2012年9月17日月曜日

平成24年度 第6回オープンキャンパスを開催しました

9月16日(日)に、第6回のオープンキャンパスを開催しました。
今回、情報工学科では以下のイベントを実施しました。
  • 学科ガイダンス
  • 学科別相談
  • 研究室公開
  • ソフトウェア工房研究デモ
  • ミニIT体験講座


学科ガイダンス

情報学部棟の12階で、10時から神奈川工科大学の全体像や特徴を解説する“大学概要ガイダンス”が開かれました。その後、10時30分から学部、学科別のガイダンスが行われ、情報工学科はトップバッターとして10時30分から20分間、学科の説明を行いました。そこでは、本学科が対象とする先端技術や研究領域、就職に関する情報、今回のオープンキャンパスで行っているイベントなどの説明が行われました。説明は本学科の陳教授が行い、多くの高校生やご父兄が熱心に説明に耳を傾けていました。
情報工学科学科ガイダンスの様子
説明を行う陳教授

学科別相談

学科別相談は、情報学部棟2階のラウンジで行われました。ここはガラス張りでとても明るく、広々とした空間でゆったりと過ごせる場所です。普段は、学生の皆さんが友人達と談笑したり授業の課題を解いたりと自由に利用しています。もちろん、インターネットも利用できます。
このような場所で行われた学科別相談では、主に入試に関する相談や入学後の勉学に関する相談、パソコン(コンピュータ)に関する相談を受けました。これらの質問や相談に対して、本学科の山本教授はノートパソコンやiPadを効果的に使いながら丁寧にお答えしました。
相談に応じる山本教授(写真右)

研究室公開

今回は、松田・須藤研究室鷹野研究室で研究室公開が行われました。研究室公開では、その研究室の教員や学生の皆さんが取り組んでいる研究について説明をします。説明は、その研究室に所属する4年生や大学院生が行います。専門の技術や知識のない高校生に研究内容を説明することはとても難しいことですが、一生懸命に説明をしていました。
松田・須藤研究室では、人工知能をテーマにしたこれまでの卒業研究の成果を紹介していました。鷹野研究室では、加速度センサー(Wiiリモコン)を使った研究の成果を紹介していました。
研究室公開では、研究成果の説明だけでなく、その研究室の雰囲気を体感することも重要です。研究室の先生や学生の人柄、学生同士の関係、研究室内にはどのようなものが置いてあるのかなど、よ〜く観察してみると面白いと思います。
松田・須藤研究室での様子
鷹野研究室での様子

ソフトウェア工房研究デモ

情報学部棟の1階にあるソフトウェア工房では、プロジェクト研究で取り組んだ内容の紹介と本学科教員の研究紹介を行いました。プロジェクト研究の紹介では、“お昼ごはんを提案してくれるコピー機”と“スマート管理ちゃん”の説明を、デモを交えながら行いました。これらは、リコー社の複合機で動作するプログラムで、複合機が持つ様々な機能とネットワークで接続されたコンピュータ等を利用して動作するプログラムです。これらのプログラムは、リコー社が行っている、“RICOH & Java Developer Challenge Plus”というコンテストへ参加した際の成果物になります。
また、教員の研究紹介では、本学科の宮崎准教授が研究を進めている“スマートフォン向け読唇トレーニングアプリの紹介と評価”について、宮崎研究室の4年生が説明とデモを行いました。 
ソフトウェア工房の様子
スマート管理ちゃんの説明
お昼ごはんを提案してくれるコピー機の説明
スマートフォン向け読唇トレーニングアプリを体験

ミニIT体験講座

本学科の須藤助教による、ミニIT体験講座が開かれました。この体験講座では、パソコンの組み立てを行いました。参加者は、実際にドライバを使いながらいろいろな部品を取り付けて、パソコンの組み立てを体験してもらいました。この講座に参加することで、パソコンの中にはどのような装置が使われているのか、どういった部品があるのかなどが分かってもらえたのではないでしょうか。
ミニIT体験講座の様子 
パソコン組み立て中

今回のオープンキャンパスは、7月や8月に比べると参加してくれた高校生は少し少なかったように感じました。しかし、その分、研究の紹介や体験講座では十分に時間をとって対応できたのではないかと思います。その点では、今回参加してくれた高校生の皆さんはお得だったということではないでしょうか。
当日は、雨が降ったり止んだりで、天候もあまり良くありませんでしたが、参加してくださった皆様には感謝しています。
次回のオープンキャンパスは11月24日です。2ヶ月ほど先になりますが、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

2012年9月11日火曜日

カフェテリアの期間限定メニュー

情報学部棟の12階には、カフェテリア(第4食堂)があります。本当にたまにですが、期間限定メニューを出していたりします。
期間限定メニュー
今回は、「冷やし中華」と「ざるラーメン」でした。巡り会えた方は、ラッキーということで、美味しく頂いてください。
次回は、どんなメニューが出てくるのか、楽しみです。(過去の傾向から、長期休暇の時に多いようです)

卒業研究の中間発表会が行われました

9月8日(土)は、卒業研究の中間発表会も行われました。4年生は、大学卒業のために卒業研究を行います。その途中経過として、中間発表会です。
ポスターを前に個別に説明します
形式としては、ポスター発表の形態で行います。ポスター発表とは、一人づつA1判のパネルにポスターを貼りだし、その前に発表者が立ち、見学に来た方に個別に説明し、質疑応答を行うという形態です。時間はかかりますが、個別に対応するので、発表者・質問者ともに理解度は高まります。
廊下での発表
研究室内での展示の他に、廊下にパネルを並べる研究室も多かったのですが、省エネのため、廊下の照明が場所によってちょっと暗かったのが残念です。
 実は、この日は後期授業の開始前のガイダンスの日で、全学年の学生が大学に来ています。そこで1~3年の下級生に卒業研究とはどのようなものかを知ってもらうために、ポスター発表形態で行なっているという、「裏」の目的もありました。
残り5ヶ月、頑張ってください。

全学避難訓練と起震車体験

9月8日(土)は、全学ガイダンスの日でもありましたが、全学避難訓練の日でもありました。避難訓練開始の放送と共に、避難先のグラウンドに移動します。今回は、地震により講義棟(B5号館)で火災が発生したという想定です。
講義棟からの「避難」。階段で渋滞が
続々と、グラウンドに「避難」します。(この時、情報学部棟では、別のプロジェクトが動いていました)
避難場所のグラウンド
やはり、すぐに地面に座ってしまうのは、なぜでしょう。
隙を見つけては、地面に。人工芝愛好者?
学長の挨拶と、今年は厚木市消防本部の方による総評があり、避難訓練は終了です。
小宮学長の挨拶
厚木市消防本部の方の総評
実は、帰りの方が「渋滞」していました(^_^;)。
渋滞が発生
その後、中央緑地公園で、起震車による地震体験コーナーが行われました。関東大震災と同じ、震度7を体験できたそうです。全学避難訓練は、昨年度から始まったのですが、少しづつアップグレードしています。来年は、何が行われるのでしょうね。
起震車に、厚木市のマスコットキャラクター「あゆコロちゃん」が小さくついているのが、キュートです。
厚木市のマスコット「あゆコロちゃん」

2012年9月9日日曜日

NFCタグ(ICタグ)をAndroidで活用

以前にも投稿しましたが、NFCタグ(ICタグ)をスマートフォンAndroidのアプリケーションで活用したいと思い、多くの方々と関連情報交換できればよいな、と思っています。

簡単なものですが、9月8日の本学避難訓練に実際に使った、NFCタグ読み取りアプリケーションの画面(実例)を以下に示します。仮想ではなく、現実の避難のデータというところに意味があります!

12Fから1F出口へ到達するまでの実際の経過
NFCタグは、特に海外では普及が進んでいるようです。日本国内でも、手軽にタグを買えるようになりました。記憶容量等にもよりますが、1枚数百円で入手可能です。


色々なNFCタグがあります

NFCタグにメッセージを書き込み、読み出しするAndroidプログラムはやや面倒ですが、自分でプログラムを作成しなくても、色々と活用できるフリーソフトもあります。例えば、EverNoteのノート内容をNFCタグに関連づけて読み出すアプリなどもあります。

ところで、残念ながら、国内版のAndroidにはNFC機能があまりありません。一応NFCが使えるように書いてあっても、自作のAndroidプログラムではうまく行かない機種もあるようです。私が確認しているNFC対応機種は、Galaxy Nexsus、Nexsus S、Galaxy S3(ただし海外仕様版)などです。



2012年9月8日土曜日

データ収集を準備しています

“電力見える化”は社会のキーワードの一つになっています。某超有名大学でも「○○大学の電力使用状況」として公開されています(リンク)。それに倣う、というわけではありませんが、我々も同じような課題に取り組んでいます。“見える”ことによって、気づくこと、明らかになることも多いです。意識も高まります。「考えているだけでは駄目だ。動きながら考えろ。」は私の基本方針です(Don’t think.  Take an action. 強引な意訳)。

というわけで、本学の電力を担当している部署と連携して、「見える化」を着々と(というよりも遅々ですが)進めています。以前の関連記事はこちら。今回はこの状況を報告します。

使用電力測定用のセンサです。右上の白いものがそのプローブ(検出部)です。ケーブルをクランプして、電流を検知するのが基本原理です。危険を示す警告板も見えます。命がけです(あまりにも大げさ。「電力見える化」では死ねません。でも細心の注意は必要です)。

センサ情報が集まってくる部屋(部屋というよりも納戸?)。ここにパソコンを設置し、パソコン経由でクラウドに送信、格納します。現在は、その準備中。担当は、4年生の小林君と修士2年秋山君。

先ほどの部屋に設置する予定のパソコン。そこには空調設備がないこともあり、動作温度範囲が広く、かつ信頼性向上のためにSSDSolid State Drive(フラッシュメモリドライブ))内蔵の法人向けパソコンです。高かった!!! 痛かった!!! これも学生にいい仕事をしてもらいためです(ちょっといいカッコしすぎ)。
というより、大学設備の一部と考えます。

消費電力だけをとっても十分な解析はできません。気象データも重要なファクタと思われます。ということで、別の建屋の屋上に設置されている気象観測装置のデータをもらいます。左:日照計、上:風速、風向き計、右:温度、湿度計です。この写真は現場で作業した8月末の写真。夏は終わってしまいました。

研究室のある建屋とは別なので、無線機器(特小無線システム)を使って、研究室まで観測データを送信します。これがその送信側。


こちらはその受信側。さらにLANでの通信を可能とするための変換装置を介して無線LANで研究室に送信しています。窓際に設置しているのは、・・・。その通りです。少しでも受信状況を良くするためです。

こちらの担当は、4年生の薬袋(みない)君とさきほどの秋山君(彼の守備範囲は広く、かつ安定した守備を誇ります。もちろん、打力もあります)。


 まだ、データ格納が確認できた状況に過ぎません。より把握しやすい「見える化」表示は当然ながら、解析という大きな検討項目が残っています。さらに解析結果をベースにした電力使用に関する何らかの検討にも着手していきたいです(ちょっと欲張り)。当面の目標は、可視化データとして公開できる状況に早く到達することです。ご期待ください。

2012年9月4日火曜日

今日は大学院入試でした

今日94日は大学院入試でした。本学にはS日程(6月)、A日程(9月)、B日程(翌年2月)の大学院入試があります。今日はそのA日程入試でした。午前中は、英語と専門科目(4科目)、午後は面接というスケジュールです。基本的にどの日程の入試も同じです。S日程の場合は推薦入試がありますが、これは学部で既定の成績以上の学生は筆記試験が免除され、面接試験のみで合否判定されるものです。

大学院入試面接会場の部屋です。そーなんです。あのi-Androidの会を行っている部屋なのです。様々な雰囲気に包まれる部屋です。あの蒼あんなさん・れいなさんの控室としても使いました。


今日はA日程入試でしたので、推薦入試の該当者はおらず、10名弱の受験者でした。個人的な考えですが(おそらく、大多数の教員も同じ考えかと思います)、大学の活性化のためには、それぞれの研究室に活力ある院生がいることは必須条件と思います。頑張っている院生の姿を見て、後輩が育っていくことになり、結果として正の循環が生まれます。院生の指導はある意味、教員の指導を凌ぐものがあると思います。うるさいオヤジ型の教員(ワタシか?)の小言よりも身近な先輩の叱責や助言の方が応えたり、よく理解できますよね。


修士課程での研究室生活で、取り組みへの推進力、課題を解決していく力や自分で自分を飛躍させる力が培われることは紛れもない事実です(これは知識の獲得とは別物です)。このブログを読んでいる学生の皆さんは、学部の勉強をしっかりやって基礎を固め、修士課程で大きく飛躍してほしいと思います。それが本人、保護者、教員、本学、社会のすべてにとってHAPPYになることに繋がると考えています。より多くの学生が修士課程に進学を希望するように、より研究室を魅力的なものとすべく私も(これでも)努力しているのです(そのつもり)。

2012年9月1日土曜日

他学科の研究室との交流


 他の学科でも同じようなことを考え、指向している研究室があります。先日のブログ(リンク)でも施設見学の紹介をさせていただきました。今回は、先方(ロボット・メカトロニクス学科の高尾研究室)の学会の発表練習に紛れて?その他いろいろ見聞きしてきました。


9月初めに九州大学でヒューマンインタフェース学会があり、そこのデモセッションで発表するそうです。身障者の方でもパソコンを使えるように、頭部の動きでパソコンのカーソルを制御する研究のデモです。我々も似たような検討を進めていますが、手法が異なります。様々な工夫を紹介してくれました。デモもちゃんと動いていました。


アイデアを具体的な形にして、デモ形式で相手に説明することはインパクト大、説得力大ありです。技術は正直なので、おかしな部分があるとデモは必ず失敗します。技術は嘘をつきません。実際に見せることで、見に来てくれた方と多くの議論が生まれます。


説明を聞いている当研究室のメンバーと筆者。頬杖をついているのは筆者。お行儀が悪いです。よい学生の皆さんはこのような真似はしないように(他のところを真似してください)。写真を撮られたことは、全く気づきませんでした。フォーカスされないように、身辺に気をつけないと・・・。


高尾先生です。認知科学をベースに身障者の方への支援システムなどを研究されておられます。「不便なところを解消する、というのもある。しかし、身障者の方々が最初からそんなことできないと諦めていたことを可能にすることにも挑戦していきたい」との発言が残っています(他は忘れた、というわけ・・・)。

 気さくでフランクな先生です。ブログに顔写真を載せる了解を得ようとして、ブログを見せたとき、「○○メンは誰だ、と思いきや自分だった」という形で了解をくれました。私が絶句したのは言うまでもありません。


これは、先ほどの高尾先生の発言を裏付ける実験装置の一つ。先生は視覚障碍者の方へのナビゲーションの研究を進めておられます。しかし、商品棚に案内するだけでは、・・・ということで、ウィンドウショッピングを可能にするために棚の前面にRFIDタグを取り付けています。それを障碍者の方が手の甲に取り付けたタグリーダ経由で商品情報を受け取るという仕組みのようです。我々はウィンドウショッピングをしますが、これを視覚障害の方もできるようにという試みです。確かに商品棚におかれた商品の情報を得ることができ、見えなくとも楽しめる感じがするし、実際の店舗のイメージが大きく膨らみますね。


夏休み中にもかかわらず研究室には多くの学生がいました(カメラの視野角が狭く、全員写せませんでした)。いかにも研究をやっている研究室らしいです。皆さん、礼儀正しい学生さんでした。関連研究をしている3名の学生を同行しましたが、全員引き連れて行けばよかった、と反省もしています。彼らにとっても有意義な交流だったと思います。私も九州に行きたいな・・・

2012年8月31日金曜日

避難訓練になぜこんな機器が必要なの?

【追記 2012-9-3】本件の避難モデリングとシミュレーションについて、国際会議ITS2012(開催地:Perth)で論文発表することになりました。ただし、下記で取得予定のデータは反映できません。間に合いませんので別の機会に発表します。)

後期がまもなく始まります。9月8日は卒研の中間発表会ですが、その途中で、もう一つ、イベントがあります。全学避難訓練です。避難の状況に関するいくつかのデータを得るために、図のような機器の準備をしました。しかし、なんでそんなに凝るのでしょうか?

避難のモデリングとシミュレーションをやっているためです。その実用性を高めるためには、実測データが必要になるのです。実測データをどのように生かすかということ自体も自明ではなく、良く検討する必要があります。
でも、とにかく、誰もやりそうもない実験をやることは楽しいものです。研究室の学生諸君にも応援してもらうことになっています。

(どんな機器なのかは、下図をクリックし、拡大して見てください。何をやろうとしているかは、ご想像いただけると思います。ここで使っているNFCタグとその関連Androidアプリケーションの可能性はまだまだあるように思います。)


2012年8月30日木曜日

鳥人間コンテスト優勝。しかも歴代最高記録


神奈川工科大学が鳥人間コンテスト滑空機部門で優勝しました。しかも歴代最高記録の501.38メートルです。公式記録はこちらをご覧ください(リンク)。

チーム名は「みたかもばら×神奈川工科大学」で、本学のWebページによると、本学の純粋なチームではないようです。

今年は、「みたか+もばらアドベンチャーグループ」と、本学のサークル「新鳥人間プロジェクト」のメンバーおよびOBの合同チームで参加しました。機体製作等の作業は、神奈川工科大学ものづくり専用施設「KAIT工房」で行い、また、今年6月に人工芝化された本学グランドにてテスト飛行を行ってきました。晴天、猛暑の中、大会本番では素晴らしい飛行がなされました。
KAIT工房の説明はリンクをクリックしてください。

皆さんは番組をご覧になりましたか? 滑空機部門の暫定順位がテレビ画面に映ったとき、私はびっくりしました。200m越えしているチームは6チーム、300m越えしているチームが3チームです。鳥人間を見るのは久しぶりなんですが、滑空機って例年こんなに飛んでましたっけ? 激戦です。


滑走路で、パイロットの大木さんが紹介されているときに、右隣に映っているのは、SDN48の芹菜さんですね。SDN48は、去年、神奈川工科大学の学園祭に来てくれました (^_^)。


放送の次の日、研究室で、「鳥人間コンテスト」が話題になっていました。多くの人が見ているようです。

前回のブログ記事(リンク)も週間ランキングで2位になるほど、読まれているようです。

週間ランキングで2位です