2/28から3/3で開催された、2023 RISP International Workshop on Nonlinear Circuits,
Communications and Signal Processing(略称NCSP2023、リンク)において情報工学科の学生2名が発表しました。
そのもようを報告します。久々のリアルな国際学会です。参加者は修士2年の若尾吏君と4年生の高田悠太郎君です。ともに今回のためにパスポートを入手しました。
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若尾君:Application of multimodal methods to
sign language motion classification and its effectiveness evaluation
加速度センサと画像センサのデータを合わせて(マルチモーダル情報)、手話動作を識別する学習モデルの作成手法とその評価を発表しました。本研究開発は総務省の「電波資源拡大のための研究開発(JPJ000254)」によって実施した成果を含んでいます。
#本人のコメント
コロナ禍ということもあり、自分にとって今回が初めての海外での学会発表であり、とても緊張しました。発表や海外での生活を通して自分の英語力の無さを感じました。もっと英語を勉強していればもっと楽しめるものになったと思います。今後、前向きに英語の勉強に取り組むもうと思える良い機会になりました。発表に至るまで、親切にご指導くださいました、西村先生、川喜田先生、三次先生、そして指導教員である田中先生に感謝いたします。
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高田君:Composing an IoT platform using AWS -
environment measurement of laboratory and student attendance management -
学内環境のモニタリングとして、研究室の人の在否状況や温度・湿度、CO2などを常時測定し、クラウドへ格納、リアルタイムでブラウザ経由で共有する新たな開発システムの発表です。
#本人のコメント
本人今回初めて海外に行ったのですが、日本との文化の違いに肌で触れることができ、非常に貴重な体験ができました。
学会としては、発表自体はうまくこなせたと思いますが、質疑応答の際にパニックになってしまい、あまり返せなかったことに悔しさを覚えました。若尾先輩同様、英語力の未熟さを痛感しています。
他大生との交流としては、千葉大学や名古屋大学の修士、博士の方とお話しする機会があったのですが、本学との違いを体感しました。ゼミは外国語多い、研究室のメンバーは20人以上で留学生も多い、院への進学率の高さなど、さまざまな面で違いがあったと思います。他大生との交流という機会もあまりないため、本学以外の大学事情を知り、視野を広めるという点で非常に有意義な海外出張になったと思います。
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これは学会で必ず行われるBanquetの一風景。ディナークルーズで、他の大学の学生と一緒に。多くの仲間を作ってください。
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#付録
ホテル近辺の写真を。