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情報工学専攻2年の金田です。
3/7(火)に京都大学
吉田キャンパスで開催された電子情報通信学会 ITS研究会への参加報告を致します。
ITS研究会では主に高度交通システムに関連する分野の研究成果が報告され、電子情報通信学会(信学会)の他、本学科の学生もよく参加されている情報処理学会にも「ITS研究会」が存在します(登録の際に混乱が生じました)。
今まで参加した学会のカテゴリの中では少し異分野のため、特に聴講にも力が入りました。
こちらは最寄りの京都駅です。2年前に参加した信学会 総合大会の開催地も京都でした。駅の改札口や地下通路等の構造は、すでにバッチリ把握しています。
こちらは京都大学 吉田キャンパスです。レトロな雰囲気の時計台が特徴的です。単身出張のため、正門前での一枚は通りがかった学生の方に撮影して頂きました。この日は小雨に強風が重なり、冬並みの寒さでした。天気予報によると、気圧配置も冬だったようです。
こちらは会場の講義棟(外観と室内)です。信学会のソサイエティ・総合大会と比較すると小さい規模で、講義棟の一室のみを終日借りて行われました。
表題「音を用いた屋内測位における処理高速化のためのSoCボードによる分散処理構成とその検証」
こちらは発表の様子です。再度、通路を挟んで隣に座っていた学生の方に太々しくもお願いして、撮影して頂きました。質疑は、概ねよく質問して頂く内容だったので、落ち着いて応答できました。
前述しましたが、ITS研究会は少し異分野の領域であるため、主に目指されている目的・研究対象の違いを聴講から強く感じました。
具体的には、情報を車載カメラから得られる映像に限定して、目的を果たすための情報処理を工夫したり、車体と物体間の距離を測るためのミリ波レーダーを用いて、さらに有益な情報を得ようとする取り組みがトレンドであるように感じました。
加えて、高専生から複数発表があり、その発表内容の密度に驚きました。
大学数学をよく理解し、掲げている問題を解決するためにツールとして適切に用いていました(彼らが4, 5年生であると信じたいです)。
自分にはもっと努力の余地があると、改めて自身を鼓舞できる良い機会を得たと思います。
学会の後、京都を少し観光しました。
京都のランドマークといえば金閣寺や清水寺を思い浮かべますが、此度は侘・寂をテーマに枯山水巡りをしてみました。
・枯山水スポット1 大徳寺/龍源院
こちらは滹沱底(こだてい)と一枝坦(いっしだん)です。前者には枯山水を一望できる畳が一間あります。20分程坐禅を組み、静寂の石庭を暫く堪能しました。
石庭の他にも、歴史的に貴重な展示物が拝観できます。前者は「竜の図」と言い、室町時代の重要文化財で唯一遺構を完全に留めているものです。後者は「四季草木蒔絵碁盤」と言い、家康と秀吉が対局した碁盤と伝えられているそうです。
前者は「閑眠庭」、後者は「独坐庭」です。閑眠庭でも20分程坐禅を組み、通路から斜めに伸びていく石庭の流れを楽しみました。
・枯山水スポット3 銀閣寺
前者は、「銀閣寺」と円錐台に積まれた「向月台」、そして脛あたりまで積まれた石庭「銀沙灘」を一枚に収めた一枚です。後者は「法月泉」と言い、中央に一閃の水が湧き出ています。苔石と池とのコントラストが綺麗だったので、掲載しました。
枯山水巡り以外にも、伏見稲荷大社と嵐山の竹林道も散策しました。
以上、2016年度 電子情報通信学会 ITS研究会の出張報告でした。
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お疲れ様でした。早々に出張報告を出す(ホテルで書いた、ということですね)姿勢は立派です。あとは卒業式ってゆーことなのですが、まだちょっとありますね。誠意ある金田君なのでやってくれると思います。研究室は真面目で誠意ある学生でもっています。少なくとも、この研究室は。
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