2017年7月17日月曜日

人生初の海外と海外で行う学会発表

 M1の小澤辰典君の国際学会デビューについては、すでに報告しましたが(リンク)、本人の感想記事が出ましたので、ここにアップさせていただきます。全くどこにも行っていない(街の探索?もしていないような記事なので、読者の皆様には申し訳ありません。本学の発展のためには?俺/私も行きたい、と思わせる記事がほしいところです(^_^)。
(青字は私の補足というかツッコミです)

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学会発表は、カナダのバンクーバーにあるコンベンションセンターで行いました。

 
コンベンションセンター

 
バンクーバーは海に面していることもあってか夏でも比較的に涼しく、また夜の9時頃でも日が沈まなかったため驚愕しました。(9時でも全然明るかったですね。)後々調べたところ、「世界で一番住みやすい町」として取り上げられていました。(窓枠がない、本当の海の写真がほしいところです。湾の中に多数のヨットが浮かび、その向こうに高層ビル群が見える景色は見ませんでしたか?会場から5分くらいで、その景色が見えたはずです)。

 

海の写真

 

私は手話認識を研究しており、今回そのことについて発表いたしました。私は手話について研究しているセッションに参加しました。他の発表者は主に、手話を行っているモデルを3Dアニメーションで作成し、そのモデルについて評価していました。一方私たちの研究は、企業様の協力を得て実際に手話を行っている場面を撮影し、その動画を用いて手話の認識を行っています。このセッションを通じて手話動画データを取得していることがいかに大切かを再確認いたしました。

これまで私は手話について研究している同世代の人たちを学会で目にしたことがなく、今回初めて目の当たりにして自分の励みになったと共に、頑張らなければいけないと感じました。

発表の際に意識したことは、拙い英語でも大きな声で発表することで、聴講者に研究内容を届けることでした。そのこともあってか、熱心に聴いてくださった方々に感銘を受けました。またその光景を目にして大きな声で発表したことは無駄ではなかったと喜びを感じました。

 

自分の発表写真

最も痛感したのは、英語の勉学不足でした。発表終了後に感じたことは、「文章を区切る位置がおかしくぎこちなくなってしまった」と思いました。実際、普段から長い英語の文章を読みあげることがなく、意識することがありませんでした。しかしこのような場面を設けていただいたことで、新たに自分の課題として気づくことができました。(我々にとって、英語はツールです。また、その修得は、勉強というよりも楽器やスポーツに近いもの、近く考えるべきものと思います。若いうちは大きく成長できます。羨ましいです。)

私はこれまで海外に行ったことがなく、英語も得意ではないために海外や英語に抵抗がありました。しかし今回の学会発表の経験は、今後海外や英語関連に携わる際に大きな後押しをしてくれるものとなりました。またこのような海外での発表の機会があった際には前よりも成長したところを実感したいと思いました。

今回学会発表が行えたのは、研究に協力してくださっている企業、先生、先輩、研究室の仲間、また夜遅くや休日に発表練習に手伝ってくれた友人の力があったからでした。最後に感謝の想いと、今後も研究に励んでいくことを述べさせていただきます。

 大学からの出張経費の補助を含め、本学の学生への支援体制は、正直な話、他の大学の追従を許さないものがあると思います。このような恵まれた環境を利用して、大きな飛躍のきっかけにしてほしいものです。

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