直近の記事(リンク)では、発表直後の夕方以降のもようが紹介されていたようです。ここでは、その3日後の昼の様子を紹介します。もう全ては終わって、研究室は閑古鳥がないているんだろうって? 工科系たるもの、研究室は、盆暮れ以外は開いているべきものという、昔から現在に至る個人的な思い込み?があります。もっとも、医学とか生物系などは人間や生き物の関係から盆暮れがないところも多いと思われます。ちょっと様子をのぞいてみました。監視しているんだろうって? そこまで嫌味ではないし、残念ながらそこまでの気力はありません。
こちらは、引き継ぎをかねて撮影した手話の動画像に対して***を一緒にやっているところ。***をきちんと書けないようでは、管理者失格。ちなみに、引き継ぎという表現は誤り。何故なら、左のO君は来年も研究室に所属するので。ですよね?
来ていた学生全員が写っているかな? 方や卒業研究の要旨集に掲載する原稿を書いている学生、引き継ぎ資料を書いている学生、翌週に控えた修士論文の発表準備をしている学生、そして先の写真で示した作業を監視?している修士の学生など、さまざまな人種が、卒業研究発表後にも残っています。
おっと、まだ1名残っていました。何をやっているんだって? アイデアに基づいてプログラムを作って実装、実験、評価という一連の流れが多いのですが、実験用のプログラムを作成、実装し、実験で検証するのは、大変なものがあります。その前段として、シミュレーションソフトというか解析ソフトを使って、理論というかアイデアの事前検証を行うことが重要です。特に、最近はパソコンの性能が向上し、複雑な解析モデルであってもそれなりの時間内で解析できちゃいます。そのシミュレーションソフトの利用に向けて取り組んでいるところです。でも、出た結果を無条件に信じないでね。何をもって結果が正しいと判断したのかを示してね。そうしないと、俺は信じないよ、ってところです。
話は飛びますが、私が去年印象に残ったシーンの一つに、リオオリンピックの男子400リレーがあります。日本が2位になった例の種目です。感動的でした。どうして、日本が2位になんてなれたのでしょうか? それは、どの国よりもスムーズにバトンのリレーを行ったからですよね。この時期の研究室は、まさしく先輩から後輩へとバトンを渡していくことが重要案件です。学生諸君も同じことを考えてくれている、と思います。
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