と、いうことで取材の状況を時系列で。
既に、内容は新聞記事等で把握されておられます。当方が出した資料を確認中のディレクターの佐藤さん。心から謝意を申し上げます。
ディレクター自ら設置、構図を検討されます。映像、音声の方と3名のチームなので、一人一人の役割も大きいはずです。また、何よりもチームワークが大切と思われます。
これが今回の主要機器です。これら8種のアラーム音源を識別して、そのアラームの発生をスマホに振動で伝え、その画面上にアラーム機器を表示させます。耳が遠くなったお年寄り(私も耳が遠くなってきたので、数年後は役立つかも)、聴覚に障がいがある方をユーザに想定したシステムです。
インタビューのシーン。ここで、今回の取材を受けているシステムの説明とともに、研究の推進力、モチベーションなどをヒアリングされます。なかなか、手こずっていたと記憶しています。
彼の普段の取り組みのシーンです。画面の撮影も行われました。見栄えよく、映るといいですね。悪ければ、カットですね。
最後はオープニングのシーン。ここまでの作業をしながら、佐藤さんは取材対象のキャッチコピーを考えられます。
「音を聞き分けるのは、耳だけではありません」
短い言葉で本質を的確に表現される、といつも感心します。取材内容の深い理解と取材対象への真摯な姿勢がないと、出てこないと思います。
放送予定(TBS:未来の起源)は、地上波は5/12(日)、BS放送では5/19(日)の予定とのことです。と、いうことは、この連休中に編集作業など必要なことをおやりになると思われます。毎週放送の番組なので(世間は休みでも放送はあります)、休みなしで制作が必要ですね。取材先やネタの開拓という観点での情報収集、番組制作という観点での取材、撮影、ナレーション原稿作成、映像編集など多岐に渡っており、常に緊張が必要なお仕事のようです。そのような中で、取材学生だけではなく、研究室全体に対するご配慮に心からお礼を申し上げたいと思います。また取材をいただけるように、学生とともに精進に努めます。が、ここで学生諸君に頑張ってもらわないと、何もできないという(不都合な)真実があることを申し添えます。