2014年2月11日火曜日

徹夜をした徹也君

 先日の記事(リンク)でもご紹介しましたが、富上徹也君(トミー)がテンパっています。締切は13日です。12日には学会にsubmit(要するに提出)したいということで頑張っています。

 私が来たとき、作業をしていました。
「徹夜したの?」
「そうですね。」ということでした。

 本来徹夜は、計画通りに仕事ができない人がやるもの、ということで、私は個人的には好ましくないことであると思っていますが、止むを得ないときもありますね。間に合わなさそうであれば、それを察して徹夜で間に合わせることも時には必要です。そのように頑張れるのも、若者の特権です。もっとも、徹夜して、その日の昼間ずーーと寝ている人もいますが、それは全く意味がありません。単なる自己満足です。ちなみに、彼は、今現在も起きてやっています。立派です。

疲労度が目に見えます。でも、若さの特権ですね。意外と普段と変わりません。普段も眠そうにしているからではないか?という(ごもっともな?)指摘もあります。

 何とかアルゴリズム(要するに方法)の考案、実装(そうするにプログラム作成)、検証データの取得とその評価を終えて(結構、がんばりました)、論文のストーリがまとまり、文章も何とか書き終わりつつあります。


これから仕上げとして、学会指定のフォーマットに合わせて、文章、図表を編集、調整していく作業が主になります。フォーマットに合わせる、見やすい図にする(縮小しても見えるようにとか)、参考文献をきちんと書く、英文アブストラクトは大丈夫?などなど結構時間がかかります。

 学会の研究会は沖縄で開催されます。今、彼の頭の中には沖縄の海があるのでしょうか?(合わせて水着ギャルの姿もかな?)動機はどうであれ、彼がやっていることは実に立派です。動機は他人には分かりませんね。こんだけやっているので、沖縄旅行出張の権利は十分あると私は判断します。とにかく、非常に多くの知見、ノウハウが彼のおかげで私にも蓄積されます(すぐ忘れてしまいますが)。

 ときに、私は沖縄旅行出張にはいまいち興味はありませんが(本当です)、彼の頑張りに報いるべく、沖縄では彼の運転手をやらざるを得ません。仕方ないですね。とにかく、場所は有難いことに?不便なところのようです。

 ところで、彼はこの研究室を希望してきたわけではありません。一方、希望がかなって配属になった学生でも、全然彼のように頑張らない学生もいます。この差はいったい何なのでしょうか? 小生としては、この研究室に来てよかった、と思ってもらえるようにすることが大きな目標です。楽をしたらから満足っていうことはないです。むしろ、苦しい思いというか波乱万丈の方が思い出に残るように思います。
だいたい人生というものは希望通りに行くことの方が稀ですね。希望の会社への就職は簡単ではないし、たとえそこに就職しても希望の部署には行けないし・・・。その状況下で・・・というのは、人生の不朽の法則だと思います。

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