10月9日(17日目)
日の出前から、修復したアッパーカウルがうまく機能するかテストの準備です。強い日差しを完全に捕らえれば、100Vで10Aくらいのエネルギーを生み出すので慎重な扱いが要求されます。晴天!発電しまくりです |
どうやら順調にバッテリーを充電しはじめたので、私は川口先生と残りの日程に向けてスーパーマーケットに買出しです。
ここまで一緒に来てくれたダンカン親子とはここでお別れです。ここから先はトレーラーの運転は塙くん一人です。ミッチェル君に、大きくなったら日本に来いと言ったら、「んー、いいよ」だって。
アリススプリングからは飛行機で引き返す |
ダンカン親子に見送られながら走り出したSPIRIT、スタートから100mくらいでドライバーの真庭くんから無線が入りました。
「煙が出ています」
こんなシーンを見るのは、いったい何度目だ・・・
幸い、軽微なトラブルだったようでその後は快走、巡航速度75km/h で450キロを走破しました。
これがSPIRIT号の本来の性能です。初っ端からこの状態だったら、きっと総合順位でもいいところまで行けたに違いないと、メンバーみんな思ったはずです。
(ちなみにチャレンジャークラス[4輪]のトップチームは翌日の午前にはゴールしてしまうのでした)
カルゲラでコントロールストップ(30分) |
ここでドライバーチェンジとサポートカーに給油 |
この日は結局カルゲラ(Kulgera)を通過してドライバーを山田くんに交代、マーラ(Marla)まで到達することができました。
「よく直ったな・・・」オブザーバもびっくりです |
傾く夕日で充電しながら配線の補修 |
つづく
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