今回は,情報工学科宮崎研究室の学生が取り組んでいる卒業研究を取り上げていただきました.撮影は13時から始まりました.最初に,今回撮影していただく研究内容を説明しました.
まずは実際に研究で開発したアプリケーションを試してもらいます.
この研究では,Leap Motionと呼ばれるセンサーをコンピュータに接続して使用します.Leap Motionは特別な装具なしで手の動きを認識します.Leap Motionを机の上に置き(上図のキーボード手前にある小さな装置),その上で両手を動かすと,コンピュータの中の仮想の手(手首から先)がそれぞれの手の動きに合わせて動きます.
このアプリケーションは,子ども向けの英単語学習教材として開発しました.コンピュータ画面に日本語を表示させ,それに対応する英単語のアルファベットをキューブで出現させます.Leap Motionを使って,コンピュータ中の自分の手を動かし,英単語に合うようにアルファベットのキューブをつかんでいくというものです.
研究を行っている学生が実演して見せます
最初のうちは,仮想の手でキューブをつかむのが上手くいきませんが,しばらく続けることでコツをつかみ,上手くキューブをつかめるようになります.このように,操作(動作)が直感的であるため,慣れるのにそれほど時間はかかりません.そのため,小さな子どもであっても操作できるということが,このアプリケーションの特徴だと思います.
さらに,病気や怪我などで手が麻痺してしまった人のリハビリや,車の運転や料理の手順などを訓練するトレーニングアプリケーションへの応用なども考えられます.
撮影内容について打合せ
研究内容とアプリケーションに関する説明のあと,撮影内容・方法・順序等の打合せを行い,撮影が始まりました.
操作中の画面を撮影
手に合わせて動く仮想の手を撮影
アプリケーションの画面撮影が終わったら,学生へのインタビューの撮影へと移りました.
インタビューに答える様子
他の卒研生による実演
次は,座ってインタビューする様子を撮影しました.様々なパターンでの撮影を行いました.
座ってインタビューに答える様子
座ってインタビューに答える様子(別角度)
インタビューの様子を見守る卒研生たち
そして,最後に番組冒頭の顔がアップになるところの撮影へと移りました.
照明のセッティング中
カメラ調整
顔を下げた状態から少しずつ頭を起こし,カメラ目線でキャッチフレーズを言う,お馴染みのシーンですね.ここでは,何を言ったかはヒミツにしておきます.番組をご覧ください.
カメラ目線でキャッチフレーズ
確認用モニタでお馴染みの映像が!
これで撮影は終わりました.撮影はテンポ良くスムーズに進み,2時間位で終わりました.今回撮影してもらった学生は,緊張して疲れた様子でしたが,良い経験&思い出になったことでしょう.
最後に,番組スタッフの皆様と記念撮影をしました.ありがとうございました!!
番組スタッフの皆様と
番組の放送を楽しみに待ちたいと思います.放送日が決まりましたら,お知らせします.
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