2013年12月24日火曜日

電子情報通信学会 HCGシンポジウム2013 学会発表報告

 すでに公式報告と番外編を掲載しましたが(リンク1リンク2)、ここに学生からの公式報告を寄稿してもらいました。寄稿者はM1の屋良朝克君です。例によって青字は私の追記です。彼らの感想はそのままでは、テンプレートそのものです。もっと、本当のことを言うべきです。
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博士前期課程1年の屋良です.
 
 HCG (Human Communication Group)シンポジウムが愛媛県松山市にて12/1812/20の日程で開催されました.当研究室では,菅谷と屋良の2名がこのシンポジウムに参加いたしました.HCGシンポジウムでは,今年から発表者全員がインタラクティブ発表(ポスター発表形式のような)をすることが付与されました.その時の発表の様子などを報告させていただきます.
■発表タイトル
・クラスタリングを用いた色検出閾値決定とその評価
菅谷君の口頭発表
菅谷君の発表は,初日のセッションの一番目でした.左スクリーンは,聾者(ろうしゃ)のためのもので,口頭発表の内容をスクリーンに映し出していました.落ち着いた発表ができていたと思います.

 
菅谷君のインタラクティブ発表

 インタラクティブ発表では,ポスターとデモ用の機材などを持ち込んで発表を行います.当研究室では,ポスターとデモ動画での発表を行いました.
■発表後の感想(菅谷)
 学会発表はこれまでに数多く経験させていただいたので、落ち着いて発表することができました。
 いままでは最終日に近い日に発表することが多かったのですが、今回は初日の最初のセッションの1番目でした。聴講者がいるか心配でしたが、思ったより多くの方に聴講していただき安心しました。
 HCGシンポジウムは去年も参加させていただきましたが、今年は口頭発表者もインタラクティブセッションに参加することができたため、去年よりも活発に議論を行うことができました。特に、時間の都合が合わず聴講できなかった発表もインタラクティブセッション時にお話を聞くことができ、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。

全く面白くない感想だね。テンプレートなのね。という私の指摘に対する彼の追加感想。後輩に対する鋭い指摘が飛んでいます。研究室内での切磋琢磨は重要です。
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また、質疑応答では京都大学の先生から「検出精度を向上させるために取得した情報に対して前処理を与えるのは本末転倒ではないか?」という鋭いご指摘がありました。確かにごもっともな意見です。質問に対してうまく返せたかはわかりませんが、多分納得してもらえたと思います.

他にも「一部の条件でのみ検出精度が急激に落ちているのはなぜか?」という質問を頂きました。(確か名工大の先生だったと思います。)
ちなみにこの質問は、発表練習時に4年生のN月君から受けた質問と全く同じでした。N月君には人に質問するときのように、自分が質問された時も鋭い返しをしてもらいたいですね。

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 ■発表タイトル
・スマートフォン端末を利用したデッドレコニングにおける蓄積誤差補正手法の検討と評価

口頭発表の様子(屋良)

 私の口頭発表は2日目でした.思ったより緊張はしませんでしたが,練習不足気味なところがあり,ところどころうまく喋れませんでした.

インタラクティブ発表の様子(屋良)
 
インタラクティブ発表では,ポスターとデモ動画での発表を行いました.45分間のコアタイムは説明を行い,それ以外の時間は,ほかの発表者の発表を見学しました.

■発表後の感想(屋良)
 HCGシンポジウムは今回が初めての参加となりました.口頭発表とインタラクティブ発表を同時に行う学会というのは新鮮で,準備には少し時間がかかりましたが,とても有意義な時間を過ごせたと思います.インタラクティブ発表では,「デッドレコニングやマップマッチングはまだまだ甘いのではないか,これじゃ,なんちゃってデッドレコニングだよ」というような,おきついコメントを頂いたり,歩幅を動的に補正する方法なども検討済みなので,もしよかったら論文を参考にしてくださいというようなコメントを頂きました.来年は,12/1712/19の間,山口県の下関で開催されるそうですので,皆さんも機会があれば参加してみてください.
(赤字は、面白くない、という私のコメントに対して屋良君が追加した部分です。上記コメントに対しては、私からもコメントしたいものがありますが、ここでは割愛します。)

屋良君のプライベートの個人的記録写真がないので、下記に添付します。松山のゆるキャラとの写真です。

石垣が見えるので、松山城のようですね。四国は天守閣が現存している城が多いので、お城が好きな人にとっては、楽しいエリアと思います。
 
 
  
 
本シンポジウムには、別グループも参加しているので、そのグループからも別途報告があると思います。おいしい食べ物の紹介もあるのではないでしょうか?
 

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