2013年1月29日火曜日

CES ICCE2013 番外編

CES ICCE2013 番外編です。 国際会議に出張すると、学会に参加し、発表します。しかしながら、円を使うことにより円安に誘導することも 重要なことです。日本経済に積極的に協力したおかげで、ようやく円も90円台まで持ってくることができました。:-)
出発時でもまだ発表資料ができてないので必死で作成しています。 トランジットでのロサンゼルスの空港でもまだ作業を続けます。
ラスベガスまでは737でした。
飛行中、砂漠の中の山にも白い雪がかぶっています。
到着後のトラムで写真を撮る学生
空港に到着しました。荷物を待ちますが、周辺にはスロットマシンや、シルクドソレイユの宣伝の嵐です。
初日はおとなしくイタリアンですませます。 夜の食事がもっとも重要なイベントです。
宿泊したホテルはエクスカリバー。 おとぎ話をモチーフにしていますが、中に入るとカジノであってアンバランス。カジノは 写真ご法度ですので、ありません。
会場まで毎日利用したモノレール。
2日目の夕食はちょっとリッチにプライムリブの有名店へ。
3日目の夕食はダウンタウンで安く。 静岡大学峰野研究室、芝浦工大井上研究室のそれぞれの先生と学生、東工大山岡先生、 阪大馬場先生も合流して、安くてうまい地ビールの店へ
その後、ダウンタウンの有名なフリーモントエクスペリエンスの無料のLEDショー
その後、ホテル近くのストリップ地区に戻り、TIの無料のショー
発表は最終日なので、もう余裕はありません。 ホテルにこもって準備です。 発表が最終日だったので、残念ながら発表後はとくに 何もできませんでしたが、写真が取れないカジノでは十分楽しめたのではないでしょうか。

2013年1月28日月曜日

Core i7-3930K、メモリ64Gバイト、HDD 2Tバイト搭載パソコン

3たびパソコンネタです。

  • Core i7、メモリ24Gバイト搭載パソコン(リンク
  • メモリが16Gバイトしか積めない (リンク
80386が出始めたころのパソコンは、メモリのスロットが5スロットありました。この5スロットに2Mまたは1Mのメモリを足していくことで、メモリを増やすことができました。最近のパソコンはスロットが少ないです。この少ないスロットに、1G、2G、4G、8Gのどれを刺すかで、メモリの容量が決まってしまいます。メモリを増やしたかったら、小容量のメモリを捨てて、大容量のメモリに差し替えないといけません。この「小容量のメモリを捨てる」ということが僕はできません。ですので、メモリは最大限刺すことにしています。時代の進歩が激しく、マザーボードを選ぶと64Gバイトのメモリが積めることが分かりました。これは買わなくてはいけません (^_^)。

Core i7-3930K、メモリ64Gバイト、HDD 2Tバイト搭載パソコンを4台ほど買いました
 Core i7-3930K、メモリ64Gバイト、HDD 2Tバイト搭載パソコンを4台ほど買いました。まだダンボールから出していません m(_ _)m。環境設定する時間が無いもので…。順調に買い換えているので、これで、我が研究室は、一番メモリが少ないパソコンでも16Gバイト搭載になりました。


 学生にはそんな大容量メモリのパソコンがあっても使いこなせませんよと言われています (^_^;。確かに。でも、そんな中、これを使いこなす研究をしていたことを思い出しました。
 もう5年くらい前になりますが、Rubyの世代別ガーベージコレクションについて研究していました。最近、自分の経歴を整理していたら、Ruybの作者のまつもとゆきひろさんから呼びかけがあったのに最近気づきましたmatzにっき。2007年6月30日への(リンク)。今まで気づかずにいました。ごめんなさい m(_ _)m > 松本さん。1960年代のガーベージコレクションは、コンピュータ内の全てのメモリが管理対象でした。そのため、メモリが足りなかったらガーベージコレクションをするという非常にシンプルな作りでした。現在のパソコンはメモリをたくさん積んでいますし、複数のプロセスが動いています。そのため、メモリが足りないときに、ガーベージコレクションするか、ヒープ領域を増やすかどうかの2個の選択肢があります。これは計算速度なども絡んできて、なかなか難しい問題です。
 当時研究していたのは、Ruby1.7、1.8の時です。Ruby1.9ではメモリ管理が大きく変更されました。色々また考えなくちゃいけないことがあるかな!と思っています (^_^)V。


RICOH & Java Developer Challenge Plus 2013決勝戦

RICOH & Java Developer Challenge Plus 2013の決勝戦に残った話は、前にご紹介しました。

  • RICOH & Java(TM) Developer Challenge Plus 2012 1次選考突破しました!  (リンク

そして、決勝戦に行ってまいりました。会場はリコーの大森事業所です。入り口には、大会の看板が飾られていました。

会場前に置かれた看板です

まずは、お昼御飯です。お昼ご飯を食べながらも発表の資料を見返すなど、準備に余念がありません。

お弁当を早々に食べ終え、発表資料を見返しています。
実際に発表している場面です。
3人で壇上に立ち、発表します。

発表しているところを遠景から見たところです
発表終了後、発表に使った複合機と共に記念撮影してきました。
大会の後は、パーティと結果発表会を兼ねた会です。看板があったので、看板を背景に記念撮影してきました。
看板を背景に記念撮影です
 パーティーの様子はこんな感じです。
乾杯前のあいさつです

立食パーティー形式です

料理もたくさんありました

今年の審査委員長は、TRONの研究で有名な東京大学の坂村健先生でした。先生からは、学生たちを励ます激励の言葉もたくさんいただきましたし、「ここにいる人たち(決勝に残っている人たち)は全員偉いんだ」という優しいお言葉を頂きました。

坂村健先生です

惜しくも今年は神奈川工科大学は賞を貰うことはできませんでした。ですが、大会を見学に来ていたリコーの社員の方からは、「神奈川工科大学の発表は非常に良かった」というお褒めのお言葉を頂きました。また来年頑張ります。

追伸
 「今年の審査委員長は坂村健先生でした」と、とある先生に報告したところ「リコーの大会も大きくなったね」と言われました。このような大きな大会に、本学の学生が出られているのは、大学と学生が共に頑張っているからかな、と思っています。

2年1組クラス懇親会

後期の試験も終わり、3年生以下は一息つく時期です。4年生は卒研があるので、これから忙しいです。そんなさなか、2年1組のクラス懇親会をしました。

クラス懇親会は、情報学部棟の12階で行いました。写真は1枚しか撮りませんでした m(_ _)m。

料理を取っているところです。
自己紹介ではいつも「人に言えない趣味」を話してもらっています。学生から「人に言えない趣味は言えるわけないじゃないですか」と反論されるのはお約束です (^_^)。「それじゃ、人に言えるギリギリの趣味を話して」となります。

色々際どい単語が飛び出て盛り上がりました。ですが、僕は初めて聞く単語ばかりなので、耳に残りませんでした。学生に聞いてもググってくださいと言われるばかりです (^_^;。でも、もし耳に残っても、R18な内容なので、このブログには書けない内容ばかりです (^_^;;;。 
 「マジ天使」というのと「大きい方 小さい方」というのは、耳に残りました。ググっても良く意味が分かりませんでした。ひょっとしたら、ここに書いてはいけないことかもしれません。もしそうなら、コメント欄でお知らせください。

このクラス懇親会を機に、2年1組(来年は3年1組)が、今まで以上に活気づいてくれれば良いなと思います。

2013年1月25日金曜日

卒論提出後の研究室でのプチ打ち上げ

卒論の提出が終わった研究室では、打ち上げが行われたりします。某研究室でも、プチ打ち上げが行われていました。
プチ打ち上げの様子
指導教員が、積極的に料理を行なっています。
焼肉を焼く
手ずから「お好み焼き」を焼く指導教員
情報工学科の卒業研究は、提出して後に、発表会を行なって、初めて終了となります。発表会は2月7日なので、もう少し頑張りましょう。
飛び入り参加の「隣」の研究室の先生と

本日、卒業論文の提出日

本日(1/25)は、情報工学科の卒業論文の提出日でした。
今年度の卒研委員は、納富先生と辻先生でしたが、昨年のような秘密兵器(^_^;)は導入されませんでした。
卒論をチェックする卒研委員の先生方
卒業論文といえば、4年生が1年間取り組んできた集大成ですので、出す方も、受け取る方も真剣です。13時から15時が受け取りの時間だったのですが、13時前からかなりの学生が並んでいました。
先頭の学生たち
ぐるっと回って並んでいる学生達
最後の学生の分を受け取り、お疲れ様でした。
最後の学生の分を受け取り、本日は終了
情報工学科の卒業論文は、提出して終わりではありません。2月7日(木)に発表会が行われます。発表会は、公開で行いますので、興味のある方はご参加ください。特に、将来の4年生は、積極的に参加するのが良いかと思います。

平成24年度 情報工学科卒業研究発表会
日時:2月7日(木) 9:30~16:30頃
会場:情報学部棟3階と6階

こんなところにも「不景気」が。。。

昨年の正月の門松の記事がありましたが、今年は「不景気」だったのでしょうか。
H25年正月の門松
サイズが小さくなっています。昨年は、門の高さを超えていたのですが、今年は門よりもかなり「低い」です。
大きさが全てではありませんが、「不景気」の影響(^_^;)でしょうか。
正門の風景

2013年1月24日木曜日

卒論提出前日のある研究室の風景

明日、1月25日は卒論(卒業研究論文)提出日です。ある研究室の様子をちょっとレポートします。現在、前日の9:00です。この研究室には誰もいませんでした。しかし、中に入ってみると、白板に「日程がんばれ!」と大きく書かれていました。この研究室の指導教員によると、今年度は、卒研生9名全員が、1月23日までに、なんとか卒論OKをもらったそうです。ですから、今日24日は人がいないはずです。
実はこの研究室は、昨年度も9名の卒研生がいたのですが、卒論を提出できたのは本当に僅かな人だけでした。その提出率は、ここではとても公表できません。今年度は何か秘策があったのでしょうか?→あったそうですが、その効果はまだ十分検証されていないとのことでした。

「がんばれ」と9冊の卒論

張り出されていた日程表を見ると、毎日、終わった日程に横線を引いて消してありました。まだ、先はだいぶ残っているようですが、卒論提出すると確かに大きな一つのヤマを越えたことになりますでしょう。

1月に入ると毎日のように期限が

ところで、別のホワイトボードを見ると、以下のような書き込みがありました。2月7日の卒研口頭発表が終わったら(まだ卒業確定ではないですよ!)、すぐにコンパをやろうという呼びかけです。いいでしょう。がんばって。

まだ早いかも

2013年1月22日火曜日

そろそろ締切です


 卒業論文(俗に言う、卒論)の提出時間と言うか締切は、1/25(金)の13時から15時です。そのため、最近はセンター入試を除き学科のイベントはなく、ブログのアップもなかったです。ご愛読いただいている(ごく少数の)皆さまには大変失礼しました。

今日は、その締切に向かって頑張っている(ように見える)研究室の外観写真をアップします。


教員室との間にある扉付近から見た図。情報学部棟は、教員室と研究室が扉一枚で隣り合っています。ちなみに、私は在室時は常に扉を開けて、研究室のようすが感じられるようにしています。学生との距離が近く感じられるし(学生にとっては迷惑?)、私の悪口を言われたときには、すぐ反応できますね。



研究室入り口の方向から見た図。訪問者はこの構図で研究室を見ることになります。学生は全員、ディスプレイ2台を使用して、仕事の効率化を図っています。もっともKBR君のように、プロ野球を横目で見ている学生もいます(学内回線に接続している端末ではないことを、念のため申し添えます。他の研究室にご迷惑はかけられません。)。野球は私も好きなので、あまり文句を言えないのがつらいところです。でも、過去の選手の話が通じないのが残念です。


 締切に向かって平穏な時間が流れています。数日前までは、この研究室ではインフルエンザが蔓延していました。私が原因ではなく、犠牲者だと思っていますが・・・。今は、皆元気にやっています。明日は、皆の進捗状況の最後の確認予定です。無事、全員提出、受理されることを信じています。

2013年1月15日火曜日

ICCE,CESに学生と参加その3

International Conference on Consumer Electronics(ICCE)は情報家電の 国際会議です。元はテレビなどの関係が多いですが、最近ではネットワーク、自動車関連も多 く発表されています。この分野で成長の激しい韓国の発表が多いです。サムソンだけでも何件 発表しているかわかりません。 投稿はアブストラクト投稿で良いですので2ページです。です ので卒研の結果を予想しながらアイデアと簡単な評価でも出すことができます。そのため4年 生でもテーマさへ早めに決めて意欲があれば十分に出せます。投稿の締め切りは7月の上旬 ですので5月までにテーマと方針、課題を明確にし、どのように解くつもりかがあれば大丈夫 です。 ましてや過去の研究を引き継げるなら意欲があるなら出せます。一応採択率は50%程 度です。 セッションにはオーラルセッションとポスターがあり選択できます。どちらもメリットがありますので 内容に合わせて選択すると良いかと思います。 初日キーノートの様子。
2日目キーノート。 コンファレンスランチ用に机が丸テーブルに代わっています。
3日目ランチのキーノートは面白い内容です。
さて、最終日です。 いよいよ発表です。 AUTOMOTIVEのセッションです。 まずセッション直前に芝浦工業大学 の学生と写真撮影。
発表の様子です。 緊張しすぎで、下ばかり見ています。 これは座長と聴講者も時々見るように伝えた のですが、緊張ですね。 練習より早口です。頭が真っ白なんでしょう。でも、度胸がありとても良いです。
現地で、かなり苦労して資料を修正し、発表内容も修正し、現地の学生にも協力して見てもらった効果が あったのでしょうか。 ご苦労さまでした。 座長から1件の質問がでましたが、無事に答えたようです。 あらかじめ 想定した質問とは違いましたが、質問が理解できただけでも良いでしょう。

2013年1月14日月曜日

百円ショップで買ったサボテンにフィボナッチ数列を見る

この時期、大学教員は特に多忙になります。卒論・修論指導、期末試験、入学試験、成績不振者対応、自分の学会論文執筆、次年度授業準備、役職業務等々です。そんな中でも、常に心に余裕を持つことが、良い教育研究につながります。

9月に百円ショップで買った小さなサボテンがあります。今頃になって急に成長してきました。よく見ると、ただ「膨張」しているのではありません。二重螺旋を描きながら上へ伸びているのが分かりました。ただし、これは、私の発見ではありません。高校の理科や数学にも出てきます。しかし、大学生でも、大学教職員でも、この生物の神秘にあらためて触れるのも良いのではないでしょうか。

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上図のとおり、螺旋は右回りに8本、左回りに13本確認できました。この8、13という整数は、有名なフィボナッチ数列の連続した一部です。そこで(これもよく知られていることですが)パソコンで(NetLogoというプログラミング言語で)、このフィボナッチ数列に基づいて、二重螺旋を描いてみました。サボテンを上から見た状態になります。下図のとおり、左右両回りとも、螺旋の数が本物のサボテンと一致しています。すばらしいですね。生物の神秘。

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(補足)上図を描くのに使ったNetLogoは、他にも多様な使い方があります。下記もご覧下さい。
http://blog.cs.kanagawa-it.ac.jp/2012/05/netlogo.html