2012年7月11日水曜日

DICOMO2012参加報告

7月4日から6日にかけて、石川県加賀市にて情報処理学会主催の「マルチメディア、分散、協調とモバイル(DICOMO2012)シンポジウム」が開催されました。DICOMOは、主にネットワークに関する研究分野を対象に、研究者間の深いディスカッションと交友の場となるよう、合宿形式によって行われるシンポジウムです。毎年、温泉地で有名な場所で行われることが多く、研究発表や聴講の後に温泉で身体の疲れを休めることができます。今年の会場は周りが自然いっぱいの中、高級感あふれる「ホテル百万石」です。
ホテル百万石の中の様子
会場入口
ホテルの「看板」と
ザ・宴会料理

情報工学科の学生・教員からは下記の7件の研究発表が行われました。

発表者論文タイトル
山田 健一郎行動的特徴量としてのマルチタップを用いたキーストローク認証手法
~デバイスの違いによる比較検証~
野口 敦弘ボタンレスで行うリズム認証手法 
~ピアノ経験者との比較によるリズムの個人差検証~
五百蔵 重典マルチタップ点字入力方式の実装と評価
菅谷 隆浩カラー手袋をした手の動作および手指認識を利用した文字入力に関する実験的検討
宮崎 剛スマートフォン向け読唇トレーニングアプリケーションの試作と評価
加藤 正樹筋電位変化と重力加速度を利用したVDT作業支援システムの提案と基本実験
黒沼 紀彦携帯端末向け入力方式の提案
~点字を用いた入力方式・十字キーを用いた入力方式~

山田 健一郎:行動的特徴量としてのマルチタップを用いたキーストローク認証手法
野口 敦弘:ボタンレスで行うリズム認証手法
菅谷 隆浩:カラー手袋をした手の動作および手指認識を利用した文字入力に関する実験的検討
加藤 正樹:筋電位変化と重力加速度を利用したVDT作業支援システムの提案と基本実験
他にも「アウトドアセッション」という学会主催者側から観光地を楽しんでもらうための時間帯を設けてあり、「ナイトテクニカルセッション」は本来の研究発表とは異なり、面白い要素を多数含めた発表が多く行われていました。
※アウトドアセッションで、「レディー・カガ(加賀)」を探しに行ったのですが、その顛末は、また別に(^_^;)

また、シンポジウムの最後の表彰式で、情報工学科からの発表で2件の発表が受賞しました。おめでとうございます。

優秀プレゼンテーション賞
・五百蔵重典:マルチタップ点字入力方式の実装と評価
デモセッションでの五百蔵先生(左から2人目)
野口賞(最優秀デモンストレーション賞)
・黒沼紀彦:携帯端末向け入力方式の提案 ~点字を用いた入力方式・十字キーを用いた入力方式~
授賞式での黒沼君

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