2011年11月6日日曜日

とある研究室の風景 in 学園祭

 情報工学科では、基本的に全ての研究室を学園祭でオープン、公開しています。
 
 OBはもちろん、近所にお住いの方(老若男女、特にお子様)、受験を考えている方、一部業界の方など、様々な方がお見えになり、賑やかな土日になります。今年は、学生のサークルがSDN48を呼んでいました(本記事にはSDN48関連はありません。すみません。)

以下は、とある研究室の様子です。

今年も模擬店で“わたあめ”をやりました。私も3000円投資しました。「投資額を倍増せよ。ケチなことはしないで、小さい子どもにはサービスしろ。」という矛盾した要求に対応すべく奮闘しています。社会にでれば、矛盾したオーダーばかりなので、いい訓練です。

研究室では、お子様向き、一般の方向きの2つの要求に対応する出し物を用意しています。これはお母さんに連れられたお子様ご一行の皆さま。

保護者の方と来られた高校生の方。研究内容を紹介しました。本学も入学先の候補の一つとして考えていれば幸いです。

こちらは、教員の個人的なお客様。たまたまの訪問が学園祭になりました。仕事の話半分、世間話半分ってゆー感じでした。普段着の人は厚木の住民です。今頃、やっと来ました。


こちらのお客様は、以前本学科の学生の就職担当をされていた中上さん。在職時と同様、おしゃべりに花が咲きました。年齢が近いこともあり(価値観も同じと勝手に考えています)、何故か話が盛り上がります(盛り上がっているのは、アンタだけ、とは禁句)。

話している最中、学生が中上さん来訪の情報を嗅ぎ付け、挨拶にきました。中上さんのお人柄がこれで分かると思います。


研究室を訪ねてきてくれたOBの皆さま。就職してたった3年で、私が日ごろ話していることと同じ内容を発言。嬉しいというよりも、「俺の会社人生、二十数年は何だったの?」という感じでショック。

夜の部は、恒例の“焼肉食べ放題”。大学が学生一人につき3000円の宴会補助をしてくれます。これで先輩がちょっと余計に出してくれて(注:教員も含む(笑))、彼らはタダで食い放題です。「タダより高いものはない」ことをいずれ知ることでしょう。


左手一番奥は武田君。研究室の1期生。発足したばかりで何もない研究室で奮闘してくれた当時エースの学生です。いまはお父さんになっています。「早く結婚した方がいい」という私の忠告?を守ってくれています。


最後は修士1年秋山君の挨拶でお開き。

 学園祭は毎年この時期に開催されます。OBが来てくれるのは、やはり嬉しいです。一方で、大きく成長した姿を見るに(ある範囲の技術領域では明らかに私を凌駕しています。また、現場ならでの最先端の中に身を置いていることがオーラだけで分かります。)、非常に頼もしく感じます。

“研究室は学びの場と実社会の中間の場であり、実社会への滑走路”と位置付けている私にとって、研究室が彼らの成長を少しでも助長することが目標であり、社会に出てから研究室での私の発言や姿勢の意味を理解してくれたら、と思っています。

また、来年の再会を期待するものです。

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