そのような背景の中、今年3月に修士課程を修了した秋山君(もう、秋山さんと言うべきと思いますが、私の恩師もいまだに私のことを君付けしているのでよいでしょう)が研究室に来て、後輩が壊した(壊れた、ではないです)装置の修理やその他プログラムの再書き込みなどに来てくれました。有難いことです。涙がでそうなくらいです(あくまで、でそうな、ですが・・・)。
あらかじめ、後輩の屋良君(背中)と調整して、必要なパーツ等の確認を行っていました。まずは、それらの確認ということかと。
黙々と作業を遂行する秋山君。私はとうに、彼の持つ集中力を失いました。淡々と仕事を遂行する姿は、全く変わっていません(より、磨きがかかったと言えますね)。
仕事が終わったあとは、皆で弁当+その他+アルコールでした。私は自宅が遠方なこともあり、早々に(でもない)帰宅しましたが、その後彼らは遅くまでやっていたとのことです。秋山君に会社のことをいろいろ聞くべきなのですが、むしろ秋山君から今年の研究室のもようをいろいろ逆に聞かれたようです。
大学の研究室運営の難しさの一つは、優秀な学生が卒業して出て行ってしまうことです。優秀な学生を社会に出すことが大学の一番重要なミッションであることは確かですが、担当教員としては、つらいものがあります。彼は研究室に絶大な貢献をしてくれました。私は彼の貢献・寄与にどれほど報いることができたのか、と忸怩たる思いがあります。今回もこのように夏季休暇を利用して支援に来てくれました。有難いことです。せめて彼の婚活の支援をしていければ、と思っています。大きなお世話、手出し無用、となるような気がしますが・・・。
彼の今回の支援は、大規模展示会CEATECへの出展の前準備の一環です。10月には、その報告が晴れ晴れとできるように、この夏を学生とともに頑張ります。
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