年度末を迎え、予算執行の締め切りが近づいてきました。そのような中、年度末はどうしても納品が増えます。これは大学だけではなく、他のところも同じようなはずです。
某研究室が試作をお願いしていた音波受信回路が納品されました。その納品時のもようです。森下君、門倉君が要求仕様を検討し、それが納品されました。毎年毎年、進捗?や機能追加があり、そのたびに改良?を重ねている受信回路です。ここから出てくる信号をソフトウェア処理によって、機能を実現していくのが彼らの仕事です。なので、この受信回路がNGだとその段階で彼らの仕事はなくなり?ます。
まずは、外観検査。そして、物理的な接続インタフェースの確認ってかんじかと。試作してくれた会社の方が持参されました。
試作の会社での実施項目は回路単体のみの確認なので、当方で実際にマイクセンサを接続し、その動作を確認します。FPGA基板とのインタフェースも確認します。
スーツを着ておられる試作業者さんとは長いお付き合いになりました。信頼関係が築けていると思います。
納品された受信回路を用いて、進学予定の門倉君が今後、音を用いた2つの機能を一つのハードで実現していくことになります。今年は森下君という強力な仲間がいたからこそできたこともあるはずです。来年度はどうでしょうか?そのような仲間を見つけていくことも実力?の一つであるのが実社会なのだと思います。その環境構築は、あんたの仕事だろう、というのは確かです。
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