9月16日(日)に、第6回のオープンキャンパスを開催しました。
今回、情報工学科では以下のイベントを実施しました。
- 学科ガイダンス
- 学科別相談
- 研究室公開
- ソフトウェア工房研究デモ
- ミニIT体験講座
情報学部棟の12階で、10時から神奈川工科大学の全体像や特徴を解説する“大学概要ガイダンス”が開かれました。その後、10時30分から学部、学科別のガイダンスが行われ、情報工学科はトップバッターとして10時30分から20分間、学科の説明を行いました。そこでは、本学科が対象とする先端技術や研究領域、就職に関する情報、今回のオープンキャンパスで行っているイベントなどの説明が行われました。説明は本学科の陳教授が行い、多くの高校生やご父兄が熱心に説明に耳を傾けていました。
情報工学科学科ガイダンスの様子 |
説明を行う陳教授 |
学科別相談
学科別相談は、情報学部棟2階のラウンジで行われました。ここはガラス張りでとても明るく、広々とした空間でゆったりと過ごせる場所です。普段は、学生の皆さんが友人達と談笑したり授業の課題を解いたりと自由に利用しています。もちろん、インターネットも利用できます。
このような場所で行われた学科別相談では、主に入試に関する相談や入学後の勉学に関する相談、パソコン(コンピュータ)に関する相談を受けました。これらの質問や相談に対して、本学科の山本教授はノートパソコンやiPadを効果的に使いながら丁寧にお答えしました。
相談に応じる山本教授(写真右) |
研究室公開
今回は、松田・須藤研究室と鷹野研究室で研究室公開が行われました。研究室公開では、その研究室の教員や学生の皆さんが取り組んでいる研究について説明をします。説明は、その研究室に所属する4年生や大学院生が行います。専門の技術や知識のない高校生に研究内容を説明することはとても難しいことですが、一生懸命に説明をしていました。
松田・須藤研究室では、人工知能をテーマにしたこれまでの卒業研究の成果を紹介していました。鷹野研究室では、加速度センサー(Wiiリモコン)を使った研究の成果を紹介していました。
研究室公開では、研究成果の説明だけでなく、その研究室の雰囲気を体感することも重要です。研究室の先生や学生の人柄、学生同士の関係、研究室内にはどのようなものが置いてあるのかなど、よ〜く観察してみると面白いと思います。
松田・須藤研究室での様子 |
鷹野研究室での様子 |
ソフトウェア工房研究デモ
情報学部棟の1階にあるソフトウェア工房では、プロジェクト研究で取り組んだ内容の紹介と本学科教員の研究紹介を行いました。プロジェクト研究の紹介では、“お昼ごはんを提案してくれるコピー機”と“スマート管理ちゃん”の説明を、デモを交えながら行いました。これらは、リコー社の複合機で動作するプログラムで、複合機が持つ様々な機能とネットワークで接続されたコンピュータ等を利用して動作するプログラムです。これらのプログラムは、リコー社が行っている、“RICOH & Java Developer Challenge Plus”というコンテストへ参加した際の成果物になります。
また、教員の研究紹介では、本学科の宮崎准教授が研究を進めている“スマートフォン向け読唇トレーニングアプリの紹介と評価”について、宮崎研究室の4年生が説明とデモを行いました。
ソフトウェア工房の様子 |
スマート管理ちゃんの説明 |
お昼ごはんを提案してくれるコピー機の説明 |
スマートフォン向け読唇トレーニングアプリを体験 |
ミニIT体験講座
本学科の須藤助教による、ミニIT体験講座が開かれました。この体験講座では、パソコンの組み立てを行いました。参加者は、実際にドライバを使いながらいろいろな部品を取り付けて、パソコンの組み立てを体験してもらいました。この講座に参加することで、パソコンの中にはどのような装置が使われているのか、どういった部品があるのかなどが分かってもらえたのではないでしょうか。
ミニIT体験講座の様子 |
パソコン組み立て中 |
今回のオープンキャンパスは、7月や8月に比べると参加してくれた高校生は少し少なかったように感じました。しかし、その分、研究の紹介や体験講座では十分に時間をとって対応できたのではないかと思います。その点では、今回参加してくれた高校生の皆さんはお得だったということではないでしょうか。
当日は、雨が降ったり止んだりで、天候もあまり良くありませんでしたが、参加してくださった皆様には感謝しています。
次回のオープンキャンパスは11月24日です。2ヶ月ほど先になりますが、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
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