2012年3月26日月曜日

平成24年度第1回オープンキャンパスを開催

3月は暦の上では、まだ、平成23年度ですが、新年度に向けて、平成24年度の第1回目のオープンキャンパスを開催しました。参加者は、新2年生、新3年生の他に、4月から本学に入学する予定の新大学1年生の皆さんも参加してくれているので、盛況なオープンキャンパスになりました。ということで、今回もオープンキャンパスの模様をご報告します。

情報学部棟の12階のAVホールという大会議室で行われた大学概要ガイダンスにも、大変多くの高校生の皆さんとご家族の皆さんが参加されていました。

大学概要ガイダンスの模様
また、その後で行われた情報工学科の紹介では、陳先生が情報工学科の特徴の紹介だけではなく、授業や研究室の様子や、学会などで活躍されている学生の紹介をし、参加者も熱心にその説明を聞いていました。

情報工学科の説明の模様

オープンキャンパスのいいところは、こうした、大教室での説明だけではなく、個別の質問を教員に聞けたり、あるいは、学生の活躍を間近で見られたりすることです。今回の学科相談は、辻先生と田中博先生が担当し、相談に訪れた高校生の皆さん熱心に情報工学科のカリキュラムや入学試験についての説明をしました。
高校生の相談を受ける辻先生

オープンキャンパスでは毎回体験授業というのをやっているのですが、今回の体験授業は、パソコン組み立て体験講座でした。今回は、須藤先生が担当されたのですが、パソコンは使ったことがあるけど、中に何が入っているのかがわからないという参加者に対して、CPU、メモリ、ハードディスクなど、コンピュータに必要なパーツの役割を平易な言葉で説明をし、最初は恐る恐るやっていた参加者の皆さんも、徐々に要領を得て、積極的にパソコンの組み立てを行っていました。

体験講座でPCの組み立てにチャレンジしている参加者の皆さん
ちょうど前日が、平成23年度の卒業式ということもあり、各研究室で行われてきた研究の最大の担い手である大学院2年生と大学4年生が大学を巣立っていきました。私たちは、学生の皆さんが、社会に向けて旅立つ、この日を楽しみに、教育に携わっているのですが、オープンキャンパスの開催という観点からは、この戦力の旅たちは、大きな痛手になります。

ということで、今回は、研究室の公開は致しませんでしたが、次回以降のオープンキャンパスでは、研究室の公開も致しますので、本日、「どんな研究ができるのかを聞きに来たのにあまり聞けなかった」という皆様、申し訳ございませんが、次回以降のオープンキャンパスにも参加してください。

とは言いつつも、情報学部棟1階のソフトウェア工房において、情報工学科の学生による研究紹介を行いました。今回は、田中博研究室の「AR技術を用いた暗証番号入力システム」(同研究室の加藤君が説明)、納富研究室の「自己組織化マップを用いたバイオメトリクス認証」(同研究室の山田君が説明)、五百蔵研究室の「QRコードを使ったナビゲーションシステム」(同研究室の小林君が説明)を紹介しました。

研究を紹介する田中博研究室の加藤君

参加した高校生からは、「どんなプログラミング言語を使っているのですか?」とか「デモ以外の使用方法はどんなものがあるのですか?」という研究に関する質問の他に、「大学生活はどうですか?」とか、「1年目はどんなことをやるのですか?」といった大学生活に関する質問まであり、高校生の皆さんは、自分たちと年の近い学生の皆さんの話に熱心に耳を傾けていました。

神奈川工科大学では、平成24年度も今回を含めて、全部で7回のオープンキャンパスを企画しております。「百聞は一見にしかず。」 直接見ていただくことで、どんな大学か、どんな学科かをよくご理解いただけると思います。次回の開催は、6月10日ですので、是非とも足をお運びください。


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