2017年2月27日月曜日

両雄のご来訪とご指導

 先輩の来訪が続きます。25日(土)は、それぞれ2011年度、2012年度に大学院情報工学専攻を修了した師範代 篠原君と三連覇 秋山君が研究室に来てくれました。何か用なのか?との質問に、「特にない。この時期あたりに、毎年様子を見に来ているので、今年もやってきた。」とのことです。研究室に自分たちがいなくてもちゃんと運営されているのか?という懸念の表明かと思われます(^_^)。信用されていませんが、有難いことですね。彼らは、ともに大学院の総代で、総代の中の総代とも言える逸材です。確実に成長し、会社にとって貴重な戦力になっているようです(会社の方から聞いています)。来所後の様子を・・・

 
勝手知ったる研究室。何やら物色?しています。捨てるものの中から、何かを引っ張り出すのがお得意なお二人です。「俺はもう、歳も歳だし、全然頭が働かない。そろそろ駄目になるな。」との発言に対して、「いつも同じことを言ってますね。今まで何とかもっているので、当面は大丈夫でしょう。」という有難い?お言葉をいただきました。


ECO推進室で運用している発電バイクを見てもらいました。すでに、研究室に来る前に、1Fロビーのタブレットが表示している、発電ランキングを見ていたようです。抜け目がありません。


こちらは新4年生の門倉君からデモ説明を受けているところ。音の中に透かしのようにデータを埋め込んで、受信側でそのデータを受信、復元するものです。


データとして、温度センサの出力を用いています。実際にドライヤーを使って、上昇した温度が伝送されているのかを確かめているところ。話を聞いてだけではなく、実際に自ら確認する姿勢は重要です。


確かにFeasibilityの確認はできたというか、それなりに出来上がっています。しかし、彼らにとって完成度としては、いまいちに感じたようです。さっそく、質問とチェックを行い、指導モードに入りました。実際にソースコードを確認し、・・・・。しかし、本当に、お好きなお二人です。このような姿勢が何よりも大切なのだとは分かっているのですが、私にはなかなかそこまでは出来ません。ハードもソフトも分かるお二人なので、もう手がつけられません(^_^)。


先輩OB2名で、新4年生の門倉君を可愛がっている構図ともいえますかね。恵まれた状況ですね。まさしく、現役バリバリの優秀な技術者から指導を受けているわけですから。



 
 
 
 
 
 
 
 
 

その後は、大学前にある中華料理店で、夕食をともにしました。いつもいるはずの修士が不在だったため、助言者がおらずボリューム感が分かりませんでした。量が多く、ちょっと残してしまいました。情けないです。まぁ、健康的にはいいんだけど・・・


 「新しいテーマは何ですか?」という探り!!が入りました。「うん、そうだな。今は、音を用いた測位と情報送信を、同一ハード構成でソフトウェアを用いて統合を・・・、ということを早々にやろうと考えている。その次は、音を*****(企業秘密ではないけど、書くと長々となりそうなので割愛。長々となるのは、整理されていない証拠!!)」。その発言を受けて、門倉君が気の利いたことを言いました。学生だからといって軽んじてはいけません。ちょっとした会話からヒントになることがあるものです。加齢による脳の硬化は確実に進行しています。その意味でも学生との会話は、ボケ防止にもなります。

 
 と、いうわけで、ご指導ありがとうございました。ご指導いただいた内容は把握していませんので、別途門倉君に確認します。門倉君、ちゃんと説明できるように整理しておいてね。

 

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