2018年9月19日水曜日

電子情報通信学会ソサイエティ大会@金沢 参加報告(その2)

この度、学生に同行した教員のTです。金沢に到着した翌日の9月12日、後発隊の3名の口頭発表がありました。

3名ともまだ4年生で、内2名は学会での口頭発表が初めてということもあって、かなり緊張していたようですが、なかなか立派な発表だったと思います。

皆さんから今回の学会発表の感想を頂きましたので、以下にご紹介します:
===
B4の濱村です。
「時系列画像に対するヘイズ除去に関する検討」

口頭発表では色々細かい改善点が見つかりましたが、全体的には満足できるものができました。発表の課題としては、もっと自分が研究している内容を分かりやすく説明すること、質疑応答への対処法であると感じました。他の方のスライドの構成方法や発表の仕方は大変参考になりました。これからの発表の際に生かしていこうと思います。自分の研究している分野と関係ない分野でも、発表している研究の中で使っている技術やアルゴリズムが自分の研究に応用できそうだなと感じました。また、自分の研究と近い目標に向かって、違うアプローチによって到達しようとしている研究もあり、勉強になりました。


B4名古屋です。
「奥行方向への移動を考慮した簡単なデプスキー合成の検討」

これまで、学会には何度か行ったことがありましたが、自分が発表するのはこれが初めてで、とても緊張しました。自分たちの発表の前に聴いたセッションでは、質問がガトリングガンの如く降り注いでおり戦々恐々としていたのですが、自分たちのセッションでは、聴いてくださった方が皆優しくて安心しました。そもそもギャラリーが午前中に比べて少なかったんですけど。
口頭発表は、何とか時間内に終わってよかったです。パワーポイントの原稿をずっと見ていたため、たまにスクリーンを見たり聴いてる側を見たりするとよかったかなと反省してます。
質疑応答は、あらかじめ予想していた質問が来たため、とてもスムーズにできました。それと、質問する側はマイクを持っておらず、他の方が質問内容を聞き取りづらそうだったため、質問された内容を復唱してから応答した方がいいかなと思いました。
他にも興味深い研究もあって面白かったです。


B4の鈴木です。
今回発表したテーマは「深層学習を用いたピクトグラム検出の基礎検討」です。

学会発表を行うのは今回が初めてだったので、参加申し込みから当日の流れまで、分からないことだらけでした。発表自体は問題なくできたと思うのですが、質疑応答で上手く答えられず、発表が終わってから「あの質問はこういう風に答えれば良かったな~」と反省したりしました。振り返ってみると反省点が山積みになっていましたが、なんとか乗り越えられたかなと思います。
自分の発表が終わった後は心にゆとりができ、他の発表を聞くことに集中できました。他人の発表を聞くことによって、説明の流れや質疑応答の仕方など、様々な部分で勉強になりました。研究内容についても興味深いものがあり、良い刺激になりました。
当日聞けた発表以外にも面白そうな題目があり、「こんな研究もあるのか!」といった驚きもありました。
自分の研究テーマももっと掘り下げていって、人から興味を持ってもらえるような内容にしたいですね。
===

学会に参加した3名はいずれも大学院への進学を希望しています。
今回の経験を活かして、また次の発表を目指してほしいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿