2014年5月15日木曜日

オーストラリア大陸縦断チャレンジWSC2013 砂漠編5

10月8日(16日目)後半


修理に1ヶ月以上の時間を要したわけではなく、新年度が始まって続編を書く時間がなかなか無くて・・・とか全て言い訳です。すみません。

アリススプリング(Alice Springs)までは破損したKAIT SPIRIT号をトレーラーに載せての移動でしたが、メンバーの半分は打ちひしがれていました。先輩の代からオーストラリアを夢見て何年もかけて準備し、やっとのことでスタートラインにたどり着いたのにレース序盤で車両が大破してしまったのだから。

ここで監督による慰めというか激励の感動演説がありました。私は先導者の運転だったので無線で聞いていましたが、けっこう長いものだった上になぜか英語だったので(後日談:英語にすれば怒り中のメンバーに刺激が少ないと考えたらしい)要約すると以下のような感じです。

メンバー各位へ、監督より。
今日は非常に強い横風によって、不運にもアッパーカウルが反対車線を越えて吹っ飛び、
ソーラーパネルとキャノピの破損によって走行不可能な状態になってしまった。

しかしここに至るまで、指令車からずっと見ていたSPIRIT号は実に美しかった。
そして力強い走りだった。
だから君たちは自信をもって良い。ここまでよくがんばった。

しかし落ち込んでいる場合ではない。私はSPIRIT号が死んだとは決して思わない。
修復は十分に可能であると信じている。
アリススプリングスに着いたら、すぐに作業を始めよう。SPIRIT号を見捨ててはいけない。
以上


(まあちょっと脚色していますが)映画だったら感動シーンなのですが、監督の思惑通りメンバーにはそれほど伝わらなかったらしく、半分のメンバーはアリススプリングスに到着しても車から降りる気力すらない状態でした。

修理が必要なのは、太陽電池・キャノピ・配線

予備のキャノピが役に立つとは!

私も修復は不可能ではないと感じていたので、とにかく動けるメンバーで大至急宿を確保し、
大手術が始まりました。再び元気に発電できるようになりそうだと見込みが出てきた頃には
死んだように落ち込んでいたメンバーも徐々に復帰し、全員一丸となって修理が終わりました。

太陽電池を切り貼り
この日も徹夜で作業となりました

見た目はちょっと傷物になってしまいましたが、KAIT SPIRIT 復活です。

2014年5月14日水曜日

IEEE AINA2014に参加その1

皆様、国際会議の報告があると、またかと思うかもしれませんね。でも、
せっかくですので少々のお時間を下さい。

IEEE AINA2014 に参加しています。 
The 28th IEEE International Conference on Advanced Information Networking and Applications の略称です。

本学からは 、修士の3人が発表します。採択率26%の本会議に2名、ワークショップに1名です。(鷹野研 2人、清原研 1人)

まずは発表までの番外編も含めてレポートです。

会議はカナダの西部 ビクトリアという町で開催です。 いろい行き方はあるのですが、まずはバンクーバまで行きます。



バンクーバまでは9時間ほどです。時差は8時間。 バンクーバから2人は飛行機で、2人はバスで向いました。 私はバスの方です。

11:12分に到着し、入国手続き、荷物受取、税関とさっさと終え、バスのチケットを購入。学割の手続きもして、ぎりぎり11:40 のバスに乗れました。ミスると2時間待ちと言われながらもチケットオフィスのお姉さんに助けられ間に合いました。












右のようなバスに乗ったわけですが、乗ったらすぐに眠る学生。ビクトリアはバンクーバから陸続きではありません。つまり飛行機か船になります。ではなぜバスなのか?  そう、バスごとフェリーに乗るのです。

フェリー乗り場のゲートです。 このバスは路線バスで、最優先度でフェリーに
乗ることができます。 降りるのも一番最初です。

フェリーの中の風景は以下。

 

腹ごしらえも大切ですが、隙あらば煙草を吸う場所を見つけるという習性はすごいものです。
発表前の時差ボケ解消のために散歩とブッチャートガーデンという庭園の見学をしてきました。



庭園は気持ちよい気候で歩くのには少し暑いぐらいでした。





このように時差ボケを解消したあとは、それぞれ発表に向けた準備を開始です。発表練習をそれぞれ行いました。




さて、明日以降の発表の様子は次にしましょう。 しかし、笑える話が少ないなー。 さすが修士ばかり。。


2014年5月10日土曜日

頼むよ エビちゃん

 研究室の元気さは、教員の力によるものでは決してありません(責任逃れではなく)。(ほんの)一部は確かにそうでしょうけど。


研究室に宿泊したエビちゃん(海老原君)がやってくれています。本件、私が学内のある研究グループのメンバーであり、そこから軍資金?をいただいて進めているものです。よって、彼に頑張ってもらわないと、私の立場がなくなります(冗談のような、事実のような自分でも分かりません)。


何が言いたいのかって? 研究室の成果や雰囲気は、所属学生の努力や気質によるものであることを言いたいのです。教員は授業、学内業務やその他(学会等、外部の仕事が忙しい先生も多いです)でまとまった時間の確保は難しい、年齢的にも集中というかあることに没入してやることは難しいのが実態です(私だけではないことを祈る)。そこで、どうしても分担というか学生にやってもらわなければならなくなります。そこで、頼むよ ○○ちゃんとなるわけです。


もっとも彼の宿泊は事実ですが、起床時刻も時刻でしたので、意味のある宿泊だったかは、甚だ疑問です。が、その姿勢は評価したいと思います。


後ろで泰然?としているのは柴田君。彼も私の仕事の片棒を担いでいます(担がされています)。もちろん卒業研究の推進が一番ですが、視野・幅を広げるという観点からも多くのことを前向きに積極的にやってもらってもらっています。そのような姿勢で取り組んでくれるのも、彼の資質であることは確かです。この姿勢は、特に会社に入ってからは重要になりますね。
 

 という訳で、静かな研究室です。さっきは、清原先生がやってきました。先生のところは、外国発表の練習を今日は行う、とのことでした。結構、みなさん忙しいようで、何よりです。

2014年5月5日月曜日

うさぎの逸品 - ソニー デジタルペーパー -

■長い前置き
 某局のテレビ番組に「戦士の逸品」というのがありますが(リンク)、筆者が戦士というのは明らかにおかしい、かといってオヤジというのはありふれていると、乏しい知恵を巡らせました。逸品ではなく、武器という言葉も思い浮かびました。情報系の教員ならプログラミングスキルが武器でしょう、と思われますが、遺憾ながら私にはありません。虎は恐れ多い、狼は誤解を招く、ということでなんだかんだで結局、小心と可愛らしさから“うさぎ”を選択しました。

本題はここから
 スマートフォンを始め、キンドル、タブレットなど便利な情報機器が多くあります。それらを効果的に活用することができれば、人生が豊か(これは大げさ)というか何かと便利になることも多いと思います。教員の中にはクラウドサービスを使って、職場(大学の教員室)と自宅の書斎を同じ環境にしている先生もいます(私には書斎はおろか、机もありません。食卓が机の代わりです)。

 同僚教員が超薄手のタブレット端末みたいなものを使っていました。何それ?って聞くと、ソニーのデジタルペーパー(リンク)ということでした。「機能を絞っている代わりに、軽い、薄い、手書きが可能」ということでした。手書きが可能、ということが私の琴線に触れました。

さっそく購入しました(買わされたみたいなもんです(笑))。以下は、私の利用例です。
 

マクドナルドにて。学生と共著の論文のチェックができます。手書きで、いろいろ書き込めるので、有難いです。


私は減量(効果なし。残念なことです)と健康維持(学生よりも元気な自信あり)のためにジョギング(というよりも早歩き)とその後のスパを週1回やっています。ということで、ジョギングにも持参しています。

 
ジョギングの際には、リュックの中に、着替えとそれなりの服装(帰りは電車に乗ります)を入れます。その中に一緒にこのデジタルペーパーを入れます。リュックから少し出ている黒いものがそれです(23×31cm、厚さは7mmもありません)。リュックの背中の部分に簡単に収まります。(写真は2月のときのものです)

これも写真用のポーズ写真。研究室の学生には、適宜進捗報告ということで、ここに作成資料を入れてもらって、通勤途中やジョギング中にチェックします。「俺の言ったことが全然反映されていないではないか」という怒り?は、海を見て大きな気持ちになって水に流します。

ところで、今日は○○時間で、××km走りました。既にブログアップしましたが(リンク)、学生君たちと(一部教員を含む)減量の競争をしています。io先生やsTaka先生の酒席での飲みっぷりや食べっぷりを見るに最下位になることはない、と安心していますが、学生君、特に菅谷君の減量のペースは凄まじいものがあります。他の学生君も立派に減量しています。彼らの忍耐力、意志の強さに感心しています(意外でした)。デジタルペーパーを持参したジョギングによって、何とか学生君の牙城の一角を崩したいと考えているところです。何ともまとまりのない記事になったけど、まーいいか。

 

 

2014年5月2日金曜日

ソフトウェア工房の新歓(実施編)

ソフトウェア工房の新歓の開催予告をこのブログでしました。
実際に行われた模様を撮影してきました。しかし、早い時間だったので、宴会前のソフトウェア工房の説明が行われていました。
宴会前の様子です
宴会に備えて、ホットプレートが用意されていますね。この後、宴会が開催されました。しかし宴会中の写真は、ありません m(_ _)m。

ソフトウェア工房に入ってきた新人の皆様、これからの活躍をお祈りしています。

2014年5月1日木曜日

研究室の環境維持

 ゴールデンウィークに突入しました。皆様、いかがお過ごしでしょうか? 
 研究室配属になった4年生(卒研生)も研究室に馴染んできました。今日は、流し場の清掃を行っていました。研究室では、直近のブログ記事(リンク)にもあったように、調理ができる環境が整っています。

何やら洗っている海老原君(俗称エビちゃん)。監視している?のは、土屋君(右)と鈴木君(左)。この3名は(見かけによらず(失礼!!!))、成績優秀者の範疇(上位15%)に入っている学生です。信じられますか?


ネットを洗っているのは鈴木君。これは、結構汚れていたようです。研究室を清潔に保つことは、疫病(!!!)を防ぐということもありますが、気持ちよく仕事ができることに繋がります。よりよい環境を自分たちの手で作っていく姿勢は、どのような職場でも重要なことです。

食器を洗っているエビちゃん。着ているのは、部屋着を兼ねた寝間着? 研究室に宿泊することも多いです。まずは、研究室(職場)を好きになることが重要です。彼の興味のあることに集中する姿を直近で見るに、1年後の彼の姿、成長が楽しみです。って、ゆーか、私もよりよい方向に彼を導いていけるか、プレッシャーを感じます。

 今日は、連休中の休講日になっています(その代わり、祭日の29日は講義日でした)。学内は比較的静かですが、ゼミをやっている研究室もありました(偵察したわけではないです)。明日は、研究室に来る学生と連休中の目標ってゆーか、やること/やっていることについて、公言し合うことにしています(私も公言します)。

卒研のテーマ検討中

そろそろI科も4年生が配属になり研究室で活動しているようです。 研究室によっては進捗はまちまちでしょう。

  1. 早くも学会発表を予定している人  Work In Progress の発表も卒研には大事です。
  2. テーマを決めて、ベースとなる技術の調査を開始している人  調査した結果テーマの変更もありますからね。
  3. まだテーマは決められないが、その分野の基本を勉強している人  基本は大事ですからあせることはないですよね。
  4. 大学に来ないで就活ばっかりしている人 就活は大事ですが卒業も大事ですよ。
  5. ぜんぜんなにもしてない人  人生甘く見てると大変ですよ。

といろいろかと思います。 研究室の中でもまちまちですが、たまには一緒に検討しましょうということで卒論テーマの検討会を開きました。

1. 何をしたいか。。  => なぜか、おいしいもの食べたい。。
2. おいしいものって何? => 普段は食べられないけど、何か試してみて、作った感があるもの。
3. 試してみたいことって何?

となぜなぜ分析をしてみました。 5回ほど繰り返すとたいていいきつきます。 そこで出てきたテーマが ”バケツプリン”

ってことで、ばけつぷりんってなんだろうというところから調査を開始しました。 調査だけではだめなので、作って、試食評価することになりました。 以下はその実験プロセスです。

プリンといえば、牛乳と卵から作りますが、バケツごと蒸すのは無理と判断し、プリンの素を活用することとし、材料とバケツを購入











もちろんカラメルは大事ということで大量に作ります。甘いもの好きには耐えられません。
なべでプリンを作ります。 大量のプリンの素と牛乳をあたためて作ります。













できた温かいプリンをバケツに移していきます。とても簡単なように見えますが、塊をつくらずにまぜたり、タンパク質の膜ができないような温度調整などIT技術があればだれでもできるのにと課題を見つけながらの実験です。










完成しました。余ったものはグラスに入れておきます。















さて試食です。 しっかり固まっています。
おいしいですね。 実験成功です。 で、、課題はあまりなしということで、卒研テーマには向かないことがわかりました。 そうです。試行錯誤は大事なんです。











結構な人数で評価をして好評だったのですが、ITを活用する工夫の余地があまりないということでこのテーマは没という結論になりました。 評価に協力いただいた皆様ありがとうございました。










2014年4月28日月曜日

ソフトウェア工房の新歓(予告編)

春です。新入生の季節です。ソフトウェア工房に興味のある人が結構いるようです。
今週の金曜日(4月25日)に、新入生歓迎会をやるようです。飛び入りも歓迎のようです。興味のある人はぜひ来てください。今のところ1年生は10人(@_@)程度の参加が予定されているようです。

ソフトウェア工房での皆さんの活躍を期待しています。

元気に記念撮影です

たくさんの人がいます

2014年4月25日金曜日

学会発表 at 東京海洋大学

 学会発表 = 旅行だなんて、まさか思っていらっしゃいませんよね。Nearly equalでないか!!! と言われるとつらい場合もありますが・・・

4月でも学会(この場合は、講演会を言っています)がある学会(この場合は、組織を言っています)があります。今日は、測位航法学会(主にGPSなどの測位、要するに位置情報取得のための技術やその応用に関する分野の学会)の講演会で、修士1年の村田翔太郎君が発表しました。

 
発表タイトルは「非可聴音を用いた屋内測位のための受信機の試作とその評価」。
何だ? 3月に電子情報通信学会で発表した(リンク)ものの二番煎じではないか?とは言わないでください。3月の春休み期間や院生となった4月から今日まで、休み返上して(平日も休んでいるわけではないです)検討、実験、解析をやり遂げた結果です。「修士(修士進学希望者を含む)には、春休み、夏休み、冬休みはないよ(お盆休みはある)。」という指導教員の教えを信奉?してくれています。
実際、大学院の授業やTATeaching Assistant:教員をサポートして、演習、実験などで学部生の面倒をみる仕事)で、普段はなかなか十分な時間を確保することが難しい場合も多いです。


発表中の村田君。発表そのものはうまく(以前よりは)なりました。質問対応は、誠実さ?がにじみ出ています。たとえ正式なデータ取りは行っていなくても、様子見の実験の結果や、類似実験からの予想などは遠慮なく話していいですよ。ハッタリかませ、と言っているわけではないので、念のため。


会場となった東京海洋大学は、品川キャンパスと東京に近い越中島キャンパスがあります。今日は品川キャンパスでした(品川駅から徒歩8分程度だったかな)。旅行じゃないことが納得いただけますね。しかし、品川駅のこちら側は、すっかり都会の街になりましたね。


世の中狭いもの、とはよく言ったものです。以前の職場でお世話になった方も学会に参加されていました。私の仕事の内容が変わって新たな知識、その他が必要になったとき、大変お世話になった方です。今でもその恩は忘れていません。初歩的なことでも遠慮なく聞くことができる先輩や仲間がいることは、大きな財産です。

写真を学科のブログにアップしてもいいですか?との私の問いに対して、「正規に来ている。何も困らない。」ということで、むしろ証拠になる?とのことで快諾してくださいました。

ちなみに、お会いしたとき、「痩せたのか?」と看破されてしましました。鋭さは相変わらずです。私の油断のならない男(リンク)との決戦に備えた隠れた努力が見破られました。(実際は、その男とその仲間とは、今週はマルマルkm歩いた、日曜日はバツバツkm走ったと互いに自慢しています。)


ちなみに、これが今回の発表のネタとなった実験時のもようです。騒音環境下での評価ということで、混雑時の新食堂(リンク)の片隅で、遠慮なく実験を挙行しています。うるさ過ぎるくらいの環境です。音楽(校歌を含む)まで流れ、騒音レベル80dBを越えています。いい見世物だと思うのですが、ほとんど人が近づきません。彼の殺気が漲っているのでしょうか?

 
 まずは、第一目標はクリアしました。また、明日から新たな目標に向かって進めていくことになります。目標設定と言うのは、簡単なようで意外と難しいと思います。短期的目標を確実にこなしながら、中長期的目標を見据えて布石をうっている現状です(これはちょっと嘘ですね。本当は日々、自転車操業です)。

2014年4月24日木曜日

ツバメ達の季節

もう年中行事(^_^;)となっていますが、学内に燕が戻って来ました。(昨年の記事
腕とカメラの限界
同じような構造なのに、K2号館の回廊には巣を作るのに、K1号館の回廊には巣を作りません。何か、ツバメに取っての違いがあるのでしょうね。
敢えてあげるならば、天井の状態でしょうか。K1号館は、換気扇か何か吹き出し口がありそうですね。
K2号館の回廊の天井
K1号館の回廊の天井
これだけでは、情報が少ないので、NHK for Schoolの「ツバメ」で検索した結果を貼っておきます。