さて、卒論発表も終わり、4年生は羽を伸ばしている人も多いと思います。その中で、最後まで研究室の運営に尽力してくれる学生もいます。卒論発表が終わったからと言って、新学期まで何もないわけでは(当然)ありません。むしろ、この期間に充電し、新たなテーマの模索や立ち上げを考えていかなければならない、という側面があることは確かと思われます(まぁ、そんなにうまくいかないけど)。
私が9時前にきたときは、すでにこの状態でした。と、いうことは8時ごろ?彼(森下君)は来たのでしょうか? 卒業が危ないわけではありませんので、念のため。しかし、卒業証書は、まだ私の手の内にあります(^_^)。
こちらも4年生(門倉君)。森下君に遅れてやってきました。この時期、来るだけでも立派と言いたいところですが、進学予定(修士課程)なので当然ですかね。
実験をやっているのかって? そうではなく、今日は外部から当方の屋内測位システム(要するに、室内で高精度に位置を検出するしくみ)に興味を持った方々が実物を見に来られました。そのための準備途中の状況です。
森下君が左手に持っているのが、超音波送信機。背中の方々は、そのときの結果をコンピュータの画面から確認しているところです。
ブラック研究室ですねって言われそうですが、私がそのように指示して彼らがやっているわけではありません。見学者が来るって言った段階で、彼らが当日のデモの内容、先方の来所時間の確認など、必要なことを自主的にやってくれました。新卒研生がこのような姿勢を間近に見て学んでいってほしいものですが・・・
研究室はこのように、社会というか会社での仕事と同じような感じのときがあります。私は研究室は社会に出て行くための滑走路って考えていますが、今回の事例はまさにその一つであると思われます。
公私の“私”は極端に異なる森下君と門倉君ですが(意味深な表現です)、ここに心からの謝意を申し上げます。あわせて、幸多かれと願うものであります(マジです)。
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