2013年10月6日日曜日

CEATEC出展余話  -恋の片道切符?-

 CEATEC2013出展の公式報告は既にしました。本当の意味で、役立つ、面白い情報というのは、公式報告にはありませんね。外国出張での出来事などは、その最たる例かと思います。

展示会への出展には、単に展示する技術やシステムの実演ということだけではなく、多くのノウハウが必要となります(宿泊先、昼食の確保など下世話なことから用意するパンフレットの部数など)。展示説明の支援をお願いしたコンパニオンさんへの対応なども、紳士としての振る舞いが要求されます。対応を間違えると単に教員、学生個人の問題にとどまらず、本学全体の品位に関わることになってしまいます。今回は、その一例として展示終了後の報告をさせていただきます。今後、出展を検討されている方の参考になれば幸いです。

 撤収作業は早々に行う必要があります。下の写真からも想像がつくように、専門の業者さんが直ちに入ってきます。



撤収作業中の様子です。システムを分解、段ボールへの梱包、輸送業者さんのところへ運び込みます。このとき、展示説明の支援をしてくださった説明員の方を手伝わせることは当然できません。あくまで、説明の支援という契約です。が、撤収後に行う反省会にはお誘いしています。これは、今後の展示のために今回の反省は必要であると考えているためです。決して、コンパニオンさんと酒席をともにしたいという気持ちからではありません。


 ということで、単に撤収作業中は待っていてください、という気の利かないことは紳士と言えませんね。撤収作業は担当に任せて、展示説明員の方とどこかで反省会まで時間を潰す(この表現はボキャ貧を露呈)必要があります。総大将のY本先生に本件をお願いしましたが、「重要なものの梱包、輸送があるので、お前がやれ。」という指示を頂戴しました。大先生からの指示ですので、仕方ないです。


反省会は東京駅近くのお店で行うこともあり、コンパニオンさんと私が一足先に東京に向かい、近くの喫茶店で時間を潰すことにしました。その後どこから入手したのか、若手教授のIO先生から帰りの東京駅までのバスの整理券をいただきました。先生曰く、「恋の片道切符です」。うーーん。こういう場合は、どのように反応すればよいのでしょうか。


ということで、東京駅前のOAZOの喫茶店でドリンクが運ばれてきてから1分後(入店してから3分後くらい)、IO先生から、「店に入った。」との電話がありました。撤収作業終了後来ることになっているので、こんなに早く到着はずがない、嘘だろうと思い、改めて当方から電話をしました。「残念だろうけど、早く来るように・・・」ということで、本当に残念ながら(間違えて横浜行のバスにでも乗ってくれれば・・・と思っていましたが)直ちに喫茶店を出ざるを得ませんでした。しかし、信じられないことが起こるものです(彼女は信じていました)。


反省会の一コマ。Y本先生と彼女は当然隣です。ところで、Y本先生、反省の話をしていただけたでしょうか? ツーショットのよい写真は私は撮れませんでした(すみません)。

彼女の前で反省している?村田君。俯いているので、確かに反省していると思われます。


何だか公式報告より、長々と書いてしましましたが、このように気の置けない関係の教員同士だからこそ展示会への参加も気軽にできるという一面があります。エリアの割り当てなど、忌憚なく意見を言って、貸し借りしながらやっていける(もっとも終了後は直ちに借りたことを失念)本学科の人間関係を大切にしたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿