オーランドは「世界一のテーマパーク都市」として有名で、Walt Disney WorldやUniversal Studio、Sea Worldなどがあり、自然を基にしたさまざまなテーマパークを楽しみに、多くの観光客が訪れています。そのオーランドで開催されたHCI2011は、基本的なテーマとして、人間とコンピュータの相互作用の向上を目指しています。ユビキタスコンピューティングやユーザインターフェイス,またその要素技術であるデータマイニングやイメージプロセッシング、その他、最近注目を浴びている社会的ネットワークに関するテーマに対して、発表、ポスター、デモンストレーションが行われておりました。
そのような会議において、本学の学生2名が以下の発表を行いました。
北見 孝大くん(修士2年)
Verification of Centrality to Extract Proper Factors in Model Construction Process by Using Creativity Technique
髙見沢 聖子さん (修士1年)
Comparison Analysis for Text Data by Using FACT-Graph
北見くんの発表は、創造性開発技法と呼ばれる手法を用いて要因モデルの抽出の精度を高めるための研究についての報告です。また、髙見沢さんは、FACT-Graphと呼ばれるテキストマイニングのトレンド可視化手法を比較分析へと転用したその実例を口頭発表にて報告しました。
北見くんは大学院2年目で、何度か学会発表を経験していることもあり、海外の学生にもフレンドリーに話しかけ、研究紹介をしていました。(ただ、英語での専門用語を簡単にいうために、説明に一苦労していたようにも見えましたが…)
高見澤さんは大学院1年目で、国際学会のプレゼンテーションは初めてということもありましたが、必死の練習のかいもあってか、緊張をしつつも何とか発表と質疑応答を毅然とした態度で挑むことができました。また、座長のサポートをうまく生かして、発表全体の雰囲気も和やかなまま無事終わらすことができました。少々、質疑応答にて観点の齟齬がありましたが、それも含めて立派な発表でした。
M2の北見くんが海外の学生に説明しています
初めての学会発表ということで少し緊張気味の髙見沢さん
今回の発表で2名の学生が海外にて発表しましたが、本学では学生の海外渡航援助を講演会などでサポートしているため、積極的に学会発表に参加することが可能です。また、学生達自身も、本場の英語だけでなく、さまざまな国の英語(インド人の英語やアジア系の英語など)を聞くことにより、英語の重要性体感したと同時に世界の広さを感じたようです。また、学会発表を通して、これからの研究の方向性についての意見を様々な人から得られることができ、これからも積極的に参加したいです。
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