11月28日から29日にかけて,鳥取大学で電気学会情報システム研究会が開催され,情報工学科4年生の鈴木学君が発表しました.発表のタイトルは「リアルタイム通信を用いた講義・学習支援システムの提案」です.
そのもようを鈴木君に報告してもらいます.
1日目
羽田空港から2時間弱、鳥取空港の天気の影響で30分ほど遅れての到着でしたが、無事に松葉がにで有名な鳥取にやってきました。
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鳥取空港にあった松葉がにの模型 |
発表は2日目だったので研究会の座長をしなければならない先生と別れてそのまま鳥取観光へ。鳥取城跡とその周辺を巡ってきました。
一旦ホテルで荷物を預けて鳥取駅から県庁前までバスで10分、バス停から歩くこと5分くらいで鳥取城跡に到着です。12月も間近でしたがまだ紅葉が多く残っていました。麓には日本でここでしか見られない円形状の石垣、巻石垣があります。残念ながら復元工事中であまり近くまでは寄れませんでした。
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鳥取城跡の紅葉(左)と巻石垣(右) |
さて、巻石垣がある麓から山を登ること40分(つ、つかれた…)、鳥取城の天守があった山頂に到着です。建物らしきものはほとんどありませんでしたが、標高260mから見下ろす鳥取市はなかなか壮観でした。
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鳥取城天守跡からの眺め |
下山した後は近くにある西洋館、仁風閣へ。この洋館は旧鳥取藩主池田侯爵の別館として使われ、館内には鳥取藩に関する資料が展示されています。おもむきのある螺旋階段など、建物自体も見所が多数ありました。
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庭園から見た仁風閣 |
そして洋館を背に後ろを向けば一転して純和風な宝隆院庭園が広がっています。紅葉の中にたたずむ宝扇庵が絵になります。純洋風と純和風の和洋折衷が楽しめる一粒で二度おいしい観光スポットでした。
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宝隆院庭園(左)と宝扇庵(右) |
鳥取観光を終えて夜はいよいよカニです。懇談会では茹でた松葉がにと小さめのカニ、カニグラタンにカニ鍋からの雑炊などカニ尽くしでした。シンプルに茹でただけのものはカニ本来の味がしっかり出ていてすごく美味しかったです。カニの卵ってシャキシャキするのかと小さな発見もありました。そして鍋。カニから出汁が出たスープはこれだけで十分と思えるほど濃厚な味わいでした。
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堂々と鎮座するカニと刺身 |
2日目
2日目は朝から研究会で発表を行いました。他の人の研究はなんだか難しい理論を使っていたり、しっかりとした検証実験が行われていたりと、発表を聞いていて自分の番が回ってくるのが少し恐ろしくなりました。いざ発表を終えてみて、あまり言いたいことが伝えられていない感じがしましたが、先生いわく「質問も出ていたしなかなか良かった」らしいので良かったのでしょう。
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発表の様子 |
研究会の後は飛行機の時間まで少し間が開いてしまったので鳥取砂丘のそばにある砂の美術館に行ってきました。天気が悪かったことと美術館から少し距離があったので残念でしたが砂丘は遠目に見るだけにしました。
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砂の美術館入口の砂の看板 |
ここでは1年ごとに砂像のテーマが変わるらしく、今年は東南アジアでした。数十メートルもある砂の塊から作られた砂像は迫力があります。
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東南アジアをテーマに作られた巨大な砂像 |
帰りは悪天候の影響で鳥取空港に1時間ほど足止めされたりもしましたが、無事に1時間30分ほどのフライトで羽田に戻ってきました。次は誰かの研究発表にくっついて沖縄あたりに観光に行きたいです。
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