“卒業生からのメール”であって“カナダからの手紙”ではありません。わからないだろうな。
ある研究室では学祭の期間に研究室の同窓会を行っています(過去の記録は、リンク1、リンク2)。大学院進学予定の4年生が案内を出し、飲み会等その運営を一括管理しますが、ついでに?先輩から私のところにメールが来るときもあります。
本学科を卒業して実社会で活躍している先輩からのメールで、非常に示唆に富むというか有難い話が多いので、ほとんど転写の形で掲載します。
(暇人なので、挫折したRelational Theory以外はだいたい全部読んでます!合わせて英語のべんきょーばかりしてたので大体読めます。)
(たくさん紹介されているので、どれか一つ選んで読んでみてはいかがでしょうか?)
- Head First Object-Oriented Analysis and Design
- Pattern-Oriented Software Architecture, A System of Patterns
- Pattern Oriented Software Architecture Volume2
- Patterns of Enterprise Application Architecture
- エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計
- The Art and Science of Smalltalk
ただでネット上で読めて、かつ非常に洗練されているのでお勧めです。
オブジェクト指向の本質や世界観を非常によく捉えています。
* Java固有
- Java Transaction Design Strategies- プログラミング言語Java
- Javaネットワークプログラミング
- Java 並列処理プログラミング
- Spring In Action
* データベース
- SQL and Relational Theory: How to
Write Accurate SQL Code- 標準講座XQuery
- Beginning Database Design
- The Art Of SQL
- Head First SQL
- SEのためのOracleチューニングハンドブック
- データベース
速水先生(本学教員)のあれ。凄く薄いですが、Relational Modelを ちゃんとわかっている人が内容を超凝縮して書いているので、過不足無く、なかなか素晴らしいです。
* テスト
- Pragmatic Software Testing: Becoming an
Effective and Efficient Test Professional ソフトウェアテストの世界観がわかりやすくてグッドです。
- The Art of Unit Testing: With Examples in .net
- Continuous Delivery: Reliable Software Releases through Build, Test, and Deployment Automation (Addison-Wesley Signature Series
Deployment Pipelineの考え方はSIerにはなじまないですが、考え方は非常に役に立ちます。
■いろいろ人生の選択
一時は、Web系のもっとコード書けそうなところからスカウト依頼があったりして、相当迷ったのですが、現状の環境は人への負担が少なくて、みんな真面目で、学歴差別みたいなのもなくて働きやすいし、ちゃんとスキルを磨いて誠実にこなしていけば、いくらでもチャンスはありそうなので、このまま頑張ることにしました(正解です。転職は一時の処遇がいいだけと思います。景気が悪くなると・・・)。○○○○を紹介して頂き、本当にありがとうございます!
(やっぱり異様に頭の情報量が多くて逆立ちしても敵わない人とかもいますが・・・)
(若い内は死ぬほど苦労して過労死はしないまでも、ボロボロになるまで脳みそと体を酷使したほうがいいと思うのですよ・・・。結婚とか、恋愛とか、あまり興味が無いので。(興味がなくても、人生設計は大切です!!!))
■英語の勉強について
それと今、本気で英会話をちゃんとやりたいなぁと思ってるのですが、KAITの施設とか上手く使えないですか。ロゼッタストーンとか、本とかで数ヶ月格闘したのですが、口が動くようになり、耳が慣れても人前で英語で考えて英語でしゃべる練習にはならないことがわかったので・・・。
(錦糸町の英会話クラブというやつに一回言ったのですが、留学してた人とかがべらべら喋るのを100%聞き取れても、緊張し過ぎて頭が真っ白になって何もレスポンスできず、トラウマになりました)
勉強のときは、文法等は大切にして、重要ポイントはしっかり暗記してください。でも実際に使うときは、それらのルールを一切忘れて、体で反応してください。文法等を意識すると英語は出てきません。バッターが無心で投球に反応するのと同じです。テニスだっていちいちフォームを気にしていて返していたら試合になりません。実践英語(学問ではない)はスポーツや楽器と同じだと私は思っています。
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