2013年5月29日水曜日

ぼくのクロックス

みなさん、僕のあのクロックス、どうしたでせうね?
ええ、○○教員室から北側エレベータを通るみちで、
□□研究室の前で脱いでおいたあのクロックスですよ

みなさん、あれは好きなサンダルでしたよ。
僕はあのとき、ずいぶんくやしかつた、
だけど、いきなり片方しか置いてなかったもんだから。

みなさん、あのとき向こうから若い学生がきましたつけね。
同様にサンダルを失くしていた。

そして彼もサンダルを失くしてずいぶん困ってつてましたつけね。
けれど、彼のは見つかった。
なにしろtwitterで、エレベーターの中にサンダルが片方あると呟かれていたんですもの。

みなさん、ほんとにあのクロックスはどうなったでせう?
・・・・
片方だけのクロックス
元ネタは、小学校で習いましたよね?
「人間の証明」で、知っている人も多いかな?

追加説明: ある研究室で宴会が開かれました。そこにお呼ばれしました。何度か、トイレに行ったのですが、その何回目かでサンダルが無くなっていました。同様に、サンダルが無くなった人がいます。その人のサンダルはエレベータの中で発見されました。それは「エレベータの中にサンダルがある」というつぶやきを見つけ、捜索した結果です。僕のは未だ見つかっていません。

追記(2013-06-06):
 知らない人が多いようなので、追加説明です。この詩の元になったのは、西條八十さんの「ぼくの帽子」です。私は小学校で習いました。
 この詩を有名にしたのは、森村誠一の長編推理小説『人間の証明』の映画化(1977年)かもしれません。この映画のテーマソングをジョー山中さんが歌ったのですが、「Mama, Do you remember...」と唄い始める歌で、この詩を英訳したものです。ベストテン入りも果たしています。

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