2013年7月27日土曜日

無事、発表を終えました&本人の感想

 最終日26日(金)の午後1番が彼の発表でした。タイトルは、”Basic Investigation into Hand Shape Recognition using Colored Gloves Taking Account of the Peripheral Environment”で、カラー手袋を装着した手指の形を自動的に認識する手法に関するもので、周囲の明るさの変化によっても認識率を確保するための方法とその具体的応用に関する提案と実証に関するものです。その状況報告を・・・


先に、谷君からもらった今回の出張の感想を・・・。一切、手を入れていません。

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【発表に関して】

英語での発表ですので、自分の発音で聴講者の方に通じるのか最初は不安でした。しかし、図をきちんと作れば理解してもらえるというアドバイスを頂いたことや発表練習を何度も積み重ねたことにより、自信を持って臨むことができました。

発表練習は3週間ほど前から始めました。最初は頭の中で練習していたのですが、いざ実際に口に出してみると思ったより詰まることが多く、「英語は実際に口に出して読まなくては駄目だ」と言われていたことが身に染みてわかりました。現地では夕食後の夜(時差の関係でなかなか寝付けませんでした)や当日の朝にも練習をしました。

発表当日は、現地についてから発表日まで時間がありアメリカの空気に慣れてきたことや,本学の先生が多く聴講してくださったこと、座長が佐賀先生だったこともあり緊張せずに発表することができました。

質疑応答では以下のような質問がきました。

・指の長さは人によって異なるのではないか?

・形成が難しい形状をどう認識するのか?

・アルファベットはどのように表現するのか?

何を聞かれているのかは大まかには理解することができましたが,英語で返答することができず、指導教員の先生に助けていただきました。感謝です。もし、次にこのような機会を頂いた場合には自分で答えられるようにしたいです。


【旅行に関して】

初めての海外、しかも世界最大のギャンブル都市ラスベガスということもあり、少し不安がありましたが、深夜に女の子が一人で歩いているほど治安のいい場所で、安心して観光することができ、多くの思い出を作ることができました。

すでにブログ記事にもある通り、ラスベガスに着いた翌日にはグランドキャニオンに観光しに行きました。朝6時集合でラスベガスに帰ってきたのは夜11時ごろという長丁場でしたが、日本では見ることのできない景色(すこし怖かったです)やその偉大さを体験することができました。

3日目の夜は山本富士男先生の音頭でレセプションを開きました。こちらもすでにブログ記事があります。佐賀先生には、研究に対する考え方、「知識ではなく如何に真剣になるか、がむしゃらに取り組む気持ちが大事」ということを教わりました。その他にもたくさんのありがたい言葉を頂きました。夕食後は、佐賀先生にラスベガスを案内していただきました。ありがとうございます。

アメリカで一番苦労したことはやはり言語の違いです。レストランやフードコートで食事をする際にも、英語がなかなか理解できず(伝えられず)、自分の買いたいものが簡単に買えない、また、見当違いの返事をして恥をかくなど、日本で生活しているだけでは到底体験することができないことを、身を以て体験し、英語の重要性をしみじみと感じました。

今回このような多くの体験ができたのは、指導教員の先生や共に研究を進めてくださる先生のサポートがあってこそだと思います。今後恩返ししていけるように学生生活を過ごしたいと思います。また、今回の学会に誘っていただいた佐賀先生には本当に感謝しています。ありがとうございました。

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発表前に山本先生立会い?支援?のもと、PCのプロジェクターへの投影を確認する菅谷君。昼休みを挟んでいるので、時間には余裕がありました。

発表を始める菅谷君。もうすでに数回海外発表を経験している風格がありました。十分、落ち着いてプレゼンをしていました。俺よりましか?と一瞬ながら感じてしまったくらいです。
 

一部は原稿を見ながらも(当然です)、きちんとやっていました。ちゃんと外国人から想定質問にあった質問があったということは、十分にプレゼンが機能していたことを実証しています。俺の英語が通じているのか?と心配になることがありますが、少なくとも今回は問題なかったということです。


発表が終わって、他の発表者の講演を聞く菅谷君。聞いているふりをして、実際は安堵感でいっぱいの状況と思います(少なくとも私の場合は、発表の直後はヤレヤレモードに入っています)。後ろは、共同研究者である情報メディア学科の西村先生。西村先生がいればこそ、今回の発表にこぎつけられた、ということは紛れもない事実です。私も西村先生が同行してくれたおかげで、安心して彼の発表に臨むことができました。感謝!!!感謝!!!


ところで、このセッションの終了後の教員間の行動の顕著な差異を

山本先生:25F宿泊の利点を利用し、在階推定実験をホテルのエレベータを利用して敢行。ホテルの従業員に不審者と思われないようにビビリながらデータ取得。研究者魂に乾杯!!!

私:ホテル内のスパに直行。

ホテルのスパは28ドルということでちょっと贅沢と思いましたが、Jog & Spaが唯一の趣味でもあるので敢行しました。その後の西村先生の調査によると、宿泊者以外の利用は20分で80ドルとのこと。道理で現実離れ(大げさ)したゴージャスさでした。

ラスベガス最後の夜は、一同でご苦労さん会を実施しました。 Buffet(バッフェイ)スタイルのラスベガスの食事を一同で堪能しました。


ということで、

彼の夏休みは早くも終わってしましました。合掌!!! 

彼は、8月は仕事が山積み状態です。
その進捗管理をすることが私の仕事です!!!

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