第1回となる「AIOT勉強会」が6月5日の夕方に開催されました。情報工学科では、「i-Androidの会」という研究室横断のプロジェクトがありましたが、その後継にあたるプロジェクトです。
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最初に清原先生によるAIOT勉強会の趣旨説明 |
AIOTとは、AI(Artificial Intelligence:人工知能)とIoT(Internet of Things:モノのインターネット)を組み合わせた造語で、ある意味「流行り」の言葉をくっつけたモノです。とは言え、情報工学科で行うので、研究室横断・学年を問わずで、学生からの発表を多めに行っていきたいと計画しています。学生20名程度、教員5名と多数の参加者でした。
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コーディネーターの川喜田先生によるプログラムの説明 |
今回の勉強会は、下記のようなプログラムで行いました。
- ホームエレクトロニクス開発(H)学科の杉村先生の講演「スマートハウスとAIOT」
- 鷹野研究室の柴本さんの講演「観光地写真を対象とした写真撮影行動に基づく嗜好抽出手法の検討」
- 学生のライトニングトークを3件
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H科の杉村先生のご講演 |
最初のホームエレクトロニクス開発学科の杉村先生は、情報工学科の出身でもあり、ご専門のスマートハウス、HEMS(Home Energy Management System)の紹介から神奈川工科大学の取り組みの紹介、ご自身の研究の話と多岐に渡りました。最後は、「AIOTの時代のセンサは『意味センサ』」という話でまとめてくださいました。
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最後のメッセージは「AIOT時代のセンサは『意味センサ』」 |
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鷹野研の柴本さんの発表 |
次の柴本さんの発表は、情報処理学会第81回全国大会で学生奨励賞をいただいた研究発表を元にした発表です。「観光地写真を対象とした写真撮影行動に基づく嗜好抽出手法の検討」ということで、多数の観光地を撮影した写真をAIで学習して、ユーザの好みにあった観光地を推薦する手法を提案しています。
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渡辺さんのLT |
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原さんのLT |
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小川さんのLT |
最後は、学生3名によるライトニングトークです。ライトニングトーク(Lightning Talks)とは、「ライトニング(Lightning:稲妻、電光石火)」という言葉通り、短い時間(今回は5分)でのプレゼンテーションです。卒業研究などのアイディアを発表しました。
- 田中博研究室の渡辺さん「音声認識を用いたセクハラ・パワハラ検知方法の検討」
- 清原研究室の原さん「2輪車の出会頭事故削減方式」
- 田中博研究室の小川さん「RTK-GPSのサッカー選手挙動解析への適応の可能性と課題」
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質疑応答の様子 |
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勉強会の後も積極的な議論を行っていました |
スケジュールの関係で、質疑応答の時間が短かったのですが、参加学生からも積極的な質問がでました。もう少し質疑応答の時間を取っても良いようにも思えます。
今後も、「AIOT勉強会」は何度か行う予定ですので、興味を持った方はぜひご参加ください。
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