会場は、バンクーバー コンベンションセンターというところです。2010年のバンクーバーオリンピック(誰がメダリストでしたっけ?のときは(リンク))、プレスセンターとして使用された建物をその後改修して、今の形にして使用しているようです。
これは、会場の前にある聖火台です。聖火台がこんなに大きいというイメージはありませんでした。
これが会場の外からの全景です。大きさがよく把握できるようなできないような・・・
会議前日の夜にはレセプションが開催されます。レセプションと言っても、誰かの挨拶に始まり、誰かの締めで終わるというようなものではありません。普段着のままの単なる(食べたい、飲みたい人が集まる)パーティのひとつ、と言ったほうがいいかも知れません。
そのレセプションにいったときに、出ていた看板の前で。学会規模(参加者は1500名程度と何かに書いてあったような・・・)に比べて、地味ですね。日本のような横断幕、垂れ幕はありません。共同で研究を進めている、というか指導を受けている情報メディア学科の西村先生とともに。
こちらは、そのレセプションでの一こま。神奈川工科大学様ご一行って感じ。かつて本学で現在は大阪府立大学の佐賀先生や情報メディア学科の先生や博士課程の学生とともに。
そろそろ発表の報告をしないと・・・。初日の午前中の後半のセッション(セッション名:Fostering Deaf/hearing Communication through Avatar Technology)でした。手話をAvatar(超簡単に言うとアニメみたいなもの)を使って表現するという発表が多いセッションでした。なお、本セッション、日本人の発表は、彼だけでした。
小澤君の発表タイトルは
“Investigation
of Feature Elements and Performance Improvement for Sigh Language Recognition
by Hidden Markov Model”です。いくらカッコをつけようと思っても、結局は日々やっていることしか発表できません。要するに、日々の努力が現れるのが学会発表です。英語は急には上達しないので、今回は、・声が小さくならないように、・文と文の間の間を大切にする、・文の中で一息つくところを間違えない、ということに注力してもらいました。
プロジェクター接続確認のときに、ちょっとトラブリました。西村先生に感謝しましょう。練習のときよりも上手に発表できたと思います。練習の成果が出たと思います。研修生のMai君も何回も(日曜日も)練習に付き合ってくれましたね。彼にも感謝しましょう。
質問は2件ありましたが、内容を完全に把握したものでした。十分伝わったと思います。質問とともに、手話動画として採取した機械学習用データの他の人の利用の可能性に関する質問というかコメントもありました。取り組んでいることの意義を十分認めてくれた、と思います。
ということで、発表は無事終了しました。無事でない発表は、どんな発表かは分かりませんが・・・。彼は外国は初めてということですが、パスポートの取得から始まって、多くの経験をし、そして得るもの、感じたものは多かったと思います。それを通して、多くのものを吸収してほしいものです。
付録
周辺の環境?のもようをあわせて
これは宿泊先のホテルです。学会主催の事務局が参加者のためにディスカウント価格で部屋を確保してくれます。通常の料金では、決して泊まれないホテルに泊まれるのは、このような大きな学会のおかげです。
ホテルから会場までは、徒歩数分の距離です。その道すがらの風景です。バンクーバーはカナダ第三の都市。洗練された雰囲気があります。まぁ、一番いい場所の付近が学会会場ということもありますが・・・
これは会場の内部。左の壁のように見えるところに各部屋があり、そこが講演会場です。
これは会場の窓からの風景。CANADA PLACEと呼ばれる一角です。バンクーバー博覧会の施設を一部改修して今のようになっているようです。オリンピックや博覧会をうまく利用して、都市開発を行い、そして都市としてのブランディングを高めてきたようです。欧米諸国はそのあたりの戦略というか計画性が、わが国より優れていると感じるのは私の僻みでしょうか? 日本は東京だけが目立ちますね(東京っ子にはいいのでしょうけど・・・)。
と、いうことで、無事出張も終わりに向かっています。他の講演を聴講して、何かに関してINSPIREを受けたいと思っています。日ごろ、何も考えていないので!!!、発火は難しいように思えます。別途、小澤君が報告のブログ記事を書いてくれることになっています。私も(の方が)楽しみです。
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