2017年7月18日火曜日

迷子の保護

本学の学生が、夜に一人でいる迷子の幼稚園生を幼稚園へ送り届けたということで、保護者から感謝されました。またその対応がすごく立派であったと幼稚園の事務の方からもお褒めを頂きました。
この幼稚園児ですが、親に怒られて家を飛び足したところ、家が分からなくなってしまったそうです。たぶん、暗くなっていつもと違う雰囲気で、家が分からなくなったのでしょう。そして、家の住所は言えなかったけど、通っている幼稚園の名前は言えたのではないかと思います。

一人暮らしの人のゴミの捨て方やバスでのマナーなどとかく注意を受けがちですが、このような善い行いがあるということをここに書かせていただくことで、学生の皆さんの更なる善行を期待しております。

経済学的に、得をした時の気持ちより、損をした時の気持ちの方が1.5倍ほど強いそうです。ですので、良い行いは、悪い行いよりも1.5倍多くして、やっとトントンというのが周りの評価なのかもしれません。

繰り返しになりますが、学生の皆さんの善行を期待しております。

1 件のコメント:

  1. 私はこの記事を読んで、ジーンときてしまいました。
    小さな子が親に怒られて、家を飛び出したこと、
    暗くなる中で家が分からなくなったこと、
    さぞかしつらい思いをしたことでしょう。
    ”人は善意で動くとは限らない”というようなことを学生には言ってしまうのですが、このような無償の行為をするのも同じ人間ですね。
    本学には、イイヤツと言える学生が多いように思えます。
    その一端かもしれません。

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