みなど,処理系の技術も丁寧に解説されている。特徴的なのが,JavaやVisual Basicのような現在主流の言語以外に多くのページを割いている点。PascalとLISP,Prologのソースコードを比較するなど,初心者にとっては未知の世界を垣間見る楽しみがある。
(日経バイト 2005/03/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)

さまざまなコンピュータ言語の「技術」と「特徴」を体系的に解説。約50の言語・開発環境を掲載。






やさしい確率・情報・データマイニング 月本洋 松本一教
森北出版 (2004/05) ISBN-13: 978-4627095618

情報化社会において蓄積される大量のデータから、価値のある情報を「掘り起こす」技術として注目される「データマイニング」を、確率の初歩からはじめ、日経平均や個別企業の株価をモデルとした応用解析まで、わかりやすく解説する.

今は「勘」に頼っていられる時代ではない。勘ではない、科学的予測とは何か?株価変動にルールはあるのか?本書は情報系学生・投資家向けに、初学者でもわかるよう確率の初歩から説き始め、やさしい手順にしたがって、読者が著者と一緒に日経平均などを実例としたデータマイニングを体験できるようになっている。



理工系のJavaプログラミングテキスト 山本富士男
技術評論社 (2004/3/25) ISBN-13: 978-4774119960

本書は、プログラミングの基礎(できればC言語による)をひととおり学んだ大学生や一般の方々を主な対象としたJavaの入門書である。

プログラミングの基礎をひととおり学んだ大学生や一般の人に向けた、Javaの入門書。重要な考え方の入った例題を簡単なものから並べており、その例題の説明を通してJavaの考え方と具体的な技術が身に付けられる。

情報処理技術者試験すべてに対応!!計算問題徹底理解―直前必修・短期完全マスター 石井博章速水治夫
森北出版 (2003/09) ISBN-13: 978-4627844513

本書は情報処理技術者試験に出題される計算問題をとりあげ、徹底的に理解することを目的としている。過去に出題された計算問題を分類することにより各章を構成し、まず必要となる知識やポイントをできる限りわかりやすく解説したあと、過去問に挑戦する形式をとっている。また、できる限り多くの過去問を取上げ、解答にもわかりやすい解説を付すことを心がけている。

基礎から学べる論理回路 赤堀寛速水治夫
森北出版 (2002/08) ISBN-13: 978-4627827615

本書はコンピュータの基本的な仕組みを理解するための第一歩を踏み出す書である。具体的には、コンピュータ内部での数値の表現や演算から始まり、論理式、ブール代数、さらには組合せ回路、順序回路の構成までをカバーしている。

コンピュータ内部での数値の表現や演算から始まり、論理式、ブール代数、さらには組合せ回路、順序回路の構成までをカバー。一般解より身近な例を示すことを優先し、コンピュータの基本的な仕組みを理解しやすいよう解説する。




データベース (IT Text) 速水治夫、山崎晴明、宮崎収兄
オーム社 (2002/08) ISBN-13: 978-4274132544

本書は、データベースの基本的な事項を理解することのみならず、将来データベースを使った業務プログラム開発をする人に役立つ知識を提供することを主目的に書かれたものである。

データベースの基本概念からモデル、設計、管理、発展まで、データベースの基礎を体系的に解説。図や例を多く用い、データベースとは何かを直感的に理解できる。データベースをはじめて学ぶ人のための入門書。



Oracle EBSでリアルタイム経営を目指せ―“決められる”マネージャが成功のカギ 赤木健一、速水治夫
工業調査会 (2002/03) ISBN-13: 978-4769351276

バブル崩壊以降の長期不況の中で、経済のグローバル化やIT革新の波が押し寄せたことで、日本企業は大きな構造転換を余儀なくされてきた。事業やグループ企業の再編、生産拠点の海外移転、M&A、さらには雇用調整も含めた組織改革…。今や人員削減の代名詞ともなった、こうしたリストラクチャリングの流れは、21世紀に入ってもなお、加速する一方の状況にある。急激な環境変化に企業として柔軟に対応できなければ、もはや生き残ることは困難となり、従来のビジネススタイルにとらわれない経営革新が、企業の必須課題となっている。ERP(Enterprise Resource Planning)という経営概念、そしてこれを具現化するためのERPパッケージは、多くの企業が直面している、こうした“急激な経営環境の変化にいかに対応するか”という課題を解決するツールである。本書で紹介するOracle EBSもERPパッケージで、リアルタイム経営の最適解を与えてくれる。

今後の企業経営は、経営戦略とIT戦略の連携が重要となる。これを前提に、ERPパッケージの導入事例を紹介する。著者がERPパッケージを導入した経過や内容を中心に全体構想も含めて記す。

オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン
Erich Gamma、Ralph Johnson、Richard Helm、John Vlissides、本位田真一(監翻)、松本一教ら(訳)
ソフトバンククリエイティブ; 改訂版 (1999/10) ISBN-13: 978-4797311129

建築の発想を持ち込む
オブジェクト指向はソフトウエア開発の手法として誕生したが,ほかの分野にも広がりつつある。その一つとして注目すべきなのが「デザイン・パターン」の登場である。

デザイン・パターンとは,オブジェクト指向でソフトウエア設計を行う際に利用するカタログ集である。例えば,経験豊かなプログラマは以前に解いた問題と,これから新しく解こうとしている問題が類似していることに気づけば,以前に使った解法が応用できる。デザイン・パターンとはこうした解法をだれでも再利用できるように一般化(パターン化)したものの寄せ集めと考えればよい。

この考え方と実現手法は,一般にGoF(Gang of Four:4人組)本と呼ばれる本書で有名になった。GoF本は建築家のクリストファー・アレグザンダーがまとめた都市計画のカタログ集『時を超えた建設の道』(鹿島出版会)に強い影響を受けている。この点はたいへん興味深い。オブジェクト指向の導入で,ソフトウエアの世界においても建築学のように,構造をパターン化できることを示しているからだ。

(豆蔵取締役 萩本順三)
(日経NETWORK 2001/07/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)

オブジェクト指向ソフトウェア設計の際に繰り返し現れる重要な部品をデザインパターンとして記録し、カタログ化。改訂版ではこれにCD-ROMを添付、現場でブラウザを通して即利用できるパターンカタログデジタル版を収録。特別付録として、原書にはないJavaのサンプルコードを追加。

【技術書翻訳名著シリーズ】
ソフトウェア開発のバイブル群! 弊社がこれまでに刊行した翻訳技術書の中から、長年読者から支持され続けている名著を厳選したのが、本シリーズです。移り変わりの激しいコンピュータ業界で、普遍性を保ち続ける定番をお届けします。ソフトウェア開発の上流から下流まで、入門書からエキスパート向けまで、技術者に求められる選りすぐりの情報がここにあります。


ワークフロー―ビジネスプロセスの変革に向けて 戸田保一、速水治夫、飯島淳一、堀内 正博
日科技連出版社 (1998/04) ISBN-13: 978-4817160652

本書は、ワークフローという言葉を聞いてはいても、その内容について詳しくはわからないとか、どのような事例があるのか知りたいとか、どのような製品を導入すればよいのか迷っているといった読者を対象とし、そもそも「ワークフロー」とはいったい何かからはじまって、ワークフローに関連する様々な話題について解説することを目的としている。いわば、ワークフローの入門書である。

ビジネスプロセスの自動化、すなわちワークフローは、オフィスオートメーションの一つの到達点である。ワークフローとは一体何か、から始まって、ワークフローに関する様々な話題について解説する。

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