2011年12月1日木曜日

高校生が研究室にやってきた!!!

サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(略称SPP)の一環として、厚木西高校の生徒さん12名と先生1名がお見えになりました。

SPPとは、JST(独立行政法人 科学技術振興機構)が進めている施策で生徒の科学技術、理科・数学に対する興味・関心と知的探求心等を育成することを目的として、学校等と大学・科学館等との連携により、科学技術、理科・数学に関する観察、実験、実習等の体験的・問題解決的な学習活動に対して支援を行うプロジェクトです(http://spp.jst.go.jp/index.html)。

今回は大学の情報に関する講義内容や研究内容について理解するために、本学情報学部3学科を訪問されました。当日は、各学科に30分の時間が割り当てられました。10分強を学科の説明(私が担当。講義や研究の内容)、20分弱を研究室訪問として、研究室メンバーが取り組んでいる研究の実演を含めた説明をしてもらいました。

私の説明というか学生説明の前座:最近の情報分野のことや学科の主な研究教育内容、大学の研究室について説明しました。(私の雄姿?の)写真はありません。女子学生の多さと迫力に圧倒されて、私の本来の研究室での姿を発揮できず・・・(そのほうがよかった、という可能性も大あり)

以下、説明してくれた順番に。研究室の先発完投型の4本柱(昔、私が小学校のころ、大リーグのボルチモア オリオールズが来日しました。そのとき、4人の20勝投手がいましたが、それと同じ感じです。家でお父さんの昔話を聞いてください。)が自分の担当を紹介しました。時間が短いので一つに絞って、・・・ということも考えましたが、いろいろなことを一つの研究室でやっている、ということで。


まずは、修士1年(M1)の秋山君。彼は毎度ながら相手が誰であろうと変化が見えません。研究室がここ数年に渡って行っている超音波測位(要するにGPSみたいなものを屋内でもできるように・・・)の説明を実施。プロジェクターで動画を映したので、暗いのはご容赦。


その次は須永君(M2)。慣性センサ(スマートフォンにも内蔵されています)を用いた人の移動位置の予測法の説明。超音波測位と組み合わせると・・・。彼は女性の前が得意ではない、とお見受けました。話した経験はあると思いますが・・・



3番手はM2の篠原君。確かに彼のしゃべりはうまいと私も思います。右手に持っているのはスマートフォン(OSAndroid)。これを持って空中で文字を描いて、これ一つで文字に対応させた部屋にある全ての家電を操作するデモを実施。女性の歓声が聞こえたのは、私だけ?



しんがりはM1加藤君。四肢が不自由な方でもまばたきによって周辺の家電を操作するシステムを実演。これも女性の歓声が聞こえました(空耳ではないと思う)。


楽しんでいただけたでしょうか?何らかの記憶が残ってくれれば、私のミッションは成功と考えています(目標が低すぎる?それでいいでしょう。成功と言えますので)。時間が短かったというのが双方の感想だったと思いますが、大学での勉強や研究の一端を理解、感じ取ってもらえたと思います。研究室の学生にとっても学会や展示会のみではなく、自分たちの後輩に日ごろの取り組みを見てもらうことは励みになることであり、このような交流を継続していきたいものです。

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