2014年6月30日月曜日
2014年6月29日日曜日
HCI2014出張道中記(番外編 -学会ツアーへの参加―)
国際学会は世界から多くの人たちが集まります(もっとも、北米、欧州が主体で、近年はアジアからの参加も多くなっていると思いますが)。このため、学会側でツアーなどを用意していくことも多いです。特に、外国の方はパートナーと一緒に来られる方も多く、その方々も含め、ツアーも活気を呈しています。ホテルを含め、主催地の観光業界の方々にとっても、大きな学会がやってくることのメリットは相当なものがあると思います。それに協力?する形で、学会が用意してくれたツアーに参加しました。
断崖に小さな居住地、と言うよりも店舗が並びます。ほとんどの建物が白壁に統一されています。その統一性が一つの価値を生み出しているようです。
断崖に小さな居住地、と言うよりも店舗が並びます。ほとんどの建物が白壁に統一されています。その統一性が一つの価値を生み出しているようです。
店の人に薦められるままにオーダーした昼食のギリシア料理。これは二人前です。見かけはともかく、結構美味しかったです。
そして、戻りは歩き(登り)でした。もちろん、ケーブルカーでもOKです。また、写真のように、ロバ(と言っても結構大きい)に乗ることもできますが、敢えて苦行を選択しました。蹴られたら大変、と心配しました。
多くの学会からの参加者がいました(愛媛の学会で、学会会場で会わなくとも道後温泉でよく会うことと同じ?)。大きな学会ほど知名度の高い観光地で行われるような気がしますが、これは学会会場となる場所の確保のみならず参加者に対するインセンティブを与えるためと思われます。菅谷君も日ごろの休日返上の努力が報われた、と感じるのはこのようなときなのでしょう。あと半年あるので、まだまだ彼には頑張ってもらわなければなりません。引き続き、大いに期待しています。
HCI2014出張道中記(発表編)
いよいよ成果を発表するときを迎えました。今回の学会では、情報工学科から3名の学生が発表しました。大塚研の青木君、鷹野研の三上君、そしてブログに頻出している菅谷君です。以下、発表者とタイトルです。
菅谷君の発表後、お互いの反省?を話していたら、谷中先生から、「○○先生(私のこと)は、厳しいですね。十分ではないですか。」というお叱り?を頂戴しました。確かに。でも、出藍の誉れ?という言葉もあるように、もはや私には困難な(飛躍的な)成長を彼に心から期待するものであります。
**************
と、ここまで書いていると・・・
青木君:初めての国際会議での発表とのことですが、聴きやすい口調で好感の持てるプレゼンでした。デモも交えてわかりやすい発表でした。
三上君:こちらも初めての国際会議ですが、自分のペースで説明できていました。セッション後に、質問を頂いた先生に、再度説明をさせて下さいとお願いに行ったのはとても良かったです。
菅谷君:落ち着いた感じで話していて、丁寧な発表でした。動画による実演もあり、指文字認識の結果として'CRETA'と表示させたのは、この国際会議の開催地を考慮した楽しい演出でした。
国際会議での発表とあって、スライドの内容や発表の仕方など、プレゼンの準備を十分にした成果があったと思います。英語での質疑応答はやや大変だったかもしれませんが、英語でのコミュニケーションを学ぶ良い動機付けになってくれればと思います。
青木孝文(B4)
Visualization
Tool for Finding of Researcher Relations
三上智也(M2)
A Music
Search System for Expressive Music Performance Learning
菅谷隆浩(M2)
Enhancement
of Accuracy of Hand Shape Recognition Using Color calibration by Clustering
Scheme and Majority Voting Method
その前に、学会会場があるホテルの一風景です。フロントと部屋がある本館?を中心にプールや庭、離れの客室群からなっている高級ホテルです。ちなみに、その周辺一帯は
Creta Maris Beach Resortと言われているエリアです。
発表内容に関する技術的なことは、分からないので(論文を読めば分かるだろう、とは禁句!!!)、以下、写真と感想のみ。
青木君。何と4年生の発表です。声が大きくて、非常によかったです。そこまで彼の訓練をした指導の先生に頭が下がります。発表前は、非常に緊張していたこと、手に取るように分かりました。緊張することは、重要です。どうでもよい、と思ったら緊張は決してしません。今回経験したことを、きっかけとして、この1年で大きく成長してください。
M2の三上君です。落ち着いていましたね。立派だったと思います。指導の先生と二人三脚でやってきている様子が滲み出ていました。そして、指導の先生との良好な関係も感じることができました。評価実験を十分に行って、その結果を明確に示していた点は(も、かな)よかったと思います。
同じくM2の菅谷君です。国際学会での発表は昨年に続き、2回目です。最近は一種の風格が出てきたと感じます。人格(人間力というべきかな)を感じさせる雰囲気を漂わせています(普段から接しているからなのか?)。三上君と同様、目的・課題の提示、解決策の提案と実装、評価実験と言う正統派の流れで発表しましたが、1回目の発表からの成長を感じました。
+++++
筆者が初めて国際学会で発表したときは、ORAL原稿を見ながら発表しました。3人の学生諸君は、メモをちょこっと見る程度(ほとんど分からない)で、明らかに筆者が初めてのときよりも格段に立派な発表であったと感じます。これは、本学会で彼らの発表を見ていた情報メディア学科の谷中先生の感想でもあります。
いい事ばかりを言うと信頼性に乏しくなるので、今後に向けた課題は・・・(発表者だけではなく、これから発表する学生へのアドバイスも兼ねて)。やはり、質問に対する応答になりますね(あんた、言える資格があんの?という発言はご遠慮ください)。日本語でも難しいしので、当然と言えば当然ですが。
(1)関連の英語論文をそれなりに読んで、英語の専門用語は身につけておく。
(2)基本的な英語構文(中学程度でよい)は、口から出るようにしていく(そこに単語を代入すればよい)。
(3)国内の発表と同じく、想定質問対応用のOHPを用意しておく。
他にもいろいろあると思いますが・・・。単に、Yes、Noや答えを示す単語ではなく、関連情報を盛り付けして回答できるといいですね。20代のうちは、大きく成長できます。
PS)菅谷君の発表後、お互いの反省?を話していたら、谷中先生から、「○○先生(私のこと)は、厳しいですね。十分ではないですか。」というお叱り?を頂戴しました。確かに。でも、出藍の誉れ?という言葉もあるように、もはや私には困難な(飛躍的な)成長を彼に心から期待するものであります。
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と、ここまで書いていると・・・
鷹野先生からも感想をいただきました。
---青木君:初めての国際会議での発表とのことですが、聴きやすい口調で好感の持てるプレゼンでした。デモも交えてわかりやすい発表でした。
三上君:こちらも初めての国際会議ですが、自分のペースで説明できていました。セッション後に、質問を頂いた先生に、再度説明をさせて下さいとお願いに行ったのはとても良かったです。
菅谷君:落ち着いた感じで話していて、丁寧な発表でした。動画による実演もあり、指文字認識の結果として'CRETA'と表示させたのは、この国際会議の開催地を考慮した楽しい演出でした。
国際会議での発表とあって、スライドの内容や発表の仕方など、プレゼンの準備を十分にした成果があったと思います。英語での質疑応答はやや大変だったかもしれませんが、英語でのコミュニケーションを学ぶ良い動機付けになってくれればと思います。
なお、他大学の某先生からも、3人とも「大変堂々としていて素晴らしかったです」とのお言葉を頂きました。
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2014年6月28日土曜日
慶應義塾大学教授清木康先生講演会のご案内
情報工学科およびI-Androidの会では、慶應義塾大学教授、情報処理学会理事清木康先生をお迎えし、情報通信技術の未来についてご講演していただきます。みなさま、どうぞ、お越し下さい。
講演会:
・日時 7月10日(木)16時45分~17時45分
・場所 神奈川工科大学K1号館303教室(人数の多い場合、1201教室)
・演題 情報通信技術の未来: ビッグデータ分析と5次元世界地図の構想
−グローバル環境システムリーダープログラム(GESL)への応用—
・主催 情報工学科、i-Androidの会
(世話人:情報工学科教授陳幸生)
・参加費:無料
演題概要:
近年の情報通信技術・研究の重要な方向の一つは、時間的、空間的な変動をい、かつ、文脈や状況の情報を内包する“ビッグデータ”(行動履歴、移動履歴、画像、映像、音楽、センサーデータなど)を対象とした時間的、空間的、意味的、感性的連想機能実現の方法論およびシステム設計論の確立です。これらの機能は、ビッグデータを対象とした新たな記憶蓄積、共有、分析、統合、想起、配信環境を実現する本質的な機能であり、新しい多くの応用を開拓するベースとなるものとして期待されています。ここでは、ビッグデータ分析システムとして、地球規模での自然環境情報を対象とした“5D WORLD MAPシステム”を示します。5D WORLD MAPは、3次元の地理的空間軸、1次元の時間軸、および、多次元の意味空間軸上に配置される自然環境、社会環境事象を5次元空間(3次元地理的空間軸、1次元時間軸、1次元に縮退した意味空間軸)の世界地図上に写像し、自然環境、社会環境の事象の状況、および変化を検索、共有、分析、統合するシステムです。また、このシステムを活用し、グローバル環境システムの探求とそのリーダーを育成する大学院コースとして推進しているグローバル環境システムリーダー・プログラム(GESL)(http://gesl.sfc.keio.ac.jp/)について紹介します。
講演会:
・日時 7月10日(木)16時45分~17時45分
・場所 神奈川工科大学K1号館303教室(人数の多い場合、1201教室)
・演題 情報通信技術の未来: ビッグデータ分析と5次元世界地図の構想
−グローバル環境システムリーダープログラム(GESL)への応用—
・主催 情報工学科、i-Androidの会
(世話人:情報工学科教授陳幸生)
・参加費:無料
演題概要:
近年の情報通信技術・研究の重要な方向の一つは、時間的、空間的な変動をい、かつ、文脈や状況の情報を内包する“ビッグデータ”(行動履歴、移動履歴、画像、映像、音楽、センサーデータなど)を対象とした時間的、空間的、意味的、感性的連想機能実現の方法論およびシステム設計論の確立です。これらの機能は、ビッグデータを対象とした新たな記憶蓄積、共有、分析、統合、想起、配信環境を実現する本質的な機能であり、新しい多くの応用を開拓するベースとなるものとして期待されています。ここでは、ビッグデータ分析システムとして、地球規模での自然環境情報を対象とした“5D WORLD MAPシステム”を示します。5D WORLD MAPは、3次元の地理的空間軸、1次元の時間軸、および、多次元の意味空間軸上に配置される自然環境、社会環境事象を5次元空間(3次元地理的空間軸、1次元時間軸、1次元に縮退した意味空間軸)の世界地図上に写像し、自然環境、社会環境の事象の状況、および変化を検索、共有、分析、統合するシステムです。また、このシステムを活用し、グローバル環境システムの探求とそのリーダーを育成する大学院コースとして推進しているグローバル環境システムリーダー・プログラム(GESL)(http://gesl.sfc.keio.ac.jp/)について紹介します。
2014年6月27日金曜日
突撃!研究室の晩ごはん~しらす丼~
どうも月曜日の賄い企画者です。既に今週の賄いが記事になっていますが、気にせず6月16日の賄いを紹介します。
カレーの時に味噌汁のような何かを作った私ですが、今回はシンプルなもので汚名返上したいと思います。(あれ以降ネタになっていているので真面目に軌道修正中)
そんなわけで今週のメニューはしらす丼です。それでは画像をLet’s GO!!
ご飯の上にしらすと刻みネギを乗せ、最後に黄身だけの玉子を上に乗せたら完成。
味付けは醤油かごま油辺りを好みで食べていただければと思います。
(´-`).。oO(個人的にはごま油ですが、研究室のメンバーは醤油な模様)
自分の分の黄身を落とす位置を失敗してしまうミスがあったものの、それ以外は問題なくできました。
そして前回の味噌汁もリベンジとして、豆腐とお麩の味噌汁を作りました。総評としては、元々シンプル・イズ・ベストな料理なのでよくも悪くもといった評価でしたが、これで少しは軌道修正できたかなと思いたい、そんな私でした。
学生さんからの投稿です。6月16日の献立の記事です。
皆さんも作ってみてください。 (←MOCO'Sキッチンの終わりの言葉風)
カレーの時に味噌汁のような何かを作った私ですが、今回はシンプルなもので汚名返上したいと思います。(あれ以降ネタになっていているので真面目に軌道修正中)
そんなわけで今週のメニューはしらす丼です。それでは画像をLet’s GO!!
しらす丼(画像からだとしらす成分が行方不明) |
味付けは醤油かごま油辺りを好みで食べていただければと思います。
(´-`).。oO(個人的にはごま油ですが、研究室のメンバーは醤油な模様)
本日の全体図 |
そして前回の味噌汁もリベンジとして、豆腐とお麩の味噌汁を作りました。総評としては、元々シンプル・イズ・ベストな料理なのでよくも悪くもといった評価でしたが、これで少しは軌道修正できたかなと思いたい、そんな私でした。
学生さんからの投稿です。6月16日の献立の記事です。
皆さんも作ってみてください。 (←MOCO'Sキッチンの終わりの言葉風)
2014年6月26日木曜日
オーストラリア大陸縦断チャレンジWSC2013 番外編2
WSC2015に向けて
つい先日、2015年の大会レギュレーションが発表となりました。
完全に読み解いてはいないのですが、どうやらKAIT SPIRIT号が出場できるクラスが残ったようなので、いくらか手を加えればリベンジできそうです。監督に会いに行くと、同じことを考えていたようで、資金の問題などいろいろ解決していかなければならないことはありますが、WSC2015に向けての活動がスタートするかもしれません。
まだまだメンバーが少なく、来年どうなっているかわかりませんが、とくに情報系の技術を提供してくれる学生が欲しいところです。4年生は来年卒業していなくなってしまいますが、いま大学3年生以下ならばオーストラリア縦断にチャレンジするチャンスがありますので、是非とも話だけでも聞きに来てください。単に英語が得意、というだけでも活躍できる機会があります。
高校3年生の人も、来春入学すれば大会は秋(オーストラリアは春ですが)なので間に合います。皆さんが興味を持ってくれるのを待っています。
http://www.worldsolarchallenge.org/
HCII2014出張道中記(発表会場への道のり編)
世界最大規模のヒューマンインタフェース関係の学会(HCII2014:Human Computer Interaction International 2014、詳細はこちら)に来ています。発表は明日26日(木)なのですが、一応無事到着、受付完了、その他もろもろを・・・
場所はギリシャ クレタ島のイラクリオン郊外のリゾートホテルです。ただし、宿泊は会場となったホテルは高いので、近くのそれなりのホテルです(残念)。
トランジットはパリのシャルル・ドゴール空港。乗り継ぎの搭乗ゲートに向かう途中でウィンドウショッピングができることが多いですが、今回は動く歩道に乗ると、そのまま搭乗口に到着してしまいました。寄り道できるタイミングはなかったです。残念。帰りに期待。
乗り継ぎ便は遅れに遅れました。クレタ島イラクリオン空港に着いたときは、夜11時を回っていたと思います。が、荷物がすぐ出てきたのはラッキー。
ホテルに着いたのは12時ごろだったかな。とにかく、「明日は早い。早く寝よう。」という感じ(実際はなかなか寝られない)。
例によって時差ぼけでよく眠れません。宿泊ホテルのバルコニーからの撮影。真ん中下のトラックと作業している人たちは、ゴミ収集の作業中です。結構、朝早くから働いています。私が子ども時代は、日本人は勤勉なので現在の発展がある、と教育を受けましたが、何も日本だけが勤勉というわけではないと思います(脈絡はないですが、ギリシャは予選を突破しましたね)。
会場となったConvention Centerの前で。ホテルと一体となっています。まさしく、大きな学会を開催するに相応しい場所です。隣は、菅谷君のアドバイザでもある情報メディア学科の西村先生。菅谷君の論文の共著者であるとともに、自分の論文の発表のために一緒に来ています。
聴講中の休み時間にて。真夏の雰囲気です。後方に小さく見えるのは、エーゲ海です。そう、あのWind is blowing from the Aegean ♪♪~~ のエーゲ海です。遠くに見えるようですが、ホテルの前は海です。エーゲ海に捧ぐ、というのもありましたね。菅谷君、君は捧げるものはありますか? 昔、英文の大著の序文で、妻***に捧げる、という謝辞?に驚いた記憶があります(日本人は書けない)。
昼食休憩の一時。府立大の佐賀先生、本学科で同じく発表に来たM2の三上君と引率の鷹野先生と一緒になりました。
いよいよ、明日は発表です。座長が身内のような佐賀先生だから・・・と安心してはいけません。せっかくの機会なので、大いに緊張してください(私は始めての国際学会のときは、緊張して口から心臓が出そうになりました。今から考えるに、そんな必要はなかったけど)。
PS)
事前にクレタ島やイラクリオンに関する知識を入れることができました。数週間前のNHKのテレビ番組“世界ふれあい街歩き”でイラクリオンが紹介されました。筆者が出張でここに行くことを学科の事務員さん(女性です)が気づいて、番組からいろいろ情報をゲットしてくれました。おかげで、彼女と大いに話すことができて(それだけでも楽しいですね・・・)、しかも前提知識を持ってやってくることができました(確かに、彼女が言っていたものがレストランの名物としてありました)。事前に訪問する地域の歴史や文化を知ることによって、同じものを見るにしても、その印象や深さが大きく変わりますね。皆さんも、事前勉強をしてから旅行してください。
言いたかったこと:本学科は、このように事務員さんと教員の関係も極めて良好です(私に限った話・・・ではないです(個人的には、限りたいという思いも否定できません(笑))。
発表時の様子は別途、報告します。
オーストラリア大陸縦断チャレンジWSC2013 番外編1
害虫
ダーウィンで船荷を受け取ってから出発までは10日ほどありましたが、その間のピット作業は過酷でした。とにかく暑いので、半袖で作業していた人たちがほとんどでしたが、我々の血液を狙って小さな羽虫が飛んできます。
・蚊(カ)
日本でもおなじみの血を吸う虫です。プ~ンという音と、動作もゆっくりなので仕留めることもできますが視界に入っていなければなかなか気がつくことは出来ません。
・蚋(ブユ、ブヨ)
これが非常にやっかいな奴等で、蚊よりもだいぶ小さいので肌に止まったときに気がつくのが大変です。皮膚を噛み切って血を吸うので、チクリと感じることが多いです。
結局、こいつらにやられた後は非常に痒くなるのですが、掻けば掻くほど痒く、そして
治りも遅くなります。しかしそれがなかなか我慢できません。私は長袖で作業していたので被害は少なかったのですが、被害が集中した人は帰国後も数ヶ月、苦しむことになったのでした・・・
(半袖でもまったく刺されない人もいました)
こんなになってしまいます(あまり酷い画像は自重) |
日本からはおなじみの渦巻状の蚊取線香を持っていきましたし、現地でも虫除けスプレーなど購入したのですが、それでも被害をゼロにすることはできませんでした。ちなみに私は蛇やサソリなんかも怖かったのでジャングルブーツを履いていきましたが、これら危険生物には幸い出会いませんでした。
2014年6月25日水曜日
(6/23)掃海艇うくしま麻婆豆腐
皆さんこんにちは。納富研のKです。今回は五百蔵研にゲストとして賄い料理を担当しました。
前回のカレーに引き続き、海上自衛隊からレシピを参照しました。今回の料理は掃海艇「うくしま」の麻婆豆腐です。
http://www.mod.go.jp/msdf/formal/family/recipe/archive/090605/index.html
調理風景です。五百蔵研の方々にも手伝って頂き、スムーズに作業が進みました。
完成したのがこちら。少し辛めの仕上がりでしたが、概ね好評化を頂きました。ありがとうございます。
ではまた。
学生さんからの投稿です。
毎週月曜日に作るごはんネタです。1週間前の6月16日の記事は未だ書かれていません。
前回のカレーに引き続き、海上自衛隊からレシピを参照しました。今回の料理は掃海艇「うくしま」の麻婆豆腐です。
http://www.mod.go.jp/msdf/formal/family/recipe/archive/090605/index.html
掃海艇うくしま麻婆豆腐を調理しているところです |
調理風景です。五百蔵研の方々にも手伝って頂き、スムーズに作業が進みました。
掃海艇うくしま麻婆豆腐の完成写真です |
完成したのがこちら。少し辛めの仕上がりでしたが、概ね好評化を頂きました。ありがとうございます。
ではまた。
学生さんからの投稿です。
毎週月曜日に作るごはんネタです。1週間前の6月16日の記事は未だ書かれていません。
2014年6月23日月曜日
外部の方との打ち合わせ
研究開発は、自分たちの研究室のみで閉じられないこともあります。システムの研究開発(例によって、大げさな表現)のようなことを行う場合は、研究室だけですべてができるわけではなく、その分野で実績のある業者さんに、一部をお願いすることもあります。
広域屋内測位システムの研究開発(関連ブログはこちらとこちら)では、我々が考えている方式を実現するために、その中の構成要素である受信回路の試作を業者さんにお願いしています。我々が開発したソフトウェア、その他とその受信回路を組み合わせてシステムを構築し、その検証を行ってきました。本日は、現状への追加要素や展示対応のための試作、次のフェーズに向けた意見交換を目的とした打ち合わせを設定しました。
写真がおかしくありませんか? 顔の判定ができないように、わざと線を入れているわけではありません。
再度撮影しました。やはりおかしいです。その後、法月君が確認してくれました。結論は、「このデジカメは死去しました」ということです。
外部と連携して試作を行うには、相手のスケジュールもあり、自分の考えのみでは計画は立てられません。自分なりの予定通りに進めようとする場合は、常に前もって準備し、相手の予定も確認しながら進めていくことが必須です。部品の調達に時間を要する場合もあります。ネット通販のような形で、すべてが入手できるものばかりではありません。また、業者さんとの良好な関係、信頼関係を築き、お互いに気持ちよく仕事を進めていくようにしていくことが重要です(結果よりも、その方が重要な場合も多いような気がします。単に契約の中でやればいいという話ではないと思います。)。
このようなことを学んでいくのも、研究室配属になってからの醍醐味です。単に知識の修得ではなく、今回のようなことが会社に入ってから重要になるのです。大いに経験を積んで、学んで行ってほしいと切に願うものであります。
オーストラリア大陸縦断チャレンジWSC2013 砂漠編10
10月11日(19日目) 後半
情報工学科のとある教員です。
30分のコントロールストップで給油を終え、午後からはドライバーを交代して出発です。この街はそれなりに人が住んでいるので、信号があったりラウンドアバウトがあったりします。普通の車と混じって走行するのは、妙な緊張感があります。
市街地では先導車と指令車で挟むようにガードします |
さて、午前中の運転で疲れたので、初めて指令車に乗り込んでみました。後部座席でちょっと仮眠でも取れるかな?と思ったのですが、市街地を抜けて速度を上げだした頃から、ドライバー山田君の運転があまり安定しません。彼も私と一緒で轍(わだち)のある路面を走行するのはそれほど経験が多いわけではなかったのですが、10月9日は安定して走っていたので、皆が心配します。
前からとんでもないやつが来るぞ! |
結局、オブザーバの指示でドライバー交代となり、またチームマネージャの真庭君が操縦することとなりました。クルー不足ということもあって毎日ソーラーカーに乗っています、大変お疲れ様です。
だんだん砂漠っぽくなくなってきましたね |
日没までの充電 |
奥に見えるのは学生さんが大好きなアレですね |
つづく
2014年6月20日金曜日
美人受付、先生も興味津々
研究室前に、美人受付を設置した記事はこちら。
しかし、思慮深い先生方は、美人受付を試してみません。理由を聞い見てると、
- 美人受付(リンク)
美人受付に魅入られている先生(2人) |
「iPadのフロントカメラで、美人受付を操作しているときの顔を録画されているんじゃないか」という心配をしているようです。そんなことはしていないので、安心して操作してみてください。
オーストラリア大陸縦断チャレンジWSC2013 砂漠編9
10月11日(19日目) 前半
毎度、情報工学科のとある教員です。
今日も大変良い発電日和となりそうです |
朝日での充電と車両整備はメカニックに任せ、私は朝食と昼食の準備です(このときも断線のトラブルが発生し、出発前のわずかな時間で修復しました)。出発時刻が近づいたころ、監督から午前中のドライバーを命じられました。ぜんぜん考えていなかったので、大慌てでキャンピングカーのキッチンを後片付けし、KAIT SPIRITのコックピットに乗り込みました。サーキットでの動的車検以来2度目です。
初めてのレース区間ドライバーです |
グレンダンボはおよそ南緯31度、日本でいうと佐多岬(九州最南端)くらいまで来たので、徐々に涼しくなってきてはいました。ただしダーウィンでの地獄の暑さを経験していたので半袖で乗り込み、スタート後はこっそりグローブも脱ぎ捨ててしまいました。
暑さはエアインテークによって全く苦になりませんでしたが、公道での走行は、想像以上に大変でした。KAIT SPIRITは前2輪後1輪の3輪です。通常の自動車であれば前輪のトウ角をインに設定することが多いですが、これは直進安定性を高める役割がある一方で、角度をつけすぎると摩擦が大きくなるのでロスが生まれます。SPIRIT号は(たぶん)ほとんどトウ角がゼロの状態だったので、まっすぐ走らすためには常にステアリングに力を入れて修正してやらねばなりませんでした。
スチュアートハイウェイは、ロードトレインのような恐ろしく巨大なトレーラー(参照)がバンバン走っているので路面には轍(わだち)ができて、その幅とトレッドが合わないため油断するとすぐにフラついてしまいます。
最初は、力を入れずになりゆきに任せたほうが抵抗が少ないかな?と思っていましたが、指令車からフラついているぞ、大丈夫か?とか風でハンドルが取られているのか?とか無線がバンバン入って、要はまっすぐ走ったほうが良いということがわかってからは、左車線ど真ん中を走るようにしました。
そうはいっても、
①無理な体勢による身体への負担
②スクリーンの視界の悪さ
③ロードノイズとモーターの振動で無線が聞こえない
この状態で4時間弱、270kmを走行してポートオーガスタ(Port Augusta)までたどり着いた頃にはへとへとでした。ここまでほとんどドライバーを担当してきた真庭君、さすがだとこのときはじめて痛感しました。
路肩に停車して緊急整備 |
いずれにせよ、道程の一部を操縦させていただけたことには、非常に光栄でした。
監督とメンバーに感謝です。みんな、どうもありがとう。
いちばん偉そうに移っているのが私です |
2014年6月18日水曜日
それゆけ!! PlayStation Mobile SDK Vita & Androidアプリ製作セミナー
卒研生からの投稿です。
私が勝手に決めることではないのですが、第3回(7月21日)は、別のセミナー(i-Androidの会 特別編)があるので、1週ずらすんじゃないかな、と予測しています。
■何をするの?
PlayStation Mobile SDKの環境構築をしてVitaとAndroidでシューティングゲーム風にキャラクターを動かしてみるのが目的のセミナーです。
注意:あくまでこれから始めてみたい人向けのセミナーなので、すでに手をつけている人にはオススメできません。
■必要なもの
□必須
・ノートPC
・Sony Entertainment Networkアカウント(作成していない人は事前に作成してください)
URL:http://www.sonyentertainmentnetwork.com/jp-ja/home/
□持っている人のみ
・PlayStation Vita
・Android OS端末
※PlayStation Certified devices対応機種推奨
URL:http://www.playstation.com/psm/certified_j.html
■実施日及び内容 全3回予定
場所:五百蔵研究室(K1号館 802号室)
第1回 7月7日(月) 5時限目
開発環境の構築とパブリッシャーライセンスを取得しよう
第2回 7月14日(月) 5時限目
キャラクターを表示して操作してみよう
第3回 7月21日(月) 5時限目
実機で動かしてみよう
第4回(予備日) 7月28日(月) 5時限目
当セミナーにおいて質問がある方は以下にご連絡ください
五百蔵研究室:柳澤
Mail:s1121100@ccy.〜「SPAM対策のため「〜」は省略します」
私が勝手に決めることではないのですが、第3回(7月21日)は、別のセミナー(i-Androidの会 特別編)があるので、1週ずらすんじゃないかな、と予測しています。
ポスターです |
PlayStation Mobile SDKの環境構築をしてVitaとAndroidでシューティングゲーム風にキャラクターを動かしてみるのが目的のセミナーです。
注意:あくまでこれから始めてみたい人向けのセミナーなので、すでに手をつけている人にはオススメできません。
■必要なもの
□必須
・ノートPC
・Sony Entertainment Networkアカウント(作成していない人は事前に作成してください)
URL:http://www.sonyentertainmentnetwork.com/jp-ja/home/
□持っている人のみ
・PlayStation Vita
・Android OS端末
※PlayStation Certified devices対応機種推奨
URL:http://www.playstation.com/psm/certified_j.html
■実施日及び内容 全3回予定
場所:五百蔵研究室(K1号館 802号室)
第1回 7月7日(月) 5時限目
開発環境の構築とパブリッシャーライセンスを取得しよう
第2回 7月14日(月) 5時限目
キャラクターを表示して操作してみよう
第3回 7月21日(月) 5時限目
実機で動かしてみよう
第4回(予備日) 7月28日(月) 5時限目
当セミナーにおいて質問がある方は以下にご連絡ください
五百蔵研究室:柳澤
Mail:s1121100@ccy.〜「SPAM対策のため「〜」は省略します」
賄い料理「海自カレー」
2014年6月17日火曜日
下駄箱つくりました
M2の屋良君が寄稿してくれました。
++++++++++++++
とある研究室では,靴が多いため,(仕方なく?) ゲタ箱を買いました.
以前はこんな感じで,靴やサンダルが散在していました.
こちらが新しく買ったゲタ箱です.
こちらの2人が,購入したゲタ箱を作った人たちです.
(補注:右、海老原君、左、柴田君)
ゲタ箱を購入したのは,別の人 (私とN君(補注:法月君))なのですが,私たちの代わりに作ってくれました.靴が収納できたことにより,廊下が大分スッキリしました.感謝ですね.
本当は,このゲタ箱を研究室内に置きたい (見栄えなどの問題のため) のですが,現状,ゲタ箱の置き場がないので,しばらくはこのままですね.
補注
靴の数=研究室の人数ではないことを、念のため申し添えます。研究室に学生を詰め込んではいません。外出用(通学用)、学内用、トイレ用、ジョギング用など、各自が複数の靴を持っています。
靴の数=研究室の人数ではないことを、念のため申し添えます。研究室に学生を詰め込んではいません。外出用(通学用)、学内用、トイレ用、ジョギング用など、各自が複数の靴を持っています。
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