2018年1月26日金曜日

納品はもうすぐ -人力発電バイク(第2弾)-

 ”ラッキー、空いている”、ということで座席に余裕で座り、寝ないように注意しないとな、と考えていたら、60歳は超えていると思われるご婦人が、多くの座席が空いているのもかかわらず、私の横にわざわざ座りました。気に入られたのかな?と思って気を良くしたとたん、「ここは、女性専用車両です。」って言われました。詫びを申し上げ、急いで電車を降りました。今日は、朝からついていないな、どんな日になるやら、という気持ちになりました。以上、長い前置き。


 今日は(と、言ってもこの執筆時点で数日前のことになっていますが)、人力発電バイクの納品前の確認に、試作をお願いしている会社に担当の大賀君と行きました。一昨年も行ったじゃないかって?(リンク)、そのとおりです。そのときはは夏休みごろ、今年は1月です。


 さっそく試乗?して確認する大賀君。今回のものは、体育館(KAITアリーナ)のトレーニングルームに設置予定のものです。前回の試作バイクとは、対象ユーザが異なります。その分、発電電力も大きいです。

こちらは発電機と慣性力を確保するためのフライホイールです。要するに、途中漕ぐ力を緩めても自転車が進む如く、発電機の回転を維持するためのものです。
 
何かチェックしていたのでしょうか?記憶は薄れてきました。報告は早いほどいいです。これ、重要です。拙速は決して悪いことばかりではありません。とくに、せっかちな上司の場合は。お前のことか?まぁ、そうですね。


これが発電バイクの前景です。以前のものは、ママチャリに近い自転車をベースとしていましたが、今回のものはロードバイク(だったかな?その後、大賀君に確認したところ、クロスバイクとのことでした。お詫びして訂正します。)をベースにしています。
 


確認中の様子。もっと前傾がとれると、より力が加わるのでは?と思うのですが、そうすると腕に過剰な力が必要となり、長い時間漕ぐことができなくなるようです。体の疲労が少なく、そして力をいかに効率よく、発電電力に変換できるか、という点は一つのポイントです。


 ということで、用意していたチェックシートによる確認は無事完了しました。これから、この発電バイク、充電制御器、リチウムイオンバッテリー、発電電力測定モジュール、スマートフォン、そしてインターネット内のクラウドを接続する総合試験の予定です。全て単体試験では確認がとれているものですが、接続するとうまくいかない、というのは世の常ですね。まだまだ、心配ですね。卒論提出に間に合うのかって?まぁ、発表までには間に合うようにしないとね。

 改めて、ということで、まだまだ気が抜けない大賀君です。多くの学内外のおじさんたちの協力を得ながらここまでやってきました。おじさんとのお付き合いは、非常によい経験になったと思います。このお付き合いの経験を活かして、就職しても周りのおじさんとうまくやってほしいものです。


0 件のコメント:

コメントを投稿