2011年7月12日火曜日

展示会への出展

7/6-83日間にわたって、「テクノトランスファーinかわさき(リンク)」に出展してきました。学生が代わる代わる担当しました。

本展示会は、多岐にわたる新技術・新製品の展示・実演を通じて企業製品のPR・販路の拡大・商取引の促進を図るとともに、地域産業の育成・振興を目的として開催するものです。大学が出展する意義は、大学から新たな技術を発信することであり、結果として研究成果を世に出していくきっかけにもつながります。

 本学からは4つの研究室が出展しました。情報工学科は、2つの研究室、木村研究室と田中(博)研究室です。今回は、そのときの模様です(専門家、ビジネスマンがビジネス目的で参加するものであり、企業の宣伝色はありません(そのため、コンパニオンさんもいません))。

大学は産学連携部門のブース群として、長屋さんみたいに並びます。本学は3つのブースを確保し、最も大きいエリアの大学の一つでした。幟を立てている大学も多かったです(駅伝ではないけど・・・)。


木村研の出展は、「データ圧縮のハードウェア実装」、「混合雑音重畳画像からのエッジ抽出法」に関するもので、FPGAに新規アルゴリズムを実装し、その効果を実演していました。


田中(博)研の出展は、「超音波センサを用いた広域屋内測位システム」、「まばたきによる筋電位変化を利用した入力インタフェース」に関するもので、基本的な構成要素の展示とシステムのデモビデオを上演しました。


説明員として参加した学生は、有益なコメントをもらったと言っていました。確かに、日ごろ研究室では気づかない点のアドバイスをもらったり、新たな情報を得ることができます(日ごろは教員の思考、指向、嗜好に毒されています?)。また、自分の研究内容を的確に説明する経験にもなります。積極的にこのような機会を活用していきたいと思います。

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