学生を引率してもいい、ということだったので、門倉君を引率して・・・。と言いたいところですが、駅前のCaféで時間調整をしていると、彼が見えたので彼の後をつけました(本当は追い付こうと思いましたが、速度に追従できませんでした)。と、いうことで引率はしていません。長い前置き、すみません。何故か、長くなる。
CQ出版社(あの有名なトランジスタ技術やインタフェースを発刊している会社です。リンク)が主催する先生セミナーに参加しました(去る26日のことです)。
「[特別ミッション]Arduino×センサで学園生活が100倍楽しくなる装置を開発せよ」というテーマで、各種のセンサやアクチュエータを搭載したTDK特製Arduino互換ボードを利用して、さまざまなアイテムを創作する、というものでした。詳細はこちら(リンク)
今回は、TDKさんが共催していることもあり、TDKさんのTDK八幡テクニカルセンターの試作ルーム?で開催されました。展示ルームや電波暗室を見せていただきましたが、写真NGなので掲載できません。昔に比べて、どの会社も本当に厳しくなりました。
学生を連れていってもいいnearly equal教員は見てればいい、ということと解釈し、気軽に考えていましたが、当日は自分が引率した学生とは引き離され、他の学校の学生や先生と4人のチームを組まされました。真面目にやらなければならない状況に追い込まれました。
その4人1チームで課題(学園生活が100倍楽しくなる装置を開発する)解決の企画をして、TDK特製Arduino互換ボードを利用して実現、という命題に取り組みました。今はやりのActive Learningとも言えます。
学校を楽しくするための各自のアイデアを皆で話し合う→そこから一つのアイデアに集約→それをTDK特製Arduino互換ボードで実現する方法を考える→実際にプログラムを実装する→寸劇の形で皆にデモする→場所を変えて懇親会(これは、関係ないか)
部屋の周囲の撮影はきでませんので、手元の写真のみ。
紙に各自アイデアを書きます。議論もいいですが、その前に書くことは重要ですね。
TDK特製Arduino互換ボードのLEDを点灯させているところ。TDK製のセンサがわんさか実装されています。
プログラミング画面。Arduinoの開発環境を利用しています。これは、当方の研究室でも利用しています。
最近は、Active Learningが流行っていることもあり、私もこのようなやり方でワークショップなどを行うことを依頼されるかも知れません。その意味で、単に技術の観点ではなく、実際のやり方など非常に参考になったことが多かったです(約30名の参加者に対して、TDKさんのエンジニア3人がつきましたが)。 その意味で、年末の有意義な1日となりました。他にも報告内容があるのですが、それは研究室限定ですね。
いよいよ今年も残り少なくなりました。
今年も大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いします。良い年をお迎えください。