理想的には、自分たちの出展記録のほかに他の出展を見て、全体の動向や特徴的な展示、目新しいものなどを報告することも重要と思うのですが、残念ながら他の出展を見回って調査する余裕はなかったです。
■1日目
セッティングが終了後の全メンバーの集合写真。向かいのブースの東大の方に撮影してもらいました。
以降の数枚はセッティング作業の記録です。8時の開門を待って会場に急いで入り、受け取り、開梱、セッティング、一部調整作業を行いました。2時間たっぷりかかりました。10時になっても一部の担当者は、まだブースを向いていました。“お約束”のトラブルもありましたが、何とかかんとか。私が思うに、
・時間のかかることを先にやるべき(試験とは違う)。
・動かないときは、まず動かすことに全力を注げ。すぐ確かめられることを先にやれ。原因究明はあと。
と思うのですが、皆さんはいかがですか?
段ボール箱は、何とか詰めて16個だったかな? 上積み厳禁が好きな彼らでした。そんなに思うように詰めませんよ。もっと、現実的に考えてね。ブースの上に乗っているのは岩崎君。彼でなきゃ!という感じ。
ブース展示の様子。いろいろな質問や意見があったと思われます。各担当は早々に整理しておいてね。その過程の中から新たなテーマが出来るかもしれません。しっかり、振り返ってね。
各シーン。パンフのクリアファイル挿入の作業中にも説明を行うIO先生。相手は誰だったの? 方や本学本学科OGの上部さんとツーショットに納まる小生(ブログをここだけは私物化させてください)。二周り以上年齢差があるように見えます。残念!!! 彼女に初めて会ったとき、心が洗われるように感じました。日常は汚いものに接しているから、というわけではないので念のため。
会場の様子です。このように、非常に多くの人、人、人です。有力企業の人気展示には、相当の待ち時間となります。
ということで1日目は無事終了しました。説明したお客様は563名、お渡ししたパンフは約900部でした。
■2日目
土曜日です。この日はビジネスマンだけではなく、一般の方々も多く来られます。家族づれの方もいらっしゃいます。
将来、本学に入学してくれるかも知れません。長期的な受験者の獲得も重要です??? 土曜日ということで来訪者が大きく減るのでは?と思いましたが、1日目に引き続き、多くの方々に説明させていただきました。
OBも来てくれました。写真は、黒沼君(左)と屋良君(中央)。右はM1の岩崎君。菅谷君も来てくれました。自分の研究のその後ははやり気になるということでしょうか。屋良君は、勝手に説明員になっていました(^_^)。
■その他
展示者の恩恵?として、人気ブースに1番乗りできることになります。Panasonicのブースに一番乗りしました。順に、未来のキッチン、リビングの窓(外が見える窓と表示ディスプレイが切り替わります)、リビングのテーブル、そして寝室です。未来は誰も分かりません。今は当然となったケータイの隆盛も、当時は誰も予想していませんでした。しかし、情報技術の役割はますます高まっていく、このことだけは確かなように思えます。ただし、それはあくまでユーザからは見えないようにすることが肝要だと思います。
ということで2日目も無事終了しました。説明したお客様は472名、パンフレットは予備を含めて全て無くなりました(トータル2000部準備していました)。
ここで、来訪者への説明を一緒にしてくれた栗山さんに心から感謝したいと思います。実に安定して確実に対応してくださいます。我々の説明にはムラというか好調不調があります。疲れてくると、どうしてもパンフを渡して、・・・となりがちです。ねぇ、I崎君(^_^、私もそうです)。数学科卒であることが理由かも知れませんが、我々のシステムのしくみを理解し、説明も明快、論理的です。また、明るさ、人柄と育ちのよさがにじみ出ていていました。そして、誠実、真摯な説明になっています。なによりも、我々の展示のモチベーション確保のためにも必須です(マジっす)。
■重要案件
確かにトラブルなく(最後の物品輸送に、トラブル発生?)、無事終了しても反省は必要ということで。
正統派のお嬢様、保守本流のお嬢様(何と表現すべきか分からない)の栗山さんも加わっての反省会。学生だけではなく、IO先生や私も嬉しいです。むしろ我々のほうが嬉しいです。昨年いただいた展示デモの見せ方へのコメントを今年は反映しています。今年も要員スケジュールに対するコメントをいただきました。確かに、休憩という短い時間だけではなく、学生には見学のための時間を確保したほうがいいですね。有難いコメントです。来年にフィードバックします。
今年は、後半の2日間(昨年は後半の3日間)でした。ちょっと短いような気がしました。今年は、ネタの完成が夏休み中で、強気に出られませんでした。来年は、エントリー段階で準備は上々、となるようにしたいものです。
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最後に学生諸君から出てきた感想を付記します。
■M田君
今年はCEATEC規模縮小との事でしたが、去年に劣らない程の盛況ぶりに驚きました。
ブースにも一般の人から専門の人まで幅広い知識層の人たちに訪れて頂き、研究に対する様々な意見交換ができて非常に勉強になりました。
今年は去年よりも研究が進んだことで複雑化し、研究内容を理解してもらうのが少し大変でしたが、それとともに自身の研究の進捗を実感しました。
また、数多くの意見から、今後の課題も見出すことができ、とても有意義だったと思います。
CEATEC参加は今年で3回目になり、慣れていたつもりで したが、まだまだ甘いところがあり、反省しております。
特に準備不足や不測の事態が発生した時の対応の悪さが目立ち、後輩への目配りも足りないところがありました。
自分は今年度で修了ですが、残り少ない学生生活や今後の社会人生活にこの反省を活かし、またこれらを後輩に伝えていきたいと思います。
■K田君
今回は初めて出展者として、パンフレット作成などの準備から本番の展示・片付けまで参加させていただきました。
学会発表とは異なり、実際の実演デモを見ていただく為、システムの長所・短所が偽りなく表れるといった所に怖さ・緊張感がありました(不具合が無いかなどの事前確認は欠かせません)。
常に慌ただしく、あっという間に終わってしまった2日間でした。来年も、目に見える成果を残して出展に備えられるよう、日々の行いを積み重ねて行きたいと感じています。
■N月君
私は今回でCEATECに2回目の参加になります。
今年も多くの人が見に来て下さったおかげで、最初から最後まで常に説明を行うことができました。(知らない人に、伝えたいことを伝える良い訓練になりました)
また、コンパニオンのk山さんの説明も素晴らしく、見に来て下さったお客様へのお気遣いなどとても参考になりました。
反省は、展示会の準備は入念に行っていましたが、それでも当日にならないと気づかない事もありました。来年は同じ事が起きないように今回の反省を後輩に受け継がせたいと思います。(私は今年度で卒業のため)
■I崎君
昨年もCEATECに参加しましたが,自分の研究は出展しませんでした.
他人の研究の説明で四苦八苦した記憶があります.
今年は,○○研に便乗する形で自分の研究を動画とポスタで出展しました.
去年の経験を活かして研究の説明やパンフレット配りなど自分の仕事を全うできたと思います.
また,事前準備では我々の要望に対応してもらうなど,柴田くんには大変お世話になりました.ありがとうございました.
■小圷君
■I崎君
昨年もCEATECに参加しましたが,自分の研究は出展しませんでした.
他人の研究の説明で四苦八苦した記憶があります.
今年は,○○研に便乗する形で自分の研究を動画とポスタで出展しました.
去年の経験を活かして研究の説明やパンフレット配りなど自分の仕事を全うできたと思います.
また,事前準備では我々の要望に対応してもらうなど,柴田くんには大変お世話になりました.ありがとうございました.
■小圷君
学部生として今回のCEATECに参加させていただきました。出展の中でNTTの研究所や東芝の研究所など日本の最先端で技術開発している人たちから、今現在先輩方が行っている研究へのアドバイスや質問などを頂きました。その質問の中において最先端で研究をしている人たちが求めている技術や研究はこういうことなのかと勉強になりました。今回学んだことを生かして少しでも自分の力の一部に研究室のためになるように生かしていきたいと思いました。
最後に、今回の展示のとりまとめを担当してくれた柴田君の感想を記載します。
■S田君
今回私がCEATEC出展の取りまとめを行いました。これまで参加したことがなかったため、様々なノウハウが無く大変な思いをしました。
事前準備で感じたことはCEATEC規模になると、個人が自分の担当分野のみの準備をするのでは不十分だと思いました。他にもやるべきことが大量にあるので、それらを他人任せにせず全てに責任を持つ必要があると思います。
また、このシーテックの出展は、見聞きしただけでは分からない経験がたくさんありました。
特に感じたのは、お客さんに自分の研究を簡潔に説明する難しさです。また、お客さんごとに持っている知識が違うので、それぞれが知りたいことを逃さずに説明するのも大変でした。
他にも展示の事前準備~展示まで気がついとことが沢山ありました。しかし、ここで全てを書いたらレポートのようになってしまうので、今回気づいたことは個人的にすべて書き留めておこうと思います。
また来年もCEATECに出展できるように頑張ります。
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