MATLABという解析、設計ツールをご存知ですか? 公式ホームぺージはこちら。 こ れを用いることによる効率性の向上の効果は大きく、サポート体制も非常によいこともあり、多くの大学で包括契約を結んでいます(当然、本大学もです)。大学のPCだけではなく、個人所有のPCにもインストールできるので、どこでも仕事?ができます。学生には、研究室でやれ、って言ってますが・・・
MATLABには最新の解析方法が定期的に反映され、新たな機能が加えられます。そのため、開発元のMathWorksのコンサルタントや技術者の方によって、新たな機能の紹介、導入事例や利用方法などに関するWebセミナーが行われています。特に最近では、人工知能の領域の深層学習(Deep
Learning)の各手法の紹介も多いです。Webセミナーとは、パワーポイント資料にリアルタイムで音声説明やポイントを書き込んで説明する授業のようなものです。もちろん、チャット機能を使って、その場でも質問も可能です。
Webセミナーとして放送された後は、このように(リンク)、アーカイブとして視聴が可能になります。これは、一部です。世界各国のものがあります。日本語のものは、ここに(リンク)まとめられています。個人的にまとめられているようです。Buonoさんに感謝します。
長い前置きになりました。当研究室の取り組みが先端的な事例として、このWebセミナーの中で紹介されました。
画面はこのような形です。講習会をWEBで聴講する、というイメージです。
これが、我々の取り組みが紹介された箇所です。スライド1枚を使って、紹介してくれました。
私はプロジェクターで投影して白板上で視聴しましたが、小澤君は直接PC上のWEB画面とスピーカで視聴しました。
これが、まさに深層学習の中の技術(転移学習、LSTM)を、手話動作の認識に適用している事例として紹介された箇所です。当方の名前だけではなく、手話の指導をしてくれているケイ・シー・シーさんの名前も出ています(これは、当方からお願いしました)。先方は、この手の権利関係のチェック部署が専門にあり、このセミナーを準備されたコンサルタントの方も気を遣われていました。
結果の一例の紹介です。こういうところに使用されている、ということで、最新の事例として紹介いただきました。画面の下に、我々が発表した論文名も記載されています。権利に十分配慮していることもありますが、当方の立場をいろいろ考慮してくださっていることが嬉しいです。心から感謝いたします。今日のものは、後日、Webセミナーコンテンツとしてアップされます。
手話認識への深層学習の適用は、昨年度末から始めました。まだ、十分に満足できる結果は得られていません。担当の学生を中心に引き続き取り組みます。一人は修了、一人は卒業しちゃうので、その後のことも視野に入れてやっていかなければならないところがつらいです。留年してもらうわけにはいかないし・・・
■9月11日追記
MathWorks社のサイトにWEBセミナーがアップされました(リンク)。
■9月11日追記
MathWorks社のサイトにWEBセミナーがアップされました(リンク)。
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