2023年3月6日月曜日

情報処理学会第85回全国大会にて学生奨励賞を受賞(その2)

 20233月3日に電気通信大学(東京都調布市)にてハイブリッド開催された情報処理学会が主催する第85回全国大会〜ダイバーシティと情報処理〜において、情報学部情報工学科学部4年生の栗原泰晴さんが「短文手話動作の認識のためのセグメンテーションと識別精度の検討」大会学生奨励賞を受賞しました。

学会のサイト:https://onsite.gakkai-web.net/ipsj/abstract/index.html

 本発表では、手話文の動作から文を構成する各単語にセグメンテーション(分割)する方法を提案し、これまで研究室で取り組んできた手話単語動作の識別技術を用いて短文手話へ適用した結果を述べました。本格的な手話翻訳への道筋へとつながる成果です。本研究開発は総務省の「電波資源拡大のための研究開発(JPJ000254)」によって実施した成果を含んでいます。

栗原君からもらった感想(そのままコピぺです)

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 この度、ipsj85回全国大会にて学生奨励賞に選抜されたこと大変光栄に思います。また、ご助力してくださった方々に感謝申し上げます。セッション内容が「ジェスチャ」ということもあり、指や頭の動きなどを用いた研究内容が多く手話認識とは異なる考え方やそれぞれの課題点など勉強になる部分が多くとても有意義な時間でした。

 主に三年生へメッセージ:学会発表という機会は自分の研究内容を発表して終わりというわけではありません。座長や他大学の方々からの質問や他の講演者の発表内容などを聴くことができ、大学内では経験できない刺激があります。また、学会に出ることで研究する意味・目的の認識ができます。大学内だけで完結していては自分に甘えてしまい研究内容の質も向上することは難しいと思います。ぜひ外に研究内容を出すことを考えながら研究に取り組んでみてください。

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社会人になっても活躍を期待しています。




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