11/3と4日は、我が神奈川工科大学の学祭でした。天候にも恵まれ(朝晩はちょっと肌寒くなりましたが、昼間は天気がよければ快適ですね)、気持ちの良い学祭となりました。
以下は、情報工学科の某研究室の風景です。面白い話は例によってありません。特にこの研究室は“硬派”で通っていますので(本当か?)。
3日の午前中からOBが来てくれました。さっそく、勝手知ったる舞台裏に乗り込んでダベリングを始めています。ダベリングに飽きたら、荷物置き場として研究室を使って、どっかに行きました。
この研究室は、硬派の“研究展示”と軟派?の“模擬店”の2本柱で学祭に参加しました。
大阪府立大学に赴任された佐賀先生も学祭期間中、遊びにくれました。その佐賀先生が、お客様を研究室に連れてきてくださいました。「“農大”に行かないでこっちに来たのだから・・・」ということで、熱心に研究デモを見てくださいました。
こちらは、昨年退職された本学名誉教授の石坂先生。教授時代は厳しい指摘をされる先生でしたので、このときは私も身構えました(笑)。温かく学生に対応してくださいました。石坂先生、佐賀先生と本学を離れた先生も来ていただけるのは、本当に嬉しいものです(単なる義理ではない、と信じています)。
本研究室が発足した初年度の卒研生です。新保君と宍倉君(宍倉君は向かいの研究室の学生でした)。一人前の社会人に対して、君付けは失礼ですが、ご容赦!!!。例の「あーゆえばこーゆう市川」君に、私が初めて研究室を持ったときの学生だ、と紹介したら、新保君に
「最初の犠牲者ですね。」
と言っていました。新保君も否定しませんでした(何と!!!)。笑えない冗談(?)です。
こちらは、“軟”の方。今年はポップコーンでした。客足は正直、悪かったです。「俺は反対したんだ」という学生がいました。いけません。この期に言うのは裏切りとなって、かえって自分の男の価値を落とします。男は最後は黙って・・・です(例の大げさモードです)。
追記:その後の報告によると、何とか盛り返したようです。お客の数は、関係ないけど・・・
追記:その後の報告によると、何とか盛り返したようです。お客の数は、関係ないけど・・・
夜の部は例によって“焼肉食べ放題”の宴会です。大学の懇親会補助+先輩が多くだしてくれるので、研究室のメンバー(教員を除くのは残念)は“タダ食い”です。人数が20名を超えたので、2つのテーブルとなりました。こちらは、その一つのテーブル。
こちらは、残りの一つ。一人だけ、立ってメニューを見ているのは、そうです。「レジェンド 泉」君です。いろいろ学生の近況が聞けます。泉君は、入社2年目ながら2百数十名の中から今年の上半期の”MVP社員“に選ばれたとのことです。おめでとうございます。確かに、研究室での働きぶりを思い出すと納得というか当然です。これで、ますます”レジェンド“という称号に磨きがかかります。
最後の締めは、幹事役の4年生の菅谷君。大学院進学が決まっています。この研究室の来年の状況は、彼の出来に大きく依存することになります(野球のピッチャーと同じですね。教員は監督ですので、大した力にはなりませんね(謙遜のような事実のような・・・、自分でも分からないです))。
模擬店を出すことも結構、負荷が大きいです。ショバ代がわりに?大学全体で行うコンサート会場の設営等のお手伝いも行う必要があるので、早朝からの作業が要求されます。普段はパソコンや実験機材、機器の中での仕事ですが、学祭への参加からも多くのことが得られるはずです。また、研究室、宴会に来てくれる身近な先輩から、多くのことを感じてもらいたいです。先輩は私と違って、説教的なことは言わないのが(私としては)ちょっと残念ですが、それとない雰囲気、態度から学生は何かを感じるのだと思います。
急にお客さんをつれて、色々な研究室に押しかけてしまいましたが、色々と丁寧にデモしてくださったので、おばあさんもすごく喜んでました。
返信削除また僕自身もわかりやすいデモって何だろうって、考えながら聞いていたので、すごく勉強にもなってよかったです。ありがとうございました。
ちなみに、あのおばあさんには大学について早々に捕まりました。全然身内でもなんでもない、そこらであった人ですが、ああやって興味をもって貰えると研究者冥利に尽きますね!
さがさん
返信削除温かいコメント、ありがとうございます。
デモしたものは、一般の方々に理解していただきたいものなので、我々にとっても有難かったです。”農大に行かずに、こっちにきたのだから・・・”には、ちょっと刺激を受けました(笑)。
ちなみに、若い女性のみならず、おばあさんにも好かれるというのは、まさしく”さがさん”の仁徳のたまものです。
今後もよろしくお願いします。