2013年5月18日土曜日

研究会で発表してきました

 51617日の二日間にわたって、熊本大学にて電子情報通信学会の知的環境とセンサネットワーク(ASN : Ambient intelligence and Sensor Network)研究会が開催されました。修士1年の菅谷隆浩君がポスターセッションで発表してきました。ポスターセッションでは、27件の発表がありました。ほとんどが全国からの大学の修士課程の学生のようです。

彼は、去年の12月にも熊本に行っており(リンク)、モチベーションはイマイチ高まらなかったと思いますが、研究成果をタイムリーに発表していくことは旅行!!!すること以上に重要です。

 今回の発表では、本テーマで一緒に研究を進めている他学科の先生が同行してくれました。そのため?、真面目な写真しかありません。でも16日朝に行って17日夜帰ってきたので、当然ですね。

パネルの前に立つ菅谷君。既に何回も(本当です)発表していますが、パネルは始めてです。発表タイトルは「カメラによるカラー手袋を装着した手指形状認識」です。明るさが変化する一般的な環境下でも手指の形を正しく認識する技術に関する研究です。将来的には、手話認識にも適用できるかも知れません???


指定時間の1時間半にわたって、人の跡切れがなく聴衆がきたそうです。この時期、学部生の参加はないはずなので、来た人は全て彼よりも学年が上の人たちだと思います。その中で、びっしり質疑応答を行ったことは、いい訓練にもなったに違いありません。


■彼の感想等
ポスター形式の発表は初めてで最初は不安でしたが、思っていたより多くの方に来ていただくことができました。(発表当日は、用意したデモ動画をホテルに忘れるというハプニングが有りましたが、なんとか口頭で乗り切ることができました.)研究の優位性や実際の利用シーンなどについての質疑やコメントが多く、自分の研究に対する外部の人の意見を頂く貴重な時間となりました。懇親会では他大学の先生や学生からお話を聞く機会があり、とても有意義な時間を過ごすことができました。

補注:( )内の文言は、私のコメントに対して追記した部分です。ちなみに、私のコメントは、「テンプレートみたいな感想で面白くないな。笑わせる感想を書いてほしい。」です。


 デモ動画を見せられなかったのは残念ですが、かえって説明をきちんとやれたかも知れません(外国でのパネル発表では、デモ動画は有効な武器となりますが)。外部発表は一つの目標になるとともに、マイルストーンにもなります。このようなことを積み重ねていく中で、自分が気づかないうちに大きく成長していくことになると思います。彼には、研究室運営や後輩の指導もお願いしています。今後ますます忙しくなる中で、着実に成果を出していくことを期待しています。

0 件のコメント:

コメントを投稿