2016年9月19日月曜日

今年も準備中(その3) -磨いています-

 CEATEC出展の準備も佳境を迎えつつあります。来週からは授業開始だってゆーのに。その中で熱心に磨いている学生がいます。磨くって、情報工学科で磨くものってあるの?って考えるのは正常な思考パターンです。何を磨いているのでしょうか?


こちらが磨いているモノとその様子です。「自分を磨いてほしいな!!」との発言に対して、「自分は磨いても輝かないけど、こっちはすぐ輝く」ってゆー返事でした。確かに、効果が直ぐ現れないのは、モチベーションを維持していくことは難しいですね。予算の制約から、防錆加工をすることができなかったので、エビちゃん自ら磨いて艶を出しています。防錆のための油を吹きかけています。


手にもっているのは、油をふき取るための布です。これを自転車と発電機をつなぐ歯車に噛まれてしまったことも今にして思えば、遠い思い出です。ちょっと前のことが遠い昔のことのように思えることって確かにありますね。


展示会出展のあとは、いよいよ、この発電バイクシステムの運用導入のフェーズに入っていきます(予定)。

話は大きく跳びますが、最近は、農作物の生産者の顔の写真が作物とともに並んでいることも多いですね。それをまねして、designed & implemented by ***ということで、彼の似顔絵をつけることを考えています。使えるシステムを作ったことは、大きな成果です。情報システムは使われてナンボ、ということですね。基盤技術、要素技術の検討、基礎研究をやっているわけではないので・・・


 気安いブログになってしまいました。重要なことは、展示品を磨くという彼の姿勢です。自分のやっていることに愛着なり、情熱、誠意がないと磨くことはできないと思います。「好きな仕事が与えられることはない。自分から好きになるしかない。」という主旨の発言は学生に常々言っていますが、彼のこの姿勢は、仕事に真摯に取り組み、仕事が好きになった証なのだと思います。このような姿勢を維持する限り、どのような職場でも周りから大切にされるはずです。彼にはさらに一歩進んで、「好きな女性と結婚したんじゃない。今結婚している女性が好きな女性なんだ。」という姿勢も将来会得してほしいです。

 

 

 

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