8月16日(土)は、オープンキャンパスでした。たくさんの催し物があったのですが、そのうちの一つに、"大学院進学も視野にいれ、スカラシップ制度も活用したい人の"「スーパーサイエンス特別専攻体験プログラム」というのがありました。その中も専門分野に分かれていますが、ここでは、"ICTスペシャリスト"向けの講義・実習(スマートフォンAndroidのアプリケーション開発体験)について、簡単に報告します。
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講義/実習が行われた研究室前のポスター |
事前予約制です。意欲溢れる高校生(2年生と3年生)数名が参加しました。しかし、時間が限られており、全体で55分しかありません!この制約の元で、一定の意味あるAndroidアプリケーション開発体験となると、事前準備をしっかりやる必要があります。例題として、下図のようなものを設定しました。詳しくは、
ここにある説明書(9ページ)をご覧下さい。
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実習例題の仕様 |
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当日の実習例題説明スライド |
さて、1時間以内に、初心者がこんな例題をスマートフォンで実際に動くように作れるでしょうか? YESです。できました。それを可能にしたのが、MIT App Inventor2 for Androidというソフト開発環境(略してAi2)なのです。
前期の3年生ゼミで、このすばらしいAi2をほぼ完全にマスターした本学科の3年生男女4人が、この実習を手伝ってくれました。時間内に、高校生諸君が、「なんとかできた!」という体験を得たのは、この4人が丁寧にサポートしてくれたお陰なのです!
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高校生をサポートする本学科3年生(立ったり、のぞき込んでいる人たち) |
次の写真は、受講した高校生のみなさんの手元を写したものです。題材の大きなサイコロ(NFCタグを仕組んである)を、Androidの上に転がしていますね。現在の"目"は1となっています。向こう側のもう一人の高校生は自分のAndroidを振った(シェイクした)ようです。その結果、その人のAndroidの画面にも、目の数が表示されたようです。これで完成です!
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大きなサイコロを使って、Androidで何をする? |
ちょっと駆け足となり、理解は不十分かも知れませんが、この講座はそれで良いのです。スマートフォンとクラウドの魅力の一端に触れたことは間違いありませんから。
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